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ブックマーク / www.yasuienv.net (22)

  • 美味しんぼ 科学的に正しい 定義 鼻血と放射線 メディアの正しい報道  市民のための環境学ガイド

    今回の「美味しんぼ」騒ぎは、福島第一原発事故以来、低線量被曝というリスクに対して、日中を覆い尽くしていた大混乱を多少なりとも整理するには、非常に良いチャンスだったのだろうと思います。 たまたまFacebookにある方がアップした記事が大変気になったのがきっかけで、「科学的な真実」とはどのようなことを意味するか、について、長文のコメントを書きました。それがきっかけになって、結果的にかなり長い対話が行われました。折角ですし、ここで示す視点からの議論は質的であると思っていますが、比較的少数のように思いましたので、記録に残しておきたいと思います。 話題は、「美味しんぼ流の真実」と「科学的に証明された事実」とは全くの別物。 安井コメント 美味しんぼの著者はブログで、「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分から

    OSATO
    OSATO 2014/05/18
     「ところが、メディアは、このような状況を知りつつも、999:1=1:1であるという報道をします。」
  • 「甲状腺を考える」専門家意見交換会 市民のための環境学ガイド

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    「甲状腺を考える」専門家意見交換会 市民のための環境学ガイド
  • yasuienv.net - このウェブサイトは販売用です! - yasuienv リソースおよび情報

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    OSATO
    OSATO 2014/03/26
     「検査というものは、それを受けた人にメリットがないかぎりやるべきではない。メリットは、その検査を受ければ、死亡確率が下がること。甲状腺がんはそうではない。」<この本も読まねば。
  • 1mSv 意味 被曝基準 市民のための環境学ガイド

    先日(7月5~6日)、日学術会議で、安全工学シンポジウムというものが開催された。このシンポジウムは、主催が日学術会議ではあるが、実体としては、様々な学会が持ち回りで開催しているもので、今回は、日化学会が幹事学会であった。化学会が構成した実行委員会の委員長を仰せつかったもので、基調講演は、化学物質のリスク管理の第一人者である中西準子先生にお願いした。 中西先生の講演は、いつものように極めて理論的であったが、一般の市民が要求していることは、リスク評価ではなく、もっと確定的なYes, Noであることを、Burtrand Russellの"Certainty"を引用されて主張された。話題は、勿論、低線量被曝のリスクについてであった。 調べてみると、Burtrand Russellは、確かにcertaintyについて、色々なことを言っている。 The demand for certainty

    OSATO
    OSATO 2012/07/26
     「この地域の差ぐらいは、そこに住む人々も、「まあしょうがないよね」と言うだろう。だから、この1mSvを基準値にしようということを、ICRPは提案した」<要は心理的な許容範囲という訳ね。
  • 人工核種と自然核種の人体影響 市川理論 市民のための環境学ガイド

    昨年12月に亡くなった市川定夫氏は、原水爆禁止日国民会議議長であったが、同時に、埼玉大学の教授でもあった。 このような大学教授のポジションにあった人が、生物は「自然」放射性核種には適応しているから無害で、「人工」放射性核種は生体内で濃縮されるので有害であるといった主張をしているとは思わなかった。 その主張が全く間違っているということを、恐らく、ご人は分かっていたと推測している。すなわち、確信犯的に嘘を付いていたのではないだろうか。 先日来、市川氏の講義のビデオがWebには転がっているということを述べてきたが、その発言をわざわざ記録してくれている親切なサイトがある。 http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-404.html このkiikochanは、その嘘にまんまと騙されているが、医者(熊県の院長さんだそうだが引用しない)でも騙されている

    OSATO
    OSATO 2012/05/21
     「その最大の理由は、今回のケースであれば、科学的に正しくないことが馬鹿馬鹿しい程ミエミエなので、そのようなことをしても、誰も評価してくれないからである。」<ほんに。お疲れ様でした。
  • 内部被曝を起こす元素 市民のための環境学ガイド

    余りにも内部被曝が重大だという主張が強いと思えるので、内部被曝を再度、まとめてみることにした。広島・長崎のときの内部被曝の評価が不十分であったのは事実であるが、データが無かったのだから致し方ない。 それ以前であれば、ICRPを始めとする国際機関は、内部被曝のリスクを定量的に把握している。 目次 0.内部被曝を起こす色々な元素 1.ダイヤル・ペインターの内部被曝 2.トロトラストによる内部被曝 3.ラドンによる内部被曝 4.カリウム40による内部被曝 5.バイスタンダー効果 6.ECRRの実効係数 7.以上から推測されるセシウムによる内部被曝 今回は、この目次の0.だけを記述したい。要するにイントロであるが、雑多な記述になる。 0.内部被曝を起こす色々な元素 人工放射線と自然放射線の違いは? ダイヤル・ペインターとは、時計の文字盤と針に蛍光塗料を塗る職人であった。蛍光塗料を発光させるには、蛍

  • 「内部被曝」肥田本 その2 市民のための環境学ガイド

    福島大学の放射線副読研究会というところから、副読が公開された。3月25日付である。 https://www.ad.ipc.fukushima-u.ac.jp/~a067/ 基的なところでも科学的な誤りがあるので、訂正が必要であることとは当然なので、それを指摘することにしたい。自然放射線を意図的に軽視しているなど、やはりスタンスが奇妙。イデオロギー先にありきのように思える。 福島大学なのだから、福島県民の味方になるべきだが、これでは、反原発団体の味方でしかないように思える。 内部被曝の実情については、南相馬市などでのホールボディーカウンターでの測定によって、まずまず問題の無いレベルにあることが分かっている。その問題にならないレベルを、さしたる根拠もなく問題だ問題だと言うことは、福島県民を過度に心配させ、ストレスによってスリーマイル島の事故のときの近くの住民のように、睡眠不足になり、睡眠

  • 内部被曝 肥田舜太郎 市民のための環境学ガイド

    4月1日付けの記事に、何か冗談を書けるという状況にはまだないようだ。それにしても、まだまだ奇妙な出版物が出る。これは一体何なのだ。 この新書、「内部被曝」肥田舜太郎著、(扶桑社新書116、2012年3月19日初版)は、危険な要素を含んだ出版物である。 その危険性とは何か。まず、著者の目的にとって不都合な事実を除外して著作が行われていることである。加えて、科学的根拠が無い推測による記述が多すぎることである。これでは、正しい判断の根拠を福島県民に提供しない。 著者の目的とは何か。福島をフクシマと書き、広島・長崎をヒロシマ・ナガサキと書いていることからの判断なのだが、フクシマに対する差別意識を日中に広めることが書の目的のように思える。 そしてこの差別意識を利用して、原発を止めようとしていることがほぼ確実のように見える。しかし、これは正しいやり方なのだろうか。余りにもイデオロギー優先の出版物で

  • 福島ダイアローグセミナー 市民のための環境学ガイド

    明日から米国出張だというのに、福島に行って来ました。簡単にご報告をします。来週の日曜日に帰国予定なので、来週分として、余分ながら、アンコール遺跡の写真をアップします。 日、26日早朝6時半過ぎに家を出て、福島へ。福島から阿武隈急行の電車に乗り継いて、保原へ。ここは伊達市である。雪景色の駅を降り、タクシーで保原スカイパレスに向かう。 ここは、ICRPが主催する伊達市ダイアローグセミナーの会場である。今回は2回目。前回は福島市であった。 ここで、半谷氏(たむらの子どもたちの未来を考える会)の活動をより強化する福島ステークホルダー調整協議会なるものを立ち上げるという宣言をするために、このセミナーの協力者の一人でもある半谷氏からICRPの丹羽先生に頼んで、私的に参加をさせて貰った。しかし、同じ考えの団体が、少しずつ立ち上がりつつあることが分かった。 今回の参加者だが、海外からも相当多数のICRP

  • 原発で白血病増加? 市民のための環境学ガイド

    原発付近では子供の白血病発症数が他の地域の2倍。このようなデータが2007年にドイツで報告された。 http://www.telegraph.co.uk/science/science-news/3321239/Nuclear-power-increases-child-leukaemia-risk.html 2012年1月、ロイターは、フランスでも同様の報告が出されたと報道している。 http://www.reuters.com/article/2012/01/11/nuclear-leukaemia-france-idUSL6E8CB5QY20120111 一方、イギリスでも同様の検討が行われているが、原発との関連は無いと結論している。 http://www.comare.org.uk/press_releases/14thReportPressRelease.htm Nature.c

  • NHK低線量被爆番組誤謬 市民のための環境学ガイド

    5日から9日までアンコール遺跡に遊びに行っておりました。 日の話題は、NHKが放映した低線量被曝の番組についてですが、放送は見逃してしまい、その後、年末年始と家内の実家に出かけ、そしてアンコールへ旅立ってしまったため、いささか対応が遅れてしまいました。 Webを色々と調べてみたら、この放送への批判の記事がいくつか見つかります。ということでここに書く必要もなかったのですが、調べるより先に書きだしてしまったもので、場所ふさぎで無駄かもしれませんが、記事の質も重要ですが、数も重要ということで、一応、掲載するものです。 なお、英語の発言を聞きとったものも掲載しておりますが、かなり聞きにくい、というかまともな英語で話していないものなので、buvery氏のブログを参照させて貰いながら、作りました。まあ、こんなところかという程度のものです。buvery氏の方が耳が良いようですので。 昨年12月28日(

  • 今週の疑問符 40ベクレルの謎 市民のための環境学ガイド

    なぜか、今週のニュースには疑問が多数つくようなものが多かった。今週の良い意味での新発見も、最後に。 ところで、森ゆうこ文部副大臣ってどんな人なのだろう。放射線について、何を知っている人なのだろうか。 自身のブログに引用しているコメントの一つを示します。 おめでとうございます。森副大臣の仕事は児玉龍彦氏や小出裕明氏や武田邦彦氏をアドバイザーにつけて今後の放射能の問題に取り組むことです。徹底的に除せんをして放射能を減らしていくのか、国民全員でこの汚れた 日を割りきって放射能を噛みしめていくのか方向性をつけてください。よろしくお願いします。(民主党員 | 2011年9月 6日 (火) 11時23分) このような民主党員が、文部科学省や品安全委員会に迷走をさせているのではないだろうか。 さてさて、以下に引用する、その1~4の記事・ビデオをどのようにお考えでしょうか。 どこにも説明されていないよ

  • 現代人のリスク感覚 ゼロリスクの理由 市民のための環境学ガイド

    今回は、短めの記述を目指す。なぜならば、「長すぎると、読んでくれない」というリスクがあるからである。と言いつつ、9800字になった。リスク対応は難しい。 前回、小島氏の著書をご紹介したHPでも、 http://www.yasuienv.net/RadRiskCom2.htm ICRPの緊急事態期の解釈を記述しているので、若干のオーバーラップがある。そのときよりも、わかりやすさを狙ったつもりではあるが、果たして結果は? 今回の記述をフルに理解するためには、京都の大文字焼きや送り火に陸前高田市の松林であった松が使われることになっていたが、二転三転して、結局、使われないことになったという事態が前提として存在している。その概要は、HPの最後の付録として記述しておく。 料がゼロリスクの原点か これまでヒトという生物は、自らの生存のチャンスを拡大するために、無限回のチャレンジを繰り返しながら、何が

  • 児玉龍彦 内部被曝 膀胱がん 市民のための環境学ガイド

    今回の話題と関係するが、国は、やはり1mSvを超す地域の除染を国の責任で実施するという方針を固めた。 5mSv程度の低線量地域に居住しても、神経症以外の健康被害はほとんど出ないと想定されるので、論理的には無駄なように思うのだが、日農業をTPP下でも競争力のある形に変えるためや、東北の温泉への海外からの訪問者を増やすことなどを考えると、日産の農産物や、日の大部分の地域の安全性に対して、全く無理解な中国韓国、欧州、米国、オーストラリアなどの国民への対応として、仕方がないのかもしれない。 これに関連して、以下のような記事を書きました。 9月以来、なかなか忙しくて、屋に出かける機会がなかった。久しぶりに屋に行って、新書の棚を覗き、2冊のを買ってきた。1冊目が、「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」、文春新書814。そして、2冊目が、「内部被曝の真実」、児玉龍彦著、幻冬舎新書228であ

    OSATO
    OSATO 2011/11/20
     「安心」を与える目的での除染作業。
  • 緊急事態期の低線量被曝 市民のための環境学ガイド

    その2:緊急事態期の数値の読み方   07.17.2011 小島氏の著書、低線量被曝のリスクなど 先週のHPで、放射線の低線量被曝によって引き起こされている不安に対して、どのようなコミュニケーションを行なったら良いのか、といった議論の基礎になりそうな、いくつかの情報を検討した。 その中で、もっとも重要な位置を占めていると思われるものが、ICRPのLNT(閾値なしの線形モデル)である。放射線ノイローゼ状況になっている母親の存在も、このモデルがひとつの原因となっていると思われる。 先週のHPを書いて以来、ICRPの緊急事態対応をどのように解釈するか、を重点的に考えていた。多分、この解釈が鍵となるからだと直感したからである。 そこに、あるが届いた。ときどき情報交換を行なっている毎日新聞の小島正美記者が最近発行したばかりのである。 「正しいリスクの伝え方」、小島正美著、 エネルギーフォーラム、

  • 安心と低線量被曝 市民のための環境学ガイド

    「安全と安心」。これは、昨年までの5年間、科学技術計画の中に書きこまれていた国家目標のひとつであった。その最後の年の最後の月に、福島原発事故が起きたのは、なんとも皮肉である。 昨日は、山口県立大学の社会人・学生の共存するコースで、90分ほどの講義をして、その後、「どのような街に住みたいか」というワークショップを見学して来た。これで何年間か続いている。いわば恒例行事になってしまっている。 今年参加しているのは女子学生ばかり。市民側は、かなりのお年。学生側はグループディスカッションのやり方を身につけているので、30分ほどで難題に対する意見をまとめる。これには毎回感心する。 日の話題は、安全と安心というものをもう一度考えようということである。できれば、放射線の場合をまず述べて、次回以降、できれば、化学物質について比較をしてみたいと思うが、なかなか難しい。 今回、参考にと思って読んだは、「

  • プラズマクラスター ナノイー ストリーマ ウイルスウォッシャ 市民のための環境学ガイド

    プラズマクラスター・ナノイー・ストリーマ・ウイルスウォッシャー 空気清浄機の付加機能のナゾ      02.20.2011 マイナスイオンは無意味であるとHPで主張していたのが、2000年から2002年である。その後、メディアも、マイナスイオンは無意味のようだという記事を書き、結果として、かなり下火になったように思っていたが、実は、そうでもない状況も残っているらしい。 ごく最近発見したのは、九州にある某工業大学教授が、マイナスイオンを未だに布教していることだった。工学系の大学教授がマイナスイオンを信じるとは、一体何者、と驚いた次第。内容は、自動車の燃費向上。Googleで探していただければ、どのようなものか見つかるでしょう。 実は、燃費向上ほど主観的なものはない。燃費向上グッズを使うと、人間、そのような運転をしてしまう、のが普通らしい。また、そうしないと高価な買い物だから、自らを納得させ

  • 生物多様性と人間活動 市民のための環境学ガイド

    年10月に、名古屋で生物多様性条約のCOP10(Conference of the Parties) が開催される。あわせて、遺伝子組換えに関するカルタヘナ法のMOP5(meeting of the Parties) も開催される。 7月17日の夕刊、18日の朝刊には、モントリオールで行われていた準備会合が不調に終わったことが報じられている。 先進国と途上国の意見の違いは大きい。生物資源あるいは遺伝子資源が豊富だと考えられているのは、主として途上国である。日は例外的に極めて豊富である。 遺伝子資源が豊富な場所を意味するホットスポットという言葉があるが、日も立派なホットスポットである。それは、森林が多いことがその基的な理由である。 先進国と途上国の意見の対立は、遺伝子資源へのアクセスとそれによって生ずる経済的利益の分配に関する原則について合意ができないことにあるが、その基的な情報は

  •  市民のための環境学ガイド

    国立医薬品品安全研究所の畝山智香子さんが書いたが昨年末に出版された。 ほんとうの「の安全」を考える ゼロリスクという幻想 化学同人、2009年11月30日 ISBN978-4-7598-1328-9 リスクというものは、ある部分だけを考えていても意味がない。書は、の安全だけでなく、そもそもリスクというものをどうやって定量的に把握するか、といったところまで素人にも分かるように書かれている。 このが売れるようになれば、日社会のリスク感覚も変わる。しかし、残念ながら、メディアにとって、このが述べることは「商売の邪魔」だし、健康品や有機品を売っている事業者にとっては、抹殺したいだろう。 ということで、残念ながら、余り売れないだろうと予測する。日現在、アマゾンランキング5292位である。 畝山さんは、品安全に関するBlogでも有名。http://d.hatena.ne.jp

  • 温暖化懐疑論批判 市民のための環境学ガイド

    文部科学省科学技術振興調整費で行われている事業、「戦略的研究拠点育成」というものがある。東京大学が環境関係の大プロジェクトIR3Sというものを実施していたが、このプロジェクトの叢書No.1として、「地球温暖化懐疑論批判」という冊子が発行された。 こので反論の対象となったのは、槌田敦、薬師院仁志、渡辺正、伊藤公紀、近藤邦明、池田清彦、矢沢潔、ロンボルグ、ダーキン(映像監督)、武田邦彦、伊藤・渡辺、山口光恒、丸山茂徳、武田・丸山、養老猛司、赤祖父俊一の各氏である。 これに対し、懐疑論批判派として執筆に加わったのは、 東北大学 明日香壽川 気象研究所 吉村 純 海洋研究開発機構 増田耕一 海洋研究開発機構 川宮未知生 国立環境研究所 江守正多 国立環境研究所 野沢 徹 国立環境研究所 高橋 潔 海洋研究開発機構 伊勢武史 国立極地研究所 川村健二 東京大学 山政一郎 の各氏 ざっと読んだ感想

    OSATO
    OSATO 2009/11/28
     これは読まねば。