JR四国は8日、2023年度の路線別収支を公表した。22年度同様、黒字となったのは本四備讃線(瀬戸大橋線)のみで、他の7路線17区間は赤字。100円の収入を得るための経費「営業係数」は予土線(若井―北宇和島)が、赤字額は土讃線の高知―琴平間が最大で、いずれも19年度以降5年連続となった。 23年度は新型コロナの5類移行や運賃改定の影響で、利用客数や営業収益が総じて回復した。…
JR四国は8日、2023年度の路線別収支を公表した。22年度同様、黒字となったのは本四備讃線(瀬戸大橋線)のみで、他の7路線17区間は赤字。100円の収入を得るための経費「営業係数」は予土線(若井―北宇和島)が、赤字額は土讃線の高知―琴平間が最大で、いずれも19年度以降5年連続となった。 23年度は新型コロナの5類移行や運賃改定の影響で、利用客数や営業収益が総じて回復した。…
■電流で雑草に誘導■集めて一網打尽 稲の苗などを食べる通称ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の行動を、あらゆる機器を通信でつなぐIoT(モノのインターネット)の活用で制御する実験が、四万十市内の水田で進んでいる。雑草が多い場所に移動させて食べさせたり、逆に1カ所に集めて駆除したり。関係者は将来的な実用化に期待を込めている。 四国電力の情報通信子会社「STNet」(高松市)と、佐世保高専(長崎県)でジャンボタニシ防除を研究する柳生義人准教授(43)、四万十市江ノ村の米農家、鳥谷恵生さん(31)の共同研究。 鳥谷さんは、水田の雑草をジャンボタニシに食べさせる無農薬栽培(通称ジャンボタニシ農法)で稲を育てている。ただ、個体数が増え過ぎると稲の食害につながってしまう。 一方、同社の研究開発部は、地域課題の解決を掲げて農業分野での先端技術活用を模索。ジャンボタニシの食害に注目しており、昨年6月には、
国有地の不透明な値引き売却が問われている「森友問題」を巡り、元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さん(享年54)が自殺して3年が過ぎた。妻、雅子さん(50)は公文書の改ざんを強いられた夫の死の真相を求めて、国と佐川宣寿・元国税庁長官を相手に裁判を闘っている。俊夫さんが改ざんの経過をまとめた文書「赤木ファイル」の公開を求めていた雅子さんに対し、国は提訴から1年以上たった今月、ようやくファイルの存在を認めた。真実はどこまで明らかになるのか。雅子さんに話を聞きたいとコンタクトを取ると、雅子さん自ら高知へ来ると返答があった。問題への理解を広めようと全国への旅を始めるという。俊夫さんの素顔や自身の心境を約2時間にわたって語った。 夫の「トッちゃん」と出会ったのは1994年12月。私は地元岡山の高校を卒業し、倉敷市の薬局に勤める23歳でした。職場の先輩が夫と同じ書道教室に通っていて、「あなたにぴったり」と
JR四国の苦しい経営状況が改めて浮き彫りになった。同社が路線別収支を初めて公表し、四国と本州を結ぶ瀬戸大橋線以外は全て赤字であることが分かった。 特に目立つのが高知県関係の路線の厳しさだ。このままでは将来、路線の廃止論議やサービスの見直しも避けられない。 「経営努力をしてきたが、JR四国だけで問題に対処するのは難しい」との半井真司社長の説明はSOSに等しい。鉄道網をどう維持するのか、地域の公共交通をどう守るのか。JRの努力に限界が迫る中、議論を急ぐ必要がある。 公表したのは、管内18線区の2013~17年度平均の営業係数(100円を稼ぐために必要な経費に相当)と営業損益だ。 営業係数はJR四国全体でも144と厳しいが、個別では予土線が1159で断トツのワーストだった。実際の赤字額である営業損益では、同社全体の約109億円の赤字のうち、土讃線琴平―高知が17億6千万円分を占め、ワーストだった
高知県立大学(野嶋佐由美学長)が、永国寺キャンパスの図書館が昨春新設される際、旧館よりも建物が小さいため全ての蔵書を引き継げないとして、約3万8千冊に及ぶ図書や雑誌を焼却処分にしていたことが8月16日までに分かった。中には戦前の郷土関係の本をはじめ、現在は古書店でも入手が難しい絶版本、高値で取引されている本が多数含まれている。焼却せずに活用する方策をなぜ取らなかったのか、議論になりそうだ。 新図書館の狭さ理由 同大によると、焼却したのは3万8132冊(単行本や新書などの図書2万5432冊、雑誌1万2700冊)。2014~16年度中に断続的に13回に分けて、業者に委託して高知市の清掃工場に運び込み、司書らが立ち会う下で焼却したという。 焼却した図書2万5432冊のうち、複数冊所蔵している同じ本(複本)を減らしたのが1万8773冊。残りの6659冊は複本がなく、今回の焼却で同大図書館からは完全
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