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ブックマーク / courrier.jp (20)

  • フランスの「アデル」が凄すぎる!! « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    クーリエ・ジャポン編集部ブログでは、クーリエ誌でも紹介した海外メディアによる国際情勢やビジネス、社会、教養にまつわる話題などをわかりやすく提供しています。紹介した記事はfacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを介して多くの方が閲覧しています。シネマ担当のFです。 終わりましたね、アカデミー賞授賞式。 今年は素晴らしい作品が多く、例年以上に結果が気になって仕方がありませんでした。激やせマシュー・マコノヒー先生が満を持して主演男優賞を獲得した『ダラス・バイヤーズクラブ』は現在公開中で、作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』も今週金曜公開。そして、「女性が主人公の作品にだって、ちゃんと客は集まるのよ!」というスピーチがなんとも素敵だったケイト・ブランシェット主演の『ブルージャスミン』は5月10日に公開になります。楽しみが続きますね。 例年、3月~4月はいい作品が多いのです

  • サイモン・シンが解説する「『ザ・シンプソンズ』の数学的な面白さ」 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    クーリエ・ジャポン編集部ブログでは、クーリエ誌でも紹介した海外メディアによる国際情勢やビジネス、社会、教養にまつわる話題などをわかりやすく提供しています。紹介した記事はfacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを介して多くの方が閲覧しています。翻訳担当の阿部です。 2週間ほど前、米国のアニメ番組『ザ・シンプソンズ』による宮崎駿へのオマージュが公開され話題になりました。 『ザ・シンプソンズ』は、他の映像作品から引用することが多いアニメです。個人的には、映画『大人は判ってくれない』のラストシーンのパロディーに感銘を受けた経験があります。 『ゴッドファーザー』のパロディーも印象的です。 『2001年宇宙の旅』は、数度パロディー化されています。愛好家のなかには、それを素材にしてシンプソンズ流の『2001年宇宙の旅』の予告編を作っている人もいるようです。 さて、そんな『ザ・

  • 国務長官に女性が多いのはなぜ? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカ班のRです。 誌の2012年10月号で取り上げたアン・マリー・スローターの記事「女性は仕事と家庭を両立できない」を覚えていらっしゃるでしょうか? ヒラリー・クリントン国務長官のもとで国務省政策企画室長を務めていたエリートの女性が、「いまの社会状況では、仕事育児も立派にこなすなんて無理!」と言い切ったことで、米国のみならず日でも話題を呼んだ記事です。 先月の「ワシントン・ポスト」紙に、国務省の仕事を辞めてプリンストン大学教授に復帰したスローターの記事が掲載されたのでご紹介します。 スローターの元上司であるヒラリー・クリントン国務長官の後任として、オバマ大統領が指名したのはジョン・ケリー。2004年大統領選に出馬して、ジョージ・W・ブッシュに敗北した人物として記憶されている方も多いかもしれません。ケリーが国務長官になるかもしれないと聞いたスローターの14歳の息子が、こう尋ね

  • あなたの仕事は10年後も残っているだろうか? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    ビジネス担当のIでございます。発売中のクーリエ・ジャポン1月号では、「仕事の質」と労働市場の変化によって、これから「なくなる仕事」と「より必要となる仕事」について特集しています。 ロボットの進化により工場などでの単純労働が少なくなるという話は、取り立てて目新しい現象ではないかもしれません。19世紀の産業革命期の英国でも、織物を作る機械の誕生による失業を恐れた労働者たちが機械を破壊するという「ラッダイト運動」が起こりました。工場労働者の役割がオートメーション化で変わっていくというのは、歴史的にくり返されてきたことです。 しかし、誌で紹介している新しい形のロボット「バクスター」は、もしかすると産業ロボットの歴史を塗り替えるものになるかもしれません。 「バクスター」を開発したのは、日でも急速に普及したお掃除ロボットの「ルンバ」の開発者です。バクスターの“売り”はだれでも簡単に操作を教え

  • 「日本の領土問題」を世界はどう見たか « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカ班の南です。今月号の「世界が見たNIPPON」では領土問題に焦点を絞り、海外のメディアがこの問題をどのように取り上げているのかを紹介しました。 米誌「フォーリン・ポリシー」と中国(香港)の「亜洲週刊」誌はともに、日中国が武力衝突すればどのような結果になるか、といった記事を掲載していました。これらは「現実に起きるとは考えにくいが…」「最悪のケースを考えた場合…」といった前提で書かれたものですが、どちらも兵士や艦艇の数では圧倒的に劣る日のほうが、武力衝突した場合は優位に立つのではないかというシミュレーション結果を導きだしています。要因は複数ありますが、「フォーリン・ポリシー」誌はその一因として中国が「閉じた社会」であることを挙げ、こう指摘しています。 軍事戦略家のエドワード・ルトワックによれば、「開かれた社会」と「閉じた社会」のあいだの紛争では、特に予測が難しいという。「開か

  • アジアで「起業家」として成功するには « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アジアで起業するなんて、普通の人には、ちょっと考えられない話。どうあがいても無理だと思うかもしれません。だって日でも起業するなんて大変なのに、外国を個人旅行するだけでへとへとになるのに、外国で自分の会社を立ち上げて成功するなんて……。 でも、今回アジアで働く日人たちを取材してみると、実際には成功している日人も結構多いことがわかりました(もちろん、その裏では失敗した無数の人たちがいるのは間違いありません)。 そして彼らに話を聞きながら、そのなかには、現地の日人をターゲットにビジネスをしている人が多いことにも気づきました。つまり、日レストランだったり、日語の新聞・雑誌だったり、日人向けの観光ツアーなどのサービスです。 はじめ、現地在住の日人をターゲットにするというのは、不思議に思いました。だって日人客といっても、しょせんアジア各国をあわせても33万人しかいない市場(2

  • 「カフェ・ド・クーリエ・ジャポン」へようこそ

    「クーリエ・ジャポン」のカフェが期間限定でオープンしました。「Sign外苑前」とのコラボ企画で、その名も「カフェ・ド・クーリエ・ジャポン」。某カフェチェーンと少し名前が似ていますが、クーリエらしくフランス流に名づけただけですので……。 さて、新装刊にあたって何か面白いことをしたいということから発案されたこのカフェ企画。ちょうど「Sign」の担当者がクーリエの愛読者ということもあって、トントン拍子に話が進み、今日のオープンに至りました。 店内の雑誌棚にはクーリエ・ジャポンがずらっと並び、テーブルマットやコースターは水色を基調としたクーリエ・ジャポンのオリジナル仕様になっています。また、iPadでもクーリエを楽しんでいただくために、1階のレジ前と2階のカウンターに1台ずつiPadを設置しています。

    「カフェ・ド・クーリエ・ジャポン」へようこそ
  • ドイツはフランスの原子力に依存しているわけではない « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    ビジネス班のIでございます。今月発売中の10月号で「日のみなさん、どうして『脱原発』しないんですか?」という記事を担当しました。 日でも、政府が行った討論型世論調査で2030年における原子力発電の割合を0%にすることを望む人が46.7%になり(討論前の電話調査では32.6%)、脱原発への機運が高まりつつあることを感じます。 福島の事故後、いち早く脱原発を表明したのはドイツでした。事故を受けてドイツは国内の古い原子力発電所8基の即時停止と、残る9基を2022年までに廃炉にする計画を決定しました。事故の当事者でもないドイツがなぜそのように決められたのでしょうか。今回の記事ではMITテクノロジー・レビュー誌の記事を補足する形で、ドイツ在住のジャーナリスト村上敦さんに寄稿していただきました。 村上さんによると、まずドイツの「脱原発」路線というのは、福島事故の影響で急に決まったものではない

  • もはや、アジアに“日本人プレミアム”はない? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカデスクの南です。今月号では巻頭特集「『越境の時代』がやってきた!」を担当しました。 PHOTO: MASATAKA NAMAZU 今回の特集を組むにあたって、バンコク、シンガポール、ジャカルタで現地取材を行ったのですが、その取材のなかで強く印象に残った言葉が幾つかあります。その一つが、「“日人プレミアム”はなくなった」という言葉です。 国際石油開発帝石(INPEX)の駐在員としてジャカルタで働く蜂谷亮太郎さん(45)は、シンガポールやマレーシアという成長著しいアジアの他の国でも駐在してきた経験があります。その彼が、「10年ほど東南アジアに身を置いて強く思ったこと」として語った台詞が、「アジアでは10年くらい前まで、日人というだけで尊敬され、色目を使われました。でももう、そんな“日人プレミアム”はなくなった」というものでした。 彼は、「国内だけで勝負をする時代は、とっ

  • 海の上にシリコンバレーを作っちゃえ! « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    ビジネス班のIでございます。アメリカ西海岸の起業家精神にはホントに頭が下がる──そう感じさせる新しいプロジェクトに関する記事を発売中の誌で紹介しました。 米国の大学には世界各国から起業家スピリットあふれる優秀な学生たちが集まります。でも、ビザの障害などがあって就職が難しかったり、ベンチャー企業を立ち上げられなかったりする問題が頻発しているのも事実。 優秀だけど米国を去らなければならない学生たちをたくさん見てきたマックス・マーティとダリオ・ムタジージャの2人はこう考えました。 「だったら、公海上に起業できる環境を作ってしまえばいいじゃないか」 そして、実際にシリコンバレーから約20kmの外洋に「ブルーシード」という、米国のビザがなくても起業したり、働いたりできる巨大な船を浮かべるというプロジェクトをスタートさせてしまったのです。船を利用する起業家は月額1600ドル(約13万円)の室

  • もし、ノルウェーの刑務所が日本にあったなら « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    翻訳担当のSです。 先月10日、大阪で痛ましい事件がありました。覚えていらっしゃいますでしょうか。出所したばかりの男が、大阪・ミナミの路上で通行人2人を刺殺した事件です。この事件が起きたとき、私はちょうど現...翻訳担当のSです。 先月10日、大阪で痛ましい事件がありました。覚えていらっしゃいますでしょうか。出所したばかりの男が、大阪・ミナミの路上で通行人2人を刺殺した事件です。この事件が起きたとき、私はちょうど現在発売中のクーリエ・ジャポン8月号に掲載されているノルウェーの刑務所に関する記事を翻訳していました。そして、もし、この大阪の犯人が、このノルウェーの刑務所のようなところに収監されていれば、このような事件は起こさなかったかもしれないと考えずにはいられませんでした。 このノルウェーの刑務所は、「世界一人道的」とも、犯罪者を「甘やかしている」ともいわれるハルデン刑務所です。森の中に

  • 「信じない人のための宗教」が流行する!? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    こんにちは、ヨーロッパ班の松村です。半夏生の今日は、3年半ぶりに「うるう秒」のある日でもあります。午前9時の前に“8時59分60秒”が加わって、いつもより1日が1秒分長くなるそう。それにしても、なぜ9時前にうるう...こんにちは、ヨーロッパ班の松村です。半夏生の今日は、3年半ぶりに「うるう秒」のある日でもあります。午前9時の前に“8時59分60秒”が加わって、いつもより1日が1秒分長くなるそう。それにしても、なぜ9時前にうるう秒が入るのか? それは、国際基準である英国のグリニッジ標準時から、9時間の時差があるから。グリニッジでは、7月1日を迎える直前にうるう秒が入るそうです。でもどうせなら、日曜日が長くなるほうが嬉しいですよね。 さて、変化の時代の宗教の“新常識”を特集したクーリエ・ジャポン8月号。そのなかでは、2025年の世界の宗教人口を予想した「世界一キリスト教徒の多い国は『中国』に

  • 外科医が語る「いい病院」とリスクの関係 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    翻訳担当の阿部です。 発売中のクーリエ・ジャポン7月号では、「ベテラン執刀医がアドバイザーをつけてみた──『コーチング』を活用したら当に仕事力は上がるのか」という記事を掲載しました(...翻訳担当の阿部です。 発売中のクーリエ・ジャポン7月号では、「ベテラン執刀医がアドバイザーをつけてみた──『コーチング』を活用したら当に仕事力は上がるのか」という記事を掲載しました(詳しくはこちらのエントリーをご参照ください)。その記事の著者アトゥール・ガワンデが先日、ウィリアムズ大学の卒業式で同大学の卒業生を刺激啓発するスピーチをしていましたので、内容を大雑把に要約してご紹介いたします。 (スピーチの全文を書き起こしたものを、こちらで読むことができます) こういった卒業式のスピーチでは、「リスクテイクをしなさい。失敗を恐れてはなりません」といった訓戒を垂れるのが通例となっているようですが、私は

  • 寝不足だとジャンク・フードが食べたくなる? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    こんにちは。版権担当のTです。今日は米「タイム」誌のサイトで見つけた記事をご紹介させていただきます。 ...こんにちは。版権担当のTです。今日は米「タイム」誌のサイトで見つけた記事をご紹介させていただきます。 今月9日から13日にかけて、米国ボストンで睡眠に関する学会「SLEEP 2012」が開催されました。そこで発表された米コロンビア大学の研究によると、睡眠不足な脳は、充分に休めている脳に比べて、ジャンク・フードに惹かれがちになるそうです。 Ericd / wikipedia この研究では、睡眠不足が脳の「報酬」に対する反応に影響を及ぼすことが分かったそうです。研究は25人の健康な男女を対象に行われ、5日間続けて充分な睡眠(一晩最大9時間)を取った後と、5日間続けて睡眠不足(一晩4時間)になった後に、健康的なべ物とそうでないべ物の写真を見てもらい、fMRIを使って脳の活動を測定

  • 世界でいちばん「お一人さま」が多い国は? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    発売中のクーリエ・ジャポン6月号で、世界の「単身者」に関する記事を担当しました、ビジネス担当のIでございます。 突然ですが、問題です。世界でいちばん一人暮らしの世帯の割合が高い国はどこでしょう? A ス...発売中のクーリエ・ジャポン6月号で、世界の「単身者」に関する記事を担当しました、ビジネス担当のIでございます。 突然ですが、問題です。世界でいちばん一人暮らしの世帯の割合が高い国はどこでしょう? A スウェーデン B 日 C ドイツ D 米国 英「ガーディアン」紙によると、ここ15年で一人暮らしの世帯数が80%も増加しており、世界全体で2億7700万人が一人で生活をしているそうです。 人類の歴史が始まってから、これほどまでに一人暮らしが増えているのは前代未聞のことで、例のない壮大な“社会実験”が始まろうとしています。 一人暮らしが増えたことの理由の一つは、経済発展で社

  • 仏ラジオの取材を受けて… « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    こんにちは、鈴木です。被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。 長年フランスの「クーリエ・アンテルナショナル」で働いていた縁もあり、震災後、フランスのラジオから電話での取材依頼を幾度か受け、日...こんにちは、鈴木です。被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。 長年フランスの「クーリエ・アンテルナショナル」で働いていた縁もあり、震災後、フランスのラジオから電話での取材依頼を幾度か受け、日に暮らすフランス人の震災後の態度についてなどを聞かれました。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、他の外国人同様、多くのフランス人が震災後東日を離れました。帰国、あるいは韓国のような隣国や関西などに「避難」したフランス人のことをどう思うかという質問を、あるラジオ局から受けました。 僕の周囲にもフランスへ戻った友人がいます。九州や香港に避難した友達もいます。皆フランスにいる家族に切望さ

  • アラン・チューリングの伝統は生きている! 英国政府通信本部(GCHQ)で働く暗号解読者たちは、「一般人とは異なる脳」を持つ 

    自閉症や識字障害の人々が、数多く英国政府の通信傍受業務に携わっているという。 それらの障害が優秀なスパイを作り出す理由を、「GCHQ」内部の取材で探った。 GCHQ / Government Communications Headquarters 英国政府通信部。前身は1919年設立の政府暗号学校。ドイツ軍の暗号「エニグマ」を解読したことで知られる。46年、表向きは外務省所属、実質は首相直属の機関として、現在の組織になった。米NSAと連携し、スパイ衛星やハッキングによって世界中の通信を傍受・解析し、データベース化しているといわれる。 GCHQの巨大な建物は自給自足の都市国家のようである。周囲は常に専属の警官がパトロールしており、中にはジムやサッカーチーム、大手コーヒーチェーンの支店まである。ただしそこで働くバリスタたちは、入念なセキュリティーチェックを通らなければ、たった一杯のエスプレッ

    アラン・チューリングの伝統は生きている! 英国政府通信本部(GCHQ)で働く暗号解読者たちは、「一般人とは異なる脳」を持つ 
  • 世界中の雑誌が「震災」を表紙で取り上げました « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    表紙担当の南です。 5月号では海外メディアが東北関東大震災をどう報じたか、を特集しました。お読みいただければ、世界中のメディアが日に対してあたたかいエールを送ってくれていること、日が必ず復活すると...表紙担当の南です。 5月号では海外メディアが東北関東大震災をどう報じたか、を特集しました。お読みいただければ、世界中のメディアが日に対してあたたかいエールを送ってくれていること、日が必ず復活すると確信していることがわかると思います。 先日、英「インディペンデント」紙が「がんばれ、日。がんばれ、東北。」という日語でのエールを一面に掲載したことが、日のメディアでも報じられました。同紙はその後も、別冊の表紙に「根性」という文字を大きく掲載しています。 日の新聞同様、海外の新聞も被災地の写真を大きく掲載するのが一般的なので、同紙の一面は確かに異色でした。私も最初に見たときは新聞

  • 「イギリス英語」なんてものは存在しない? « クーリエ・ジャポンの現場から

    アメリカ班のRです。この2年間はロンドンで働いていましたが、夏の真っ盛りに帰国し、先週から編集部に加わりました。 もともとアメリカに住んでいたことがあるため、ロンドンでは、ちょっとでも口を開けば、「...アメリカ班のRです。この2年間はロンドンで働いていましたが、夏の真っ盛りに帰国し、先週から編集部に加わりました。 もともとアメリカに住んでいたことがあるため、ロンドンでは、ちょっとでも口を開けば、「あれ、君のtwang(鼻にかかった話し方)って、アメリカ?カナダ?」とツッコまれていました。 ご存知の通り、米英では発音だけでなく、ボキャブラリーも少し違います。一番混乱したのは、イギリスでは昼のことを「ディナー」と言う人がいること。さらに、夕のことを「ティー」と言うこともあるので、何がなんだかわかりません。当初、お昼どきに「ちょうどディナーの時間だね」と言われたときには、この人はどんな

  • HELP HAITI QUAKE VICTIMS. « クーリエ・ジャポンの現場から

    他人事ではない。 [caption id=フォトエディターの佐々木康です。 今朝、南米、コロンビアで取材準備中の写真家、岡原功祐からの電話で起こされた。 ハイチを襲った震災の取材に行きたいのだが、クーリエとしてアサインメント(=取材費)を出してもらえないかという相談だった。 すぐに編集長と相談したが、テンポが遅い月刊誌では、日々状況が変わる事件の扱いが難しいこともあり、「残念ながら無理だ」と伝えるしかなかった。彼自身、世界中のメディ アにも連絡したが、昨今の厳しい経済状況もあり、難しいという返事ばかりだったそうだ。 クーリエは海外で掲載された記事の版権を買って、翻訳掲載する雑誌。 そのため、 普段は編集部から人を出して取材することはほとんどない。だが岡原功祐の行きた い、知りたい、何か出来る事を探したいという情熱に触れて、ハイチが急に近く感じられた。今ここにいる東京で何か出来ることはない

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