総合／農業生産法人へのファンド出資容認 農水省、制度新設へ - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
農林水産省は２６日、投資ファンドによる農業生産法人への出資を認める新制度を創設する方針を固めた。ファンドを介して、現在は認められていない銀行、証券など金融機関による出資に道を開き、農業生産法人の円滑な資金調達を支援する。３１日に提出する２０１０年度予算の概算要求に、日本政策金融公庫の財政資金を利用したファンド出資のモデル事業を盛り込み、制度創設に必要な関連法案を来年１月の次期通常国会に提出する方向だ。 農業生産法人は、設立要件で出資者を農業従事者や農産物加工・販売などの農業関連事業者に限定しているほか、企業に議決権の最大２５％を上限とする出資制限を課している。土地を賃借して事業を運営している場合は、担保不足から銀行の融資条件を満たせないケースもあり、現状では事業拡大に向けた資金調達手段が制約されている。 新制度はこうした農業生産法人の資金調達難の改善が狙い。ファンドによる出資を認めるこ
総合／牛乳まぜ飲みや乳搾りなど体験 「ＭＩＬＫ ＥＸＰＯ＠有楽町」 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
「牛乳の日」（６月１日）を前にした３１日、「ＭＩＬＫ ＥＸＰＯ＠有楽町」（中央酪農会議など共催、ミツカンなど協賛）が「有楽町イトシア」（東京都千代田区）前などで開催され、約５万人が牛乳と他の食品を混ぜて飲む「まぜ飲み」の試飲や、現地に連れてきた牛の乳搾り体験などに参加し楽しんだ。 会場には食品メーカー７社がブースを出展。栄養価の高い牛乳を他の食品と混ぜて摂取することで体脂肪が減るなど健康効果がアップすることを提案する「まぜ飲み」などが行われた。ミツカンは同社の黒酢と牛乳を１対４の割合で混ぜて試飲してもらった。前田浩史・中央酪農会議事務局長（５４）は「牛乳はコップ１杯１日３回飲めば必要量のカルシウムが摂取でき骨に良い。調理に使うとコストパフォーマンスも高い」とアピールした。
総合／経財諮問会議、減反見直しで一致 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
政府は３日、経済財政諮問会議を開き、農政改革について議論した。出席した石破茂農水相が、生産調整（減反）の見直しや担い手確保など抜本的な農政改革の必要性を説明。民間議員もコメの価格維持を目的とした減反のあり方を見直す必要があるとし意見が一致した。麻生太郎首相は「農政改革の論点を整理する態勢は内閣で整備した。諮問会議では政策論を率直に議論していきたい」と話した。 民間議員は、農政改革の目的として「産業としての持続性の回復」「安定的な食料供給力の回復」「農村地域の活力の回復」の３点をあげた。改革の具体論では、経営意欲のある農業経営体を総合的に支援する必要性を強調。意欲のある農家、農業生産法人、企業も含めて農業経営体の創意工夫や自由な経営展開を促進する総合施策の体系化が必要と指摘した。 現在は主食用のコメ価格の安定が優先されているが、コメの消費者価格と生産者の収入を切り離し、消費者価格は市場原
金融・政策／農政改革「本部」「大臣会合」 減反で意思統一は微妙 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
食料自給率向上や農業の担い手確保を目指した農政の抜本改革の論議が２７日からの審議会で本格化する。審議会では、農業政策の指針となる「食料・農業・農村基本計画」を５年ぶりに見直す。農水省は、審議会の１年間の議論を踏まえて、来年３月に、２０１０年度から５〜１０年後までの農業政策の目標と方向性を示す考えだ。 審議会では、コメの生産調整（減反）についても見直しが議論されるほか、高齢化が進展する農家の担い手の確保策、耕作放棄地を減少させるための農地改革、農産物の輸出促進による農業の国際競争力強化、資材高騰などに対応できる強い農業経営基盤の確立など農業をめぐるさまざまな課題について議論する見通しだ。 政府は、麻生太郎首相が本部長を務めて、全閣僚が出席する「食料・農業・農村政策推進本部」の下に、農政の抜本改革を検討する関係閣僚、関係各省幹部、有識者などで構成する６大臣会合を官邸に設置する方向で調整
産業／オージー・ビーフ 輸入半世紀 ハイテク管理で安全・安心 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
ハンバーガーのパテは全量、箱詰めの前に金属探知機でチェックされる＝千葉県山武市の日本マクドナルド千葉工場 オーストラリアから牛肉の輸入が始まって半世紀。今では日本で消費される牛肉の半分近くが豪州産だ。日本マクドナルドをはじめ、安全性が高いとして原材料に選ぶ外食産業の企業は多い。その安全性はどのように確保されているのか？ 「オージー・ビーフ」の誕生から加工までを追った。 豪州の牛肉の安全管理のベースになっているのが、電子タグによるトレーサビリティー（生産履歴の管理）だ。 豪州屈指のビーチリゾート、ゴールドコーストから車で２時間強。メドリン牧場を訪ねると、左耳に番号札、右耳にボタン型の電子タグをつけられた牛が目についた。このタグが、トレーサビリティーで重要な役割を果たす。 豪州肉牛生産者協議会のビル・ブレイ会長（５７）は「個体の移動履歴をコンピューターで一括管理しています。タグがな
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速報／【わが社のお宝】大日本印刷の“プリント奥義”（７）毛細血管も再生 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
金融・政策／農水省改革へ推進本部初会合 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
金融・政策／関税軽減廃止なら負担１６００億円増 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
金融・政策／農政改革で担当相設置へ - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
産業／クローン牛「安全」の報告書 安心感、コストなど課題 - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE