本家/.の記事より。California Pacific Medical Center Research Instituteの研究によると、大麻から見つかった化合物が、乳がんの転移を止める可能性があると言う(Washington Postの記事)。研究結果は専門誌Molecular Cancer Therapeuticsの11月号に掲載されるとのこと。 この化合物Cannabidol(略称CBD)は、人間胎児の成長を司って以降「眠って」いたのが、がんに罹患すると「目覚めて」転移に関係するようになる遺伝子、Id-1の働きを抑制すると考えられている。動物実験と人体実験で有効性が確認され次第、数年後には副作用の強い化学療法や放射線療法への有力な代替になるのではないかと期待されている。とは言え、マリファナを喫煙しても十分な量のCBDを摂取することはできず、またCBDを摂取してもハイにはならないそう