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ブックマーク / www.cyzo.com (39)

  • 「出会い系からオナカップまで」合理化が加速する”セックスメディア”は今後どうなる!?

    荻上チキ氏と言えば『ウェブ炎上』(ちくま新書)、『社会的な身体』(講談社現代新書)などでネット・カルチャーを主なフィールドとする気鋭の批評家だ。そんな彼が新たに目を向けたのが出会い系サイトなどアダルト産業。一見、これまでの仕事とはかけ離れた分野なようだが、これまで一貫して「メディア」に関心を寄せ続けてきた荻上氏だけに、新著『セックスメディア30年史』(ちくま新書)では、出会い系サイトからオナカップ・ラブドールといったものを遡上に乗せ、第一人者のインタビューを織り交ぜて、その興隆の秘密を解き明かしている。 同書では、第3章を『何がエロを「殺した」か?』というタイトルにしているが、ここで思い出されるのが、2006年に刊行された、安田理央氏・雨宮まみ氏による共著『エロの敵』(翔泳社)である。安田氏は、こののあとがきで、「エロの最大の敵は、エロが『価値を失ってしまうことだ』」と綴っていた。 あ

    「出会い系からオナカップまで」合理化が加速する”セックスメディア”は今後どうなる!?
    Parsley
    Parsley 2011/06/26
    企画・構成担当しました。
  • 「リスナーを裏切っていきたい」サブカル系バンド・アーバンギャルドが目指す次のステージとは?

    ポップでエレクトロニカで「病的にポップ。痛いほどガーリー」な音楽を目指し、日音楽シーンのアンダーグラウンドで活躍してきたトラウマテクノポップバンド・アーバンギャルド。「水玉」「少女性」「処女」をテーマに、音楽・映像・詩の朗読などを駆使した立体的なライブパフォーマンスにも定評のある彼らだが、7月20日にユニバーサルJからシングル「スカート革命」でメジャーデビューすることが発表された。 キッチュで、時に暴力的ですらあるポップな世界観でファンを魅了し続けてきた彼らが、自由な表現を可能とするインディーズではなく、なぜメジャーシーンを目指すのか。そして、彼らが一貫して描き続けてきた物とは一体何なのか。次のステージに向かう今だからこそ、あらためて聞いておきたい質問をバンドのフロントマンであるヴォーカル・松永天馬と浜崎容子にぶつけてみた。 ■メジャーに切り込む新曲「スカート革命」! ──いきなり新曲

    「リスナーを裏切っていきたい」サブカル系バンド・アーバンギャルドが目指す次のステージとは?
    Parsley
    Parsley 2011/06/24
    いい具合に注目されてきてるなー。
  • 「地震兵器、世界企業の陰謀……」震災で”トンデモ/デマ”に救いを求める人々

    現在、Twitterを中心に話題を集めている人物がいる。前広島県議会議員・梶川ゆきこ氏(統一地方選挙で落選)だ。 『今、日は戦時下の非常事態にあることを認識すべき。自然界ではありえない地震だということは、「人工地震」でネット検索をかければ、実証データがでてきます。なぜか、ここにリンクで貼れないので、自分で確かめて下さい。日のマスコミが報道することだけを信じるな!が、私のつぶやきの意図です』 この発言からも分かるように、梶川氏にとって先の東日大震災はある種の陰謀であるとしているのだ。ほかにも彼女のTwitterでのつぶやきを一部抜粋すると…… 『阪神大震災は人工地震:「闇の支配者に握り潰された 世界を救う技術」ベンジャミン・フルフォード・著(講談社)より。地震兵器は新潟県中越沖地震、ミャンマー・サイクロンでもつかわれた。中国の四川省の大地震は、軍事施設の破壊が目的だった。』 『地震兵器

    「地震兵器、世界企業の陰謀……」震災で”トンデモ/デマ”に救いを求める人々
  • アキバ系コスプレ×原宿系オシャレファッション=「ネオ・コス展」ってなんだ!?

    「秋葉原と原宿・渋谷を繋ぐ懸け橋になりたい――」 そんな高らかな理想を掲げたイベントが、東京・ラフォーレ原宿で開催中だ。 秋葉原を中心としたコスプレスタイルと、渋谷・原宿系のストリートファッションのスタイルをミックスさせた新しいファッションスタイルを「ネオ・コス」と命名、「ネオ・コス展 FASHION×COSPLAY EXHIBITION 2010」と銘打ち、このネオ・コスをアピールしていこうというこのイベント、主催するのは、東京都心部を中心に展開する個性派女子向けファッションフリーペーパー「MIG」だ。 開催初日の10月5日には、ラフォーレ原宿でオープニング・ナイトパーティーを開催、秋葉原のストリートで活動するアーティストによる「ライブペイント」も行われると聞きつけ、早速現場へ向かった。 開始前からラフォーレ原宿入り口前は、アート系男子からロリータファッションのギャル、さらにはサラリーマ

    アキバ系コスプレ×原宿系オシャレファッション=「ネオ・コス展」ってなんだ!?
  • ダダ漏れ女子・そらのの”ダダ漏れ”されない乙女ゴコロとは?

    「なんでも生放送しちゃおう!」というコンセプトで、イベントや会見など、さまざまなものをインターネット動画で生放送するサイト「ケツダンポトフ」(http://ptflive.jp/)のそらのさん。今、Web業界、特に動画コンテンツ分野で活躍が目立つ女性と言えば、この人を置いて他にはいないだろう。 2009年5月にサイトを開設して以来、日常の仕事風景をはじめとして、路上ライブやラジオ番組の中継といったエンタテイメントから、事業仕分けに代表されるような政治関連まで、幅広く中継を実施。この活動は”ダダ漏れ”と呼ばれ、10年5月には孫正義ソフトバンク会長とジャーナリスト佐々木俊尚氏の『光の道』対談で5万人以上が視聴するなど、その存在感はますます大きくなっている。 7月には『USTREAMそらの的マニュアル』(インフォレスト)を刊行し、ブックファースト新宿店で行われた発売記念イベントも満席の盛況だった

    ダダ漏れ女子・そらのの”ダダ漏れ”されない乙女ゴコロとは?
  • 『ラブプラス』もAR? 有名ブロガーに聞く拡張現実の現在と未来

    最近、IT系のメディアでよく聞くようになった「AR」という言葉。Augmented Realityの略で、「拡張現実」と呼ばれることも多い。日では2009年9月にベンチャー企業の頓智ドットからiPhone向きのカメラアプリ『セカイカメラ』が登場。2010年6月にはKDDIがau向けに『セカイカメラzoom』を搭載した。NTTドコモも、次期冬モデルのPRIMEシリーズ全機種でAR機能に対応することが明らかにされている。 だが、現状ではARという言葉だけが一人歩きしている感は否めず、どこが便利なのか、どのように利用される技術なのか、一般に認知されるにはサービス面や技術面で課題があり、まだまだイメージが湧きづらいことも確かだ。 そんな中、「俺たちがARだ」と力強く訴えた人物がいる。誰あろう、恋愛シミュレーションゲーム『ラブプラス』の産みの親、コナミの内田明理プロデューサーその人だ。 この発言は

    『ラブプラス』もAR? 有名ブロガーに聞く拡張現実の現在と未来
  • 目指したのはオシャレサブカル! 自主制作DVDマガジン『NICE IDOL(FAN) MUST PURE!!!』

    世はまさにアイドル戦国時代。8月7日、8日には、東京・品川において、アイドリング!!!をはじめ、ももいろクローバー、東京女子流など、総勢40組近いアイドルグループが出演する、史上初のアイドルフェスティバル「TOKYO IDOL FESTIVAL 2010」が開催された。 こうしたイベントの成功やAKB48の隆盛など、歌ものアイドルユニットが中心となっている現在のアイドルブームだが、ドラマや映画に主演する若手女優や、雑誌の表紙を飾る多くのグラビアアイドルたちもまた、入れ替わりの速度を日増しに上げている。 一方で、「美し過ぎる○○」などとしてアイドル的活動を始める素人女性がいるかと思えば、オタクであることをアピールするアイドルたちも存在し、さらには、ネット上で”一億総アイドル評論家”のごとき分析を繰り広げているアイドルオタクたち──。 こうして、メジャーとマイナー、プロとアマチュアの間でカオス

    目指したのはオシャレサブカル! 自主制作DVDマガジン『NICE IDOL(FAN) MUST PURE!!!』
  • 電子書籍なのに手売り販売? ウワサの「電書フリマ」で電子書籍の最前線を体験レポート

    「2010年は電子書籍元年」と言われ、Amazon kindleApple iPadなどの電子ブックリーダーが次々に登場。国内でも出版社や印刷会社などが電子出版の取り組みに腰を入れ始めた。また、佐々木俊尚氏の『電子書籍の衝撃』(ディスカヴァー21)等、関連書籍も軒並みヒットしている。 だが、kindleはまだ日語対応しておらず、iTunes Book Storeに並ぶ書籍の数はまだ紙の出版物に比べものにならないほど少数というのが実情。コンテンツの少なさに、せっかくiPadを買ったのに「何に使えばいいか分からない」といった声も聞く。 そんな中、大手流通をまったく介さない、電子書籍の「対面販売」という手法が編み出され密かに注目されている。このシーンをリードしているのが、大人気パズルゲーム『ぷよぷよ』の生みの親でもある米光一成さんが率いる有志団体「電子書籍部」(以下電書部)だ。 5月23日

    電子書籍なのに手売り販売? ウワサの「電書フリマ」で電子書籍の最前線を体験レポート
  • 現場記者の七尾氏が語る! ニコニコ動画が「政治」をやるワケ

    今や日最大級の動画サイトに成長したニコニコ動画。アニメや音楽などエンタメ系コンテンツが賑わいを見せ人気を博す一方で、サイト内において異色を放つのが「政治」カテゴリーだ。 現在、ニコニコチャンネルでは、各政党・政治家など13のチャンネルがある。また、ニコニコ動画がインフラを提供している、「e国政」(http://www.e-kokuseivideo.jp/)には今回の参院選で改選だった438人もの政治家が登録しており、動画で政党・政治家を比較することができる。 7月11日には、午後8時から約5時間に渡り、ジャーナリストの角谷浩一による総合司会で選挙特番『ニコニコ参院選特番2010』を生放送。ひろゆき氏、堀江貴文氏、上杉隆氏らをコメンテーターに揃え、原口一博総務相、海江田万里民主党衆議院議員、小池百合自民党衆議院議員らが出演。各政党部へレポーターを送り込み、テレビ番組とも遜色ない態勢の番

    現場記者の七尾氏が語る! ニコニコ動画が「政治」をやるワケ
  • 「ネットだけで5万票取れる!」「次こそ初音ミク解禁」開票直前、藤末健三氏がネット選挙に怪気炎!!

    鳩山内閣から菅内閣に政権交代したことで、実現が見送りになってしまったネット選挙の解禁。最近では、Twitterで政策をアピールするなどネットを利用した活動が増えてきていただけに、残念に思っている議員も少なくないことだろう。 しかしそんな中、選挙公示後もTwitterを利用した選挙活動を続けている議員がいる。ネット選挙推進派で知られる藤末健三参議院議員候補(民主・比例)だ。氏は、公示前からホームページやメールマガジン、twitterを利用してネット上での選挙活動を積極的に展開しており、公示後も「現行公選法上合法」として「音声」を使ったネットでの選挙活動を続けることを宣言。具体的には、TweetMicというTwitterに音声のリンクをアップすることのできるサービスを用いて、毎日”リアルつぶやき”をフォロワーたちに届けている。 この活動の合法性について、選挙管理の実務を担当している総務省自治行

    「ネットだけで5万票取れる!」「次こそ初音ミク解禁」開票直前、藤末健三氏がネット選挙に怪気炎!!
  • 打倒AKB48? 芸能プロ社長でもある作家・新堂冬樹が放つ「女版EXILE」の実力

    永井大主演でドラマ化された『黒い太陽』(テレビ朝日系)、黒木メイサ主演で単発ドラマ化された『ある愛の詩』(TBS系)で知られる作家・新堂冬樹。芸能プロダクション・新堂プロを設立し、その代表取締役も務める彼が、事務所に所属する歌手・重富麗奈をメインとした”女版EXILE”の結成を報告した。新堂はブログで次のように明かす。 「S氏と制作プロデューサーさんと打ち合わせを重ねた結果、同年代のダンスパフォーマー4人を加えて、『女版EXILE』的なユニットを組むことに決まった。もちろん、メインヴォーカルは麗奈で、パフォーマーは14歳~16歳くらいの女の子のオーディションを開催する。某民放局の音楽番組を持ち、複数のメジャーレーベルと仕事をし、これまでに大物アーティストを何人も手がけているS氏が『女版エグザイル計画』の一員になってくれるので、麗奈にとっては大チャンスだ」(原文ママ) 10代の頃から闇金融の

    打倒AKB48? 芸能プロ社長でもある作家・新堂冬樹が放つ「女版EXILE」の実力
  • 誰がアニメを変えたのか? 世代論で切るオタク文化の10年、そして50年

    たとえば中二人口は、団塊の世代が14歳前後にさしかかった1963年に247万人というピークを迎えるが、そのとき彼らが熱心に読みふけっていたのは、サンデー、マガジンの二大週刊少年マンガ誌だ。当時はマンガが若いメディアだったのだ。そのままマンガを読み続け、世代がスライドしていくに従い、青年向け、大人向けのマンガ誌が創刊されていったのはご存知のとおり。 オタクメディアの成否は、いかにして14歳以下の子供たちを捉えるかにかかっていることになる。 ■「少子化」がアニメの訴求対象をシフトさせた 次の波がアニメだった。74年の『宇宙戦艦ヤマト』に始まるアニメブームは多くの若者を巻き込む。サブカル誌「OUT」が特集を組み、のちにアニメ専門誌へと変貌していくほどのパワーがあった。森川氏はこの衝撃を「STUDIO VOICEがエヴァ特集号を発行した時に似ている」と、昔を知らない人にもわかりやすく表現したが、つ

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  • ジュニアアイドルの着エロ「逮捕でもやめないワケ」

    性器や乳首以外の部分を限界まで露出する”着エロ”。3年ほど前から10代前半のジュニアアイドルたちによる着エロDVDの過激化が世間で問題視され始め、07年10月には”Tバック小学生”などの作品をリリースしていたメーカー・心交社が児童ポルノ法違反で摘発。以降、誌でも再三指摘してきたが、相変わらず着エロDVDの過激化は続き、逮捕者も後を絶たない。 「心交社の摘発以降、児童だけでなく18歳以上の着エロ作品も過激化しています。例えば最近では、モデルの性器が”ほぼ丸見え”状態だとして、『千夜一夜の夢 後藤麻衣』を制作したメーカー・キングダムが、わいせつ図画販売の容疑で摘発を受けました。一方7月には、16歳の少女に水着で過激なポーズなどをさせたとして、DVDメーカー・レイフルの社長ら関係者4人が、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されています。レイフルは17歳以下・以上を問わず『コンデンスミルクま

    ジュニアアイドルの着エロ「逮捕でもやめないワケ」
    Parsley
    Parsley 2009/09/28
  • 民主党政権でどう変わる? 児童ポルノ法改正のゆくえ(前編)

    先の国会での改正審議が引き金となって、推進派、反対・慎重派、そしてアグネス・チャンなどが、児童ポルノ法をめぐり侃々諤々の議論を繰り広げている。この問題のエキスパートである山口貴士弁護士への取材を中心に、民主政権以後の動きを探る。 衆院選と政権交代の喧騒で忘れられがちだが、昨年から今夏にかけて、ネットを中心に飛び交っていた大きな話題がある。児童ポルノ法(正式名称は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」)改正をめぐる議論である。 6月26日の衆院法務委員会では、日ユニセフ協会大使のアグネス・チャンが参考人質疑で登場し、涙ながらのパフォーマンスで改正を強く訴えた一幕を覚えている読者も多いだろう。ただ、結論からいうと、このとき提出された自民・公明党、民主党それぞれの改正案は衆議院解散とともに廃案になり、現行法のまま変化はない。しかし、政権交代が実現した今、これから

    民主党政権でどう変わる? 児童ポルノ法改正のゆくえ(前編)
  • CD文化からコンサート文化へ Jポップは「聴く」よりも「観る」時代

    CDが売れないといわれる中、音楽コンサート市場は活況を呈しているようだ。日経済新聞の9月10日付朝刊では、ぴあ総研による「集客型エンターテイメントのチケット市場規模」に関するレポートを引用し、2008年の音楽コンサートの市場規模が前年比3.9%増の約1,503億円となったと報じている。同年の音楽ソフト市場規模が前年比約92%の約3,617億円にとどまったこと(日レコード協会統計資料)を踏まえると、コンサートビジネスは異例の高成長を遂げているといえる。 これは、日に限った話ではない。音楽業界は世界的にコンサートビジネスへとシフトしており、有力なアーティストほどコンサート活動で稼ぐ傾向がある。たとえば米国の歌手・マドンナの場合、先月終了した世界ツアーにおいて計32カ国で350万人のファンを動員し、4億800万ドル(約375億9,700万円)の収益を上げている。一方で、マドンナのCD販売の

    CD文化からコンサート文化へ Jポップは「聴く」よりも「観る」時代
  • 読売と日経が隠蔽した !? 「民主党圧勝」世論調査の"秘密" - 日刊サイゾー

    サイゾースタッフパブリッシャー/揖斐憲 プロデューサー/川原崎晋裕 エディター/佐藤彰純 デザイナー/cyzo design Webデザイナー/石丸雅己※ 広告ディレクター/甲州一隆 ライター(五十音順) 竹辻倫子※/田幸和歌子※ 長野辰次※/平松優子※ ※=外部スタッフ 読売新聞と日経新聞が日21日付け朝刊1面トップで、「衆院選で民主党圧勝」との世論調査結果を同時掲載しているが、いずれも「社調査」をうたいながら実際には合同調査だったことがわかった。 日を代表する大手新聞2紙が自前で調査する費用を捻出できなくなったことが理由とみられ、新聞業界の深刻な経営事情を浮き彫りにしている。 21日の朝刊2紙は1面トップで「民主300議席超す勢い 衆院選情勢 社11万人調査」(読売)、「民主圧勝の勢い 300議席超が当選圏」(日経)と見出しにとり、今月30日実施の衆院選で民主党が単独過半数をと

  • 中川淳一郎氏に聞く「ブロガーイベントはなぜ終わったのか」

    数年前から多数の企業が商品のプロモーションとして企画したブロガーイベント。ブログ上での口コミを狙い、注目度の高い個人ブログを運営するブロガーを集めて行うイベントだが、これが最近下火だという。一時期はIT関連企業だけでなく、サントリーなど大手メーカーがこぞって関心を示し、代理店も積極的にブロガーイベントの企画・運営に乗り出した。なぜここへ来て、開催数が減ってきたのか。ネットを利用した企業の販促の行方は。今年4月発売の『ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言』(光文社新書)でネット上のバイラルマーケティングへの過剰な期待に疑問を示した中川淳一郎氏に話を聞いた。 ──ネットを使った企業の販促について『ウェブは……』の中で苦言を呈していらっしゃいます。 中川氏(以下、中) 一般人ブロガーを集めたブロガーイベントに、最近まともな企業は手を出さなくなってきています。理由は大きく分けると2つ

    中川淳一郎氏に聞く「ブロガーイベントはなぜ終わったのか」
    Parsley
    Parsley 2009/08/13
    "企業自体が編集部を作って、自社の商品情報をPVを取るような面白いニュースにして各ポータルサイトに配信すればいい。"代理店出身の中川さんらしいアイディアだなー。
  • 印刷業界はもうダメだ!? 近頃大日本印刷がお盛んなワケ

    長らく、業界全体が致命的な不況に陥っている印刷業。いち早く生存をかけて、2トップたる大日印刷と凸版印刷は数多くの新規事業に手を出している。その他中小の印刷会社は、それに置いてけぼりをらっている状況だ。業界の存亡危機に、特効薬はあるのか? 今年5月、大日印刷(以下、DNP)が中古書販売最大手のブックオフへの出資を決め、出版業界に大きな衝撃が走った。同社は昨年には大手書店の丸善、ジュンク堂、取次会社の図書流通センターを次々に子会社化しており、その動向はいま、各所に波紋を広げている。DNPといえば、凸版印刷(以下、凸版)と並ぶ印刷業界の2強のひとつ。創業から110年以上にわたり業界をリードしてきた雄だが、今年3月期には上場以来初の最終赤字に転落した。ブックオフへの出資はその直後に発表されたが、同社は長きに渡って出版業界の目の敵だった新古書店。それだけに、DNPの真意は読めず、業界関係者たち

    印刷業界はもうダメだ!? 近頃大日本印刷がお盛んなワケ
  • 大粛清への先鞭か 講談社ポータルサイト「MouRa」が解散、更新停止へ

    出版大手講談社が運営しているポータルサイト「MouRa」<http://moura.jp/>が、6月1日をもって部署を解散し、サイトの更新を停止することが明らかになった。 「MouRa」は、2005年に前身である「Web現代」を引き継ぐ形で開設され、「世のあらゆる才能、事象を出版クオリティで提供する”ハイクオリティ・才能ポータル”」を標榜していたが、わずか4年での撤退となった。 関係者への取材によると、50名あまりの「MouRa」運営スタッフに解散が告げられたのは5月に入ってからとのこと。また、「MouRa」の更新停止後、同サイト内で運営されていたデジタルコミックサイト「MiChao!」も、11月を目処に消滅する公算が強いという。 「前身の『Web現代』は会員制の有料コンテンツ配信サイトとして立ち上げられ、『MouRa』になってからも数々の課金サービスやWebコンテンツの書籍化など、試行錯

    大粛清への先鞭か 講談社ポータルサイト「MouRa」が解散、更新停止へ
  • 若者を”食い物”にしているのは企業? メディア? 論壇?(後編)

    速水氏の『自分探しが止まらない』と後藤氏の 『おまえが若者を語るな!』。ともに昨年出版 された、若者を論じる上での必携書。 前編はこちらから。 ──そのせいか、最近は事件が起きると、メディアは、社会学者など、アカデミズム系の人にばかりコメントを求めますよね。 速水 さらに、秋葉原通り魔事件のときには売れっ子の学者がこぞって「事件について語るな」と互いを牽制した。「ついに椅子取りゲームが始まったか!」という感すらあります。来、面白いことを言うのは雑誌のコラムニストの役割だったはず。専門家ではない立場から、学者には言えないことをズバッと書いたり。批評家の役割も、社会学者とは違う立場で物を言うことだと思うんですけどね。 後藤 コメントの横に「社会学者」と書かれるから、内容がエッセイ的であっても、受け手がそれを「社会学」だと思ってしまうのも問題。社会学には、もっと地味で堅実な分野もたくさんあるの

    若者を”食い物”にしているのは企業? メディア? 論壇?(後編)
    Parsley
    Parsley 2009/03/17
    前後編通じてid:gotanda6様の「インタビュー力」を見せ付けられた感じ。