政治に関するPuHaのブックマーク (273)

  • 新首相に寄せる欧米の視点: 極東ブログ

    民主代表選挙前になるがワシントン・ポストが日の政権をメリーゴーラウンドに例えていた。国内紙にも言及が多少あった。一例を引こう。共同「菅首相:退陣表明 日政治はメリーゴーラウンド 毎年トップ交代に米紙苦言」(参照)より。 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは27日、菅直人首相の退陣表明で日の政権が再び短命で終わることを受け「日政治の回転木馬」と題した論説記事を掲載、現状が「優れた政治制度への過渡期か、継続的な衰退の症状か、答えられるのは日だけだ」と主張した。 記事は、日政治状況について「ねじれ国会」により、米議会と同じ「行き詰まり状態」になっていることに加え「毎年大統領が選ばれる特徴がある」と指摘。政治が不安定なため、「日は能力以下の仕事しかしていない」とした。 2009年に政権交代があった日が「2大政党制か、多党制かにたどり着くまでの道は平たんでない」と分析した。

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    PuHa 2011/09/01
    何を望むかといえば財政金融政策の統一、デフレ解消。だがみんなの党には対立ではなく妥協をしてほしい。淡々と進めるべき法律を通し政治の責任を果たしてほしい。できない政治勢力には投票したくないから #minna
  • 朝日新聞の主張する「東條英機の論理」

    きょうは8月15日である。この日に、いつも日人が自問するのは「日はなぜあんな勝てない戦争に突っ込んだのだろうか」という問いだろう。これにはいろいろな答があるが、一つは東條英機を初めとする陸軍が日の戦力を過大評価したことである。陸海軍の総力戦研究所が「補給能力は2年程度しかもたない」と報告したのに対して、東條陸相は「日露戦争は勝てると思わなかったが勝った。机上の空論では戦争はわからん」とこれを一蹴した。 こういう客観情勢を無視して「大和魂」さえあれば何とかなると考える主観主義は、日の伝統らしい。朝日新聞の大野博人氏(オピニオン編集長)は8月7日の記事でこう書いている: 脱原発を考えるとき、私たちは同時に二つの問いに向き合っている。 (1)原発をやめるべきかどうか。 (2)原発をやめることができるかどうか。 多くの場合、議論はまず(2)に答えることから始まる。原発をやめる場合、再生可能

    朝日新聞の主張する「東條英機の論理」
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    PuHa 2011/08/15
    対米開戦は民意を指導者が汲みとって反映された結果だ。民主主義が間違った決断を選んだ。メディアは誰にとっても耳障りのいい内容で部数が伸びるかも知れないが、そもそも正しいと信じる意見を掲載するべき。
  • 菅直人 vs. 経済産業省の戦いが壮絶になって来た

    福島第一原発での事故以来、私も含めてあまり一般の人たちに知られていなかった数々の問題点が見えて来たわけだが、一番注目すべきなのは、今回の事故の、そして事故後の政府と東電の対応のていたらくの諸悪の根源は東電でも管政権でもなく、霞ヶ関の官僚たちだ、という事実である。 そもそも日の原発を中核においたエネルギー政策は、米ソの冷戦時代に、日国民の「反核」感情が「反米→共産主義」という方向に傾きかけたとき、米国が「毒をもって毒を制す」と読売新聞の正力松太郎を利用して日の世論をコントロールして無理矢理押し付けたもの(参照)。「保守=原発推進、革新=反原発」という日特有の図式が作られたのもその時期だ。 最初は政治指導で原発を押し進めて来た霞ヶ関の官僚たちは、少しづつ「天下りの甘い罠」に陥り、電力業界と癒着し、星の数ほどの「天下りのための原発関連法人」を作り、「いまさら原発を辞めたら自分たちの将来が

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    PuHa 2011/07/09
    日米同盟も原子力も危険はあるが、節約できる金額も大きい。やめて損をしたり世界を不安定にするよりも、深化なり進化させていくことが妥当。危険大な基地や原発の稼動停止も妥当。
  • 日経BP

    株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分

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    PuHa 2011/07/06
    国民が熱狂、官僚が及腰。「全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然かと思う」空気ダメ。十分な対話と法に則った手続きを得ないと民主主義の統治は性能を発揮しない。
  • [PDF]溜池通信 vol.470 特集:震災と消費者心理の不思議

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    PuHa 2011/06/05
    「バカ」と「ズル」と「ワル」三兄弟の物語
  • どういう政治家に憧れ、倣おうとするのか

    雪斎殿がエントリーを更新し、菅直人首相にに対して「彼は政治家として誰に憧れ、誰に倣おうとしたのか。」と問いかける興味深い論を記されている。「中興の祖」を高く評価するというこの論は、氏の過去のエントリにもそのような考え方が滲み出ており、頷けるものがある。現役の政治家ならともかく、自分が考えても仕方が無いのだけれども、誰かの文章に刺激を受けて何かを記すというのが来のBlogのあり方でもあろう。せっかくの機会であるから自分ならこう考えるというのを記してみたい。この文章を読んでいる読者諸氏も、多くの政治家を思い浮かべ、誰を評価するか、誰に共感するかというのを考えてみてはどうだろうか。 まず、基的な考え方であるが、私はこの問いに対して、戦国時代やら、もちろんそれ以前の昔の日の人物の名を上げる人をあまり高く評価しない。政治は人の考え方の営みであり、現代と社会状況も人の考え方もまるで違う、より正確

    どういう政治家に憧れ、倣おうとするのか
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    PuHa 2011/06/02
    『気質として革命家的な部分を持っていたのだろうと思う。しかし、いずれの人物も議会政治というものを重視し、その支持を広げることにほとんどの労力を費やした』どういった政治家が望ましいか。理想。
  • 不信任案提出 民主は分裂含み NHKニュース

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    PuHa 2011/06/01
    チキンゲームすなあ。心臓に毛が生えてないと責任ある立場でいるのは難しいということだろう。
  • 谷垣禎一総裁 定例記者会見[5/12]

    ■ 谷垣禎一総裁発言 昨日で、地震が発生しましてから、2か月が経過したわけです。しかし、未だに、12万人の方々が厳しい避難生活を送られています。我々は、避難されている方々が1日も早く元の生活に戻れるように、引き続き復旧復興に向けて、全力を挙げて取り組んでいかなければならないと思っている次第です。 国会対応ですが、我々は被災地の早期復旧に向けて第1次補正予算に全面的に協力をし、賛成もして、早期成立を図った次第です。被災地の厳しい状況に鑑みますと、復旧再生に向けた2次補正も切れ目なく作っていかなければならないと考えています。わが党は、18日(水)の党首討論(QT)を強く申し入れているところでして、国会において、復旧復興についての十分な議論が行われなければならないと思います。 それから、政府においては依然として、被災地で苦しんでいる方の不安がありながら、よもや2次補正予算をやらずに、国会を閉

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    PuHa 2011/05/13
    原子力政策と東電救済スキーム。政党内で財政健全化、上げ潮派とかどれがポストを占めるか。それを見ていく。みんなの党と立ち枯れができてからわからん。新聞やめて政治から関心が離れすぎた
  • 【今年の夏に脱原発】 今年の夏を乗り切る300万kWがどうしても出てこないらしい 【今年の夏は何で賄う?】

    今夏の電力需給を分析する 1|西陣に住んでます http://ameblo.jp/kazue-fujiwara/entry-10877129411.html これまでに公開されてる対応策と、懸念されてる状況がこのまま推移してくとどうなるの? というのを考えてみた。 津波被災していない正常な原発は13カ月ごとにメンテ検査で休止するが、これが脱原発的な雰囲気で再開しない場合、来年の今頃には脱原発が事実上完了。その代わり、来年までに喪失分を埋める代替電源を決めないとなんなくなる。 続きを読む

    【今年の夏に脱原発】 今年の夏を乗り切る300万kWがどうしても出てこないらしい 【今年の夏は何で賄う?】
  • 「非常に残念な発想」 橋下府知事「脱原発を」 立地市町が反発 : 福井 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    大阪府の橋下徹知事が記者会見で、関西に電力を供給する原発の新設中止などに取り組むとした発言に対し、県内の原発立地市町から28日、反発の声が相次いで上がった。 敦賀市の河瀬一治市長は「福井県内の原発から、関西で使用する電気の6割弱を送っている。(県内で発電した)電気を使っていて、そういう発想にしかならないのは非常に残念」と話した。美浜町の山口治太郎町長は「報道で見る限り」としながらも、「福島第一原発の事故が起き、一番心配しているのは原発のある自治体。(原発から)一番離れた電力消費地の知事が『何を言うとんのや』という思いだ」と批判した。

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    PuHa 2011/04/29
    捕鯨みたいと思った。伝統なので続けるよ派。くじらとるのは可哀想で認められないと心が訴えるよ派。商売にならないからやめようよ派。将来のため調査しておくよ派。
  • カリフォルニアの教訓 行き過ぎた民主主義の危険性 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年4月23日号) カリフォルニアは世界中の有権者に警告を与えてくれている。 米カリフォルニア州はまたしても、予算に開いた大きな穴を抱え、それを埋める見込みがないまま会計年度の終わりに近づきつつある。州憲法では赤字予算が禁じられているにもかかわらずだ。 ほかの州も経済の不振が原因で問題を抱えている。しかし、カリフォルニアは好景気の年でさえ、然るべき時期に予算を成立させられない。カリフォルニア州の信用格付けが20~30年程度で、50州の最上位クラスから最下位に転落した理由の1つがここにある。 その多様性から、自然の美しさ、他の追随を許さないシリコンバレーやハリウッドの人材集団に至るまで、これほど恵まれた州の統治が、どうすればここまでひどい有様になるのだろうか? やはり、統治を行っている人を非難したくなる。非常に党派的で、普段から膠着状態にある議員は、かなり厄介な集団

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    PuHa 2011/04/25
    ドイツは解散権を首相から取り上げたけど、イギリスや日本はそのまま。設計に扇動されにくさの考慮が必要。おもしろい記事。試行錯誤できる連邦制に惹かれる。個人主義を想う。
  • 歴史観めぐり不満噴出 自民「日独決議」で40人退席 - MSN産経ニュース

    衆院は22日の会議で、日ドイツの交流開始150周年を記念する決議を賛成多数で可決した。ただ、執行部が賛成方針を示していた自民党は、文言に偏った歴史観の強要と事実誤認があるとして約40人が退席。議場に残った議員の多くも起立採決の際に座ったままで、執行部は大きな失態を演じた。 決議は、民主、国民新、自民、公明など6会派で提案。先の大戦について「両国は1940年に日独伊三国同盟を結び、各国と戦争状態に入り、多大な迷惑をかけた」としている。自民党は谷垣禎一総裁ら党五役で賛成方針を決めていた。 だが、会議直前の代議士会で、保守系議員を中心に、リベラル派の執行部に対する不満が噴出。高市早苗氏が「ドイツを巻き込み誤った戦争観を強要する内容だ」と反対を表明したほか、下村博文氏は三国同盟締結以前の39年にドイツがポーランドに侵攻していた事実を挙げ、「こんな間違いを決議したら国会の見識が問われる」と退

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    PuHa 2011/04/22
    こういう決議に反対するより賛成したほうが票が取れるとの判断だとすると面白い。/謝罪や迷惑をかけたなんて国と国との関係で認めないもの。その常識からすれば違和感はある。
  • 自動車や石炭火力は原発より危険である : 池田信夫 blog

    2011年03月31日12:30 カテゴリエネルギー 自動車や石炭火力は原発より危険である 自称保守主義者の中島岳志氏が、なぜか左翼系ウェブサイトに「原発に反対してきた理由」を書いている:自動車は普遍的に事故を起こし続けます。日だけでも年間約5000人の命が失われ、多数の負傷者が出続けています。[・・・]しかし、私たちは自動車や飛行機を放棄しません。それは、リスクの存在を前提として、そのリスクよりも利便性のほうが上回るという認識を共有しているからです。しかし、原発のリスクはそれらをはるかに上回ります。一旦事故が起こると(事故の規模にもよりますが)、相当程度の国土が汚染され・・・と内田樹氏と同じような思い込みが続くが、自動車のリスクを「年間5000人」と書くのなら、同じ基準で原発のリスクを比較しないと不公平だろう。日の原発事故の死者は、これまでゼロである。2名の死者が出た東海村事故は核燃

    自動車や石炭火力は原発より危険である : 池田信夫 blog
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    PuHa 2011/04/01
    てめーが行け、って意見がみられる。徴兵されればいくでしょ戦争だってなんだって国民国家の市民なんだから。反対してようが賛成してようが赤紙きたら棚上げしていくのは当然だとおもって議論してるのが前提でしょ。
  • 電気を止めてみたことがある。

    料は、毎日買ってきてその日にべてしまえば冷蔵庫はいらない。 商店街の近くに住んでいてスーパーも徒歩圏に数件あったので余裕だった。 風呂は真っ暗だったけど、マンションの正面にある煌々と輝く薬局から明かりをもらうかたちで入った。 いけるんじゃね!?と思った。 けど、洗濯ができなくて一週間足らずで挫折した。 手洗いは可能だけど、脱水ができない。手しぼりで干しても当に乾かない。 カンカン照りの休日にしか洗濯できないのは痛い。 ああ、やっぱ自分用の電気って必要なんだなと思った。 それで復旧させた。 でも逆に考えれば洗濯できる分の電気があればいいわけで、 PCや携帯にも別に依存してるってわけじゃないし、ナシの生活をしてみたこともあったし、 テレビは元々無いし。 移動も長距離は電車で、近距離はチャリ。 私みたいな生活を皆がしてたら原発要らない。 でも皆にはできない。 まず冷暖房がないと老人が死ぬ。

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  • またこれか - finalventの日記

    これ⇒はてなブックマーク - 時事ドットコム:花見は自粛を=被災者に配慮必要−石原都知事 元の時事⇒時事ドットコム:花見は自粛を=被災者に配慮必要−石原都知事 東京都の石原慎太郎知事は29日の記者会見で、東日大震災に関連し、「桜が咲いたからといって、一杯飲んで歓談するような状況じゃない」と述べ、被災者に配慮して今春の花見は自粛すべきだとの考えを示した。 石原知事は「今ごろ、花見じゃない。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感が出来てくる」と指摘。さらに「(太平洋)戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日人の連帯感は美しい」とも語った。 都は既に、花見の名所となっている一部の都立公園について、節電などのため入園者に宴会自粛を呼び掛けている。 輪電で夜停電しているのにどうやって花見のための夜間電力をもってくるのか。あるいは特定公園が輪電でなくても輪電で停電している

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    PuHa 2011/03/30
    節電協力というよりも市民の安全の確保が主。
  • 首長連合公式サイト〜地方分権、マニフェスト、私たちが答えます〜

    首長連合は地方分権について考えます。首長連合が目指すもの 地方自治体の長=首長が集まり、首長連合を結成しました。なぜ新しいグループなのか。なぜ地方分権を実現しなければならないのか。首長連合について自己紹介します。皆さんのご意見を動画でお寄せください。 各政党のマニフェストに対する 意見・質問をお寄せください 首長連合は地方分権の実現を目指しています。各政党のマニフェストでは地方分権がいつまでにやると書かれているか評価していきます。各政党のマニフェストについて皆さんのご質問を動画でお寄せください。

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    PuHa 2011/03/27
    露木順一氏。神奈川県知事選挙
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    PuHa 2010/09/01
  • ひどい「指揮」を観た夏 - 雪斎の随想録

    ■ この国で「政権担当能力」とは、官僚を指揮する能力である。 それは、オーケストラの指揮という作業と似ている。 各パートの奏者に色々な指示を出して、さまざまな「響き」を作っていく。 それが交響曲や管弦楽曲の世界である。 今、民主党内のゴタゴタぶりがエスカレートしているようであるけれども、どうでもいいことではある。菅直人登場後、支持率が跳ね上がったのは、民主党の「脱小沢化」が期待されたからである。今、鳩山由紀夫が挙党態勢を説いているようであるけれども、そうした名目で「脱小沢化」にブレーキをかけることなどは、ほとんど期待されていないのではないか。 小沢待望論というのも、不可思議な現象である。 彼の「指揮経験」というのは、中曽根康弘内閣期の自治大臣と竹下登内閣時の官房副長官ぐらいしかない。 その後、細川・羽田諒内閣期、そして小渕内閣期に与党の立場になったが、結局、「指揮台」にたつことはなかった。

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    PuHa 2010/08/26
  • 世界第2位になった中国、次は・・・  JBpress(日本ビジネスプレス)

    筆者は今週、東京に住む友人から「ナンバースリーの日からのご挨拶」と題したメールを受け取った。送り主は時代の移り変わりを嘆いていた。 彼が言及していた4~6月期のGDP(国内総生産)統計によれば、中国は今やドル換算ベースでも世界第2位の経済大国だ。大災害や不況がなければ、中国は米国を抜いてナンバーワンになるまでこの座を維持することだろう。 経済活動と同じくらい為替変動の影響を受けるドル換算ベースでの比較は、かなり恣意的である。この物差しでは、住宅を買ったりレストランで事をしたり、あるいは足裏マッサージを受けたりするのにかかる費用が、北京では東京よりずっと安く済むことなど一切考慮されない。 また購買力平価ベースのGDPでは、既に10年近く前に中国が日を上回っている。 しかし、シンボルは重要だ。この物差しで中国が第2位の座を奪取することは、確かに新しい秩序の到来を告げている。米国の王座を脅

  • 「野党であること」に耐えられなかった政治家 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎にとって、今夏は、「長谷川如是閑の世界」に、どっぷりと浸かる夏である。 如是閑自身の著作と如是閑を扱った研究書の中でも現在、手に入る主なものを調達して、どっぷりとつかっている。学生時代、図書館で如是閑を読んで、相当な影響を受けた。イデオロギーを「役に立たない妄想」と呼ぶ感覚は、特に、そうである。 雪斎にとって興味深いのは、戦後に吉田茂がサンフランシスコ講和会議での「片面講和」を推し進めた時、「全面講和」を唱える往時の知識人の大勢を向こうに回して吉田の方針を支持した数少ない例外が、如是閑であったという事実である。如是閑にしてみれば、当時の「全面講和」論も、「役に立たない妄想」の類であったか。 如是閑にとっては、思考の立脚点は、「観念」ではなく「生活」であった。政党も、「生活」ではなく「観念」に走ると、途端に失速するような気がする。安倍晋三以降の自民党然り、現在の民主党然りである。 ■

    「野党であること」に耐えられなかった政治家 - 雪斎の随想録