日本でも、出産後に育児休業を取り、時短などで仕事と育児を両立させる女性が増えてきた。ただ読者もご承知の通り、同じように働いていても、育児や家事の負担は女性により重くのしかかっているのが現実だ。 さて、ここで少し読者に考えていただきたい。そういう人生を選択した女性たちは、本当に「幸せ」なのだろうか? 仕事をするか育児をするかは、言うまでもなく個人の選択である。しかし、両立が難しくなっている現代においては、仕事を優先するばかりに出産・育児を見送る傾向が強まっており、ひいてはこれが少子化の原因になっている。 つまりミクロの選択がマクロの問題を引き起こすので、仕事と子育ての調和が国の優先課題になってきた。内閣府の憲章では「(1)誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、(2)子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる、(3)健康で豊かな生活がで
パリ第8大学ヴァンセンヌ校に「女性学センター」を立ち上げた、エレーヌ・シクスー(Hélène Cixous、1937年アルジェリア生まれ)の著書『メデューサの笑い』の「新しく生まれた女」と題されたエッセーに、同性愛に関する興味深い記述があったので引用しておきたい。 シクスーはフランスのフェミニスト*1で、「エクリチュール・フェミニン」(女性的エクリチュール écriture féminine*2)の提唱者。英文学専攻で、ヘンリー・ジェイムズに関する論文「ヘンリー・ジェイムズ、投資としてのエクリチュールあるいは、利息の両義性について」も邦訳されている(筑摩世界文学大系49『ジェイムズ』所収)。また、小説、詩、戯曲など創作の分野でも実に多彩で旺盛な活動をしている。 邦訳は他に『狼の愛』(紀伊国屋書店、asin:4314007044)、『ドラの肖像』(新水社、asin:4883850226)があ
◎Hagexギャルを探せ驚愕の3回目 Hagexギャルを探せ! なんとなんと驚きの3回目。そんなに存在していたのかHagexギャル!! しかし、私の身近で読んでいる人はいないぞ! さて、今回インタビューする相手はライターの雨宮まみさん。 彼女もこの日記を愛読しており、特に「真のエネミーは配偶者」(http://www21.atwiki.jp/enemy/)ネタがお好きらしい。このチョイスに彼女の業をかなり感じてしまうのは私だけではないでしょう。 雨宮さんはエロ媒体系を中心に活躍されているが、インターネット大好き子には、実の弟にアダルトビデオを勧めるというコンセプトで書かれたブログ「雨宮まみの「弟よ!」」(http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/)の中の人といった方がピンとくるだろう。 ◎こじらせガール奮闘記 さて2011年12月5日に雨宮さんは自伝エッセイ『女子
女だけが楽しむ「ポルノ」の秘密 (進化論の現在)posted with ヨメレバキャスリン・サーモン 新潮社 2004-12-16 Amazon楽天ブックス 進化論の現在というシリーズの一冊。 本来アカデミックな読みをすべき本なのだろうが、サブカル的な興味からスラッシュ小説の章を目当てに購入した。 想定される読者層とは違った興味関心を持って、斜め45度から読んだことになるだろう。 ( アカデミックな興味を持っている方向けとしては こちらの書評なんかが優れていると思う。) fut573読み始めた。"女性にとって、男性の「ポルノ」に当たるものは何か。 という本らしい。 /『女だけが楽しむ「ポルノ」の秘密 (進化論の現在)』 by キャスリン・サーモン http://t.co/qienSCC (amazon)linkfut573この本の中にはスラッシュ小説の章がある。スラッシュ小説というのは日本
※ネタバレがありますので注意してください。 2011年12月5日付の「民医連新聞」のコーナー「この一冊を読んでみた」で宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』(祥伝社)を紹介した。 『うさぎドロップ』は、祖父の葬儀にいった30の独身男・ダイキチが、祖父の子であるというりんを引き取って育てる話である。6歳で引き取られたりんが高校生になってからのいわば「第二部」的な話が、5巻からはじまり、9巻で完結する。 「育ての親と結婚する」という結論への嫌悪 『うさぎドロップ』の結末が気持ち悪いというのがつれあいの感想である。つれあいは、このマンガについて常々この種の結論が出されることを「最悪」と評していた。なぜなら、りんが父親役であるダイキチのことを好きになってしまい、ダイキチも結局その気持ちを受け入れて結婚を約束してしまうからだ。 つれあいとの会話。 「りんは、一度家族をすべて失い、その後ダイキチに引き取られなが
オタク界隈で、まともな大人がまともに描かれるようになった - シロクマの屑籠 ところで、キャラクターへの感情移入に際して、性別の壁と年齢の壁、どちらのほうが越えやすいんだろうか。ちょっと考えてみたくなったので、書いてみる。 「性別の壁」を越えた感情移入 性別の壁を越えて感情移入をすることは、実際にはそれほど難しくない。古来、この国ではジェンダーの曖昧な作品が時々生まれてきたが、近年はジェンダー的境界が曖昧になっていることもあってか、異性であることが感情移入の妨げになりにくくなっていると思う。 ことオタク界隈では、ここで書いたように、異性のキャラクターを感情移入に用いる様式が、男性側/女性側双方で発達し続けてきた。異性キャラクターを介した感情移入は、自分自身のジェンダーを回避できるというメリットがあり、自分自身のジェンダーに否定的な人が生き生きとした感情移入を楽しむには適している。こうした異
高額所得者に限定した配偶者控除の検討が始まる。 11月2日、「高額所得者の配偶者控除は議論の俎上に載っている」という細川律夫厚生労働相の会見のニュースがいろいろな方面で報道されました。 このニュースは「貧乏でも安心。女性でも安心。」を実現するために大きな意味を持っています。 配偶者控除は高所得層だけ廃止 検討開始と厚労相 細川律夫厚生労働相は2日の記者会見で、子ども手当上積みの財源について「高額所得者の配偶者控除は議論の俎上に載っている」と述べ、高所得世帯に限定した配偶者控除の廃止の検討を始めたことを明らかにした。 民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)では、子ども手当の財源を捻出するため配偶者控除の廃止を検討対象とすることが盛り込まれている。一方、内閣府は9月、子ども手当が現行の月額1万3千円のまま配偶者控除が廃止されれば、専業主婦世帯の半数以上で負担増になるとの試算を公表した。 こうし
「女」が邪魔をする 作者: 大野左紀子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/06/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 60人 クリック: 498回この商品を含むブログ (38件) を見る だいぶ前から一部で告知していました三冊目の本、ようやく刊行です。 amazonの写真にはありませんが、帯には 「負け犬、アラフォー、小悪魔、文化系女子‥‥「女」で得してますか? 損してますか?」 とあります。カバー折り返しには、 「「女」が男の邪魔をしている、「女」が女の邪魔をしている、あなたの中の「女」があなたの邪魔をしている‥‥(中略)すべての女性に贈る、性差をめぐる煩悩考察エッセイ」。 もちろん男性の方にも是非読んで頂ければと思っています。 このところはてな界隈で話題だったエロゲ規制問題の中で出た(オタク)男性の性的ファンタジー、男性の生きづらさ、ミソジニーについても言及しています
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配信お知らせメール設定 配信お知らせメールの設定を行いました。 配信お知らせメールは、マイリストに登録されている作品の続刊が配信された際に届きます。 ※配信お知らせメールが不要な場合はコチラからメール配信設定を行ってください。 最愛の妻と死に別れた過去を持つ、少し変わり者の中年紳士、ヴィクター・グレン。そして彼の屋敷に新しくやって来た、温和で誠実な少女メイド、アン・ハーディ。アンとの交流がヴィクターに心からの笑顔を取り戻させ、やがて二人は互いに惹かれ合ってゆく。 だが、そんな二人の前に「身分」という壁が立ちはだかる……。19世紀後半のロンドンを舞台に花開く、中年紳士と少女メイドのヴィクトリアンロマンス。「花嫁指南」プレストーリー。 「倫敦恋奇譚」は「花嫁指南」に続きます。 ■ロンドンロマンス・シリーズ 1:倫敦恋奇譚 2:花嫁指南 3:冬の天使 4:不機嫌な訪問者 5:星降る夜に (※各巻
戦前の本に載ってた「恋愛成功の心得」を淡々と貼っていく 2011-12-8 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:43:45.12 ID:uZlPMTOX0 昭和十年発行の「夫婦和合家運繁栄の秘訣二百十ヶ条」より 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:45:22.94 ID:QcrUXDF2i 興味深い 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/07(水) 22:45:24.27 ID:uZlPMTOX0 第一條 恋愛は一生涯の事業である 年に二回、 陽気の変わり目ごとに行われる猫の恋の如きものは恋愛ではない。 恋愛の花には結婚の実が結ばれなければならない。 だから恋愛は一生涯の事業だと云うのも、 決して奇を衒って云うわけではない。 そ
緊急特集 天変地異―国難来たる! ■畠山重篤 気仙沼発 わが罹災記 ■佐々淳行 天皇―最高の危機管理機構 ■惠隆之介 米軍、自衛隊よ、ありがとう ■河﨑貴一 危機の〝宰相〟保科正之 ■湯浅博 覚悟を決めて下さい ■田母神俊雄×山田宏×濱口和久 指導者の条件 八ヵ条 カラー特集 ■森重和雄 古写真探偵 龍馬が愛したおりょうさん ■佐藤英明(撮影) 江田島―巣立つ幹部候補生 特別寄稿 ■平川祐弘 レイプ・オブ・ゲンジ 編集長インタビュー ■笹川陽平 中国人に言っておきたいこと 歴史のなかの四季 ■関厚夫 よもや海嘯(つなみ)とは思はざれば 総力特集 海軍善玉論のウソ・危機の歴史学 ■渡部昇一 忘れられた「見敵必殺」の精神 ■百田尚樹 『永遠の0(ゼロ)』が語りかけること ■徳川家広 真珠湾への道―イギリス〝闇の触手〟 ■別宮暖朗 逃げる五十六、隠れる戦艦大和 ■戸髙一成 「海軍反省会」の証言
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