たくさんの人にフォローされていますとか言われるとそれだけですごくて偉いと思っちゃう人がいるみたいなんだけど、ぶっちゃけそれだけの人の見せ物になっているだけだよね。
もうね、客先常駐をとにかく悪と認定したいポジショントークなだけとしか見えないけどね。 これね。 【悲報】客先常駐システム開発で今もステップ数によるバグ検出数基準が使用されていることが判明 - 株式会社アクシア ブコメとかでも何度も書いているけどさ、客先常駐がことさら悪いわけでもない。一括で受注して持ち帰り開発だったとしても、自社の製品開発だったとしても、同じ問題は起きる。クソなプロジェクトはクソなプロジェクトが引き起こす問題なんだよ(当たり前)。 客先常駐が往々にしてクソなのは、客がクソな上にその客と長く付き合わざるを得なくなるから相対的なクソ度が上がるってだけだし、逆に言うとクソじゃない、素晴らしい客先で常駐の仕事をやれるのであればそれはSIerとしては喜ばしいことなんだよ。 持ち帰り開発なんてフロアコスト自己負担だからな!100人月で見積もりだして80人月でやります!儲かります!みたい
この界隈の話ね。 転職活動で心を病んだ件について open.sh 元増田はアンマッチなら書類選考で落とせよって言うけど、スキルって総合力だから書類じゃわかんないんだよね。一番いいのはテストをすることなんだけど、テストって案外コストかかるんですよね。100点を求めているわけではないから評価も難しい。単純に課題の達成で採用できるってわけでもない。 よっぽど「ある特定の職務に対する特定のスキル」を求めていない限り、本当に欲しい人材は「それしかできない」人ではないから、その観点ではスキルが単に職務経験に基づく現場力だったらそのスキルはないに等しい場合もままあるわけです。 というかさ、一言でJavaって言ったっていまどきコンソールでjavac使ってコンパイルしろって言ったらクラスパス通らないでエラー出る人の方が多そうだしさ…(そもそもjavacが見つからない気もする…) javaでウェブアプリ経験5
同姓同名同生年月日くらいだったら「便宜上」同一人物として扱っているシステムは結構多いと思うよ。 事故の経緯に関し、銀行側の説明をまとめると、次のようになります。 寝屋川支店では、死者の親族からの要請を受けて、死者の銀行口座を閉じた。この際、三井住友銀行の全国の顧客の口座一覧の中で、死者と同姓同名、同じ生年月日の人物を、住所を確認せずに閉じた。 http://21432839.at.webry.info/201601/article_4.html その人がどの支店に属する人かが重要であった時代ならともかく、今銀行にとってリテールのお客さんの住所は富裕層ならともかくそうじゃなければそれほど大きな意味合いを持っていないことも多いでしょう。 銀行についてはペイオフの絡みでずい分昔に名寄せのシステムは整えたんですが、実際のところ、システム的な名寄せを全て信じて何かをすることは難しいので名寄せされた人
ATM不正引き出しの話ですが… まず100人だとして一人頭1400万。リスク見合いなのかというのは大変気になります。1400万をコンビニATMで引き出すのはかなり大変で、大抵の場合一回あたりの引き出し上限額が決まっているので(セブンは忘れたけどイーネットだと20万。セブンは30万だった気もする)、何回にも分けてやらなければならず、本当はカード側で一日の上限金額が決まっているはずなんだけどそれはどうなんだろう海外カードだったりするんだろうし。200人としても700万、20回以上引き出すのは大変。当然ですが、1店舗のATMにそこまで入っている可能性はあんまり無いのでセブン-イレブン回らなければならない。3時間でこれを実現するのは正当な引き出しであっても困難な気がするのですよね。 相当綿密に計画されたのであろうとは思いますが…
オブジェクト指向の問題点 - ビスケットのあれこれ オブジェクト指向がUMLとある意味セットだったのはそういうことなんだと思うんだよね。 だから、それは言語や言語の設計思想の問題というよりはツールの問題だと思う。 ビジュアルプログラミング言語にしたって、バックグラウンドに控えている実装に対してある程度の制約をつけた上でそれを隠蔽しているインタフェースに過ぎないんじゃないかな。 だから、UML的なものからコードの自動生成に繋がるようなツールの整備があったとして、それがオブジェクト指向言語の素晴らしさを示すわけではなくて、単にツールの実装を可能にするレベルで抽象化できていた結果でしか無いと思うし、逆にそういうのがないと色んな物が可視化されないということがプログラミング言語としての欠点の本質であるということも全然言えないよね。
優れた設計、優れたプログラムであればあるほど、コメントは不要である、というのが真理の一つだと思う。もっとも、「優れた」の中にも「複雑なハックを駆使してとにかく高速化」とかそのたぐいの物はあって、そういうものにコメントがないのはパズルや入試問題を解かされているような不毛があるので仕事という面であれば避けたいものではある。 であるならば、コメントを書くのはどういう場合なのか。 至極簡単な理由は、優れたプログラマーなどそんなにいない、というまた別の真理によるものだ。コードにコメントを書かないことを目指すべきであることと、実際にコメントが不要なコードが書けることはイコールではない。業務プログラマーの世界であれば尚更である。そこで目指されているのは完璧なクオリティーのコードを書くことではなく、QCDが計画の範囲内に収まることであるから… ただ、不要なコメントもたくさんある。特に処理そのものの説明をコ
金融ネタなのでこっちに。 色んな意味でこの記事は誤解があるんじゃないかと思う。 現在銀行によって対応はバラバラのようだが、マイナンバーなしの口座に海外から送金すると、銀行側で受け取りを拒否するらしい。本人名義の口座間であってもだ。 つまり、海外に住むひとが、日本に送金しようと思ってもNGを食らう。日本の家族や関係者の仕送りがストップされるという状況だ。 海外在住者の日本の金融システムからの締め出しが始まった これは大きな誤解があって、むしろ「本人名義の口座間」が一番問題で、マイナンバーを取得できない人が日本の自分の口座に入金するのが「海外送金」というスキームでは難しくなるってことですね。ここでの問題は「日本の口座から海外送金」「海外から日本の口座に海外送金」する際の日本の口座側にマイナンバーが登録されているかどうかなので、「日本の家族や関係者の」口座については当然日本の家族や関係者なのでマ
タイトルが変わっていました。 日本のSIerが死にゆく理由 - 山本大の日記 だったんだけど。 セキュリティ事故ってもう日常茶飯事で、萎縮ムードは常識化してる。 大きなSIerになればなるほど、もう社員のことは信用しない。 それって大手のSIerが死にゆく理由だと感じてしょうがない。 社員さんよ、「信用してないけど結果残せ」って言われてる感じじゃない? 前時代的セキュリティ滅ぶべし - レベルエンター山本大のブログ ええと…僕、今大手SIerアンダーの仕事やっていますけど、萎縮ムードとか別に感じない(ちゃんとやろうぜ!というのはある)。 セキュリティ事故は本質的にはSIerが起こすんじゃなくてユーザー企業が起こすものだ。開発現場におけるセキュリティ事故なんてのも例えば大手金融なんかは本番データの扱いが非常に厳密な結果としてSIerはそれなりに安心して作業できる一方で本番と開発のネットワーク
あけましておめでとうございます。今年のこちらはより一層技術(IT業界)ネタに絞って書いていこうと思いますのでよろしくお願いします(たまにセンシティブウェブネタとかはこっちに書くかも)。 さて、今年の個人的トレンドはこの「mijin」。ブロックチェーン技術が一般的な金融機関で活用されることには否定的な見解(例えばこれ)もありますし、最初に住信SBIネット銀行の話を聞いた時は「え?何に使うの」って思ったことは否めませんが、そんなことばかり言っていると色々取り残されてしまいそうなのでまずこいつらが何をしようとしているのか、というところは押さえていきたいですね。 ということで、非常に個人的スタディではありますが、mijinのホームページに書かれていることを読み解いていきたいと思います。 mijinとは? そもそも、ブロックチェーン技術をBitCoinのような分散型の電子マネープラットフォームじゃな
ベニスの商人を例に出すまでもなく、金貸しというのは因果な商売であり、「固い職業」とみなされる銀行員ですら金を貸してもらう側からすると悪の権化に近いものであり、半沢直樹を読むまでもなく職業としての誇りだけが原動力な人が集まっているというのは幻想なわけですが、そう言った「悪い人たちが作り上げたシステム」を民衆の手に戻す的なニュアンスが「FinTech」を語る人たちから醸しだされることがよくあるようにも見える昨今です。 当然なんですけど、世界を変えるボランティアとして清廉な人々が集まってサービスを提供する、というわけではないので、こういう考え方は色々な部分を見誤る原因になりえます。善悪という話は置いとくとして、効率的か否かという話をすると確かに既存のシステムの非効率性を改善していくための技術を応用していくものとしてFinTechを捉えていくといいのではないかと考えています。 という意味ではやっぱ
巨大なシステムやってて一番思うことは、「隣のプログラムが何やっているかすら知ろうとしない技術者が9割」ということです。これは愚痴です。役割分担が細かいのは良いんですが、仕様すらきっちり確認しようとしない。仕様ってのはそれがわかってないと作れないレベルのI/F仕様だったりするんだけど、誰がどこでどうその項目を設定するの?ということについて興味がなさすぎる。リーダークラスの人が知っててその人に聞けばいいや的な。 で、もうちょっと上のところに行くと、今度はI/Fしている隣のシステムの仕様はやっぱり興味ない。もちろん、I/F仕様どおりにデータが来れば問題ないんだけどさ、データのパターンとかそういう話ってざっくりとした仕様くらいは理解した上で、懸念される問題(あっては困るパターンとかが実際に発生しないかとか)をやり取りするのがシステム屋の仕事だと思うんだよね。 んで、そういうのを寄せ集めて作った巨大
かつやと言う最近勢力が伸びてきたカツ丼系ファーストフードがあるのだが、そこの新メニューは「ダブルカツ丼」。カツもご飯も二倍二倍。二杯目からは100円引き。三杯目からは200円引きとか書いてあって、どんだけ食べるんだよここの客wwwとか思うのだが、実はその分のサービス券で次に安く食べてね、ってことだったようだ。 すき屋のメガマックといいメガ牛丼といい、一時期ダイエットだメタボだデフレ(?)だなんていっていたのをよそに、大盛りブームが盛り上がっているわけだ。経済が冬の時代、せめて食い物くらいは腹いっぱい喰いたいという人間の心理なのだろうか。正直、酒を飲もうと思った予算で飯を食えばかなり贅沢ができるので、それでよいと思ったりするのだが。 さて、テラ豚丼。いきなりテラかよと。ギガはどこへいった。というか、メガの次はギガのはずが最近ギザと言う謎の単位が幅を利かせ始めたような気がしなくも無い。それはど
会社違えば認識違う、ということでツッコミ入れとく。 といっても、言及先が間違っているという話ではなく、色んな職場があるよって話 顧客先に常駐する、ってことは、顧客内のオフィスにおいてあなたの一挙手一頭足が全部見られているってこと。厳しいお客さんだとあくびや眠そうにしただけでクレームが入る。 IT業界で客先常駐という働き方はもうやめにできないか - あいむあらいぶ そういやよく「お疲れですね(ちょっと皮肉」って言われてましたけどクレーム入ったことないですね。客にもよるんだろうけど、目に見えて役に立っているとね。 自社の有給休暇を取得しようとしたら、「また休むんですか」とクレーム。 IT業界で客先常駐という働き方はもうやめにできないか - あいむあらいぶ これはない。労務管理は客先側も厳しい(もちろん客の会社の話でこっちには関係ないけど)から理解はある。もちろん客にもよ(r 自社では服装自由だ
読みまして。 「Railsはプログラミングなんかじゃないよ。Railsだけ勉強していても、本当の意味での開発はできるようにならない」ってことです。 http://sorehito.xyz/rails_is_not_programming/ んで反論的なのも読みまして。えふしんさんのだけど。 それこそRailsみたいなのがなかったらWebサーバ構築 1000万円!などと人件費がかかっちゃって、それだけで息が切れる。そして到達点が下がる。職人さんが得意なのはシステム構築であって、素敵なサービスを作るところではないから。「誰でもできそう」なところを積み上げていくことで、それこそ高度な専門職じゃなくても、もう少し違うスキルを持った人を巻き込むことができる。 もうちょっとビジネス的な視点で言うと、それらを実現するためのコストを下げることが超重要。 Railsを使うことはプログラミングではないのか?と
こういう話をするときに前提というか設定というかそういうのが雑なままで進めるとさっぱり話のフォーカスが合わない。という話になっている時点で「そりゃ分担したら上手く行かないよな」と思ってしまうわけで、つまりこの話は定量的・定性的な分析ではなくて個人の体験談なんだろうな、と思った次第。 私がとくに不思議に思うのが、基本設計を何人もの要員で分担するやり方だ。DB設計と機能設計と業務設計の担当を分けるとか、サブシステム毎に担当を分けるといった体制がしばしば敷かれる。詳細設計の段階でというのならまだわかるが、基本設計でそれをやってはいけない。 基本設計を分担してはいけない: 設計者の発言 もういきなりわからないのが「何人もの」で、1人じゃないとダメなのか、何人までならいいのかとかそういうどうすべきかの話がわからず、DB設計がインフラの話なのかモデルの話なのかネーミングの話なのかもわからない。え、それ全
久々に大きな動きがありましたね。 音楽最大手の一角、エイベックス・グループ・ホールディングスが同協会に任せていた約10万曲の管理を系列会社に移す手続きを始めた。 エイベックスがJASRAC離脱 音楽著作権、独占に風穴 :日本経済新聞 これのポイントはここ。 一方、JASRACは約300万もの楽曲をそろえており、依然として放送局などが音楽を利用しやすくしている。同協会は全国の飲食店やカラオケ店から使用料を徴収する強力な営業基盤も持っており、著作権者にとっても委託を続ける利点がある。 このJASRACによる音楽を利用する営業店からの使用料の徴収は現在ほぼ100%「包括契約」で行われている。これは実際色々な問題を起こしていて、例えば「JASRACに委託していないオリジナル曲」しか使わないと明言したとしても「JASRAC管理の曲」を使って営業できる「可能性」があるだけJASRACがやってきて契約を
業績は部署についてまわる 複数の部署が同じ目的の巨大システムに携わる 評価の基本は減点法である 業績をプラスにするよりマイナスにしないことが優先される 隣の島の人は同僚ではなく調整相手 文書のない調整結果は意味を持たない 1分で済む会話より3往復かかるメールを選択する やったという証拠を残すためだけのレビューを実施する 指摘事項なしは疑われるのでフォントサイズにいちゃもんを付ける 監査はそれを見て満足する 予定と違う報告は許されないので報告の数字は捏造される できないから遅延するよりも中身が空でも枠だけで出来たことにするのが政治的に正しい どんなに正しくても政治的に間違っていると判断されたことは闇に葬られる 言ったもの負けで誰も言わないので全員が負ける(実は言ったら勝てることが多いが賭けを許容しない 常識で考えればこうするでしょということを決めるのに年収1000万超の人の判子が100個必要
高倉健が死ぬくらいなんだから僕も歳を取るのは当たり前ではあるのですけど。 なんかこうね、色んな揉め事がブログ界隈で起こっているのはブログとはこういうものでいいんじゃないかって思っているのでなんにも違和感ありませんけどね。 ただね。なんとなくだけど。 昔に比べて、SNSの発展とかのせいもあると思うけど、ブロガーのリアル人格が透けているような事が多くて、かつての「ブログ人格の生死をかけて全力で殴りあう」みたいな雰囲気が薄れている感覚はあるんだよね。持てる論理と知識を駆使して、相手の瑕疵をどれだけついて、あるいはその攻撃を交わして失言を誘導して、みたいなさ。プロレス的な何かがある部分もたまにはあったけど、基本的にはガチンコの誰もが無傷では終われない、でも何かの爪痕が(一部の界隈の)歴史に必ず刻まれたような。 最近はなんだか一線を超えるとすぐリアルに波及するような話になっちゃったりするから、ブログ
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