ロシアの刑務所当局は16日、近年のロシアで最も著名な野党指導者だったアレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が、収監されていた北極圏の刑務所で死亡したと発表した。ナワリヌイ氏の広報担当キラ・ヤルミシュ氏は17日、死亡を確認したと発表した。
NHKが、元外交官で作家の佐藤優氏のインタビューを報道番組『クローズアップ現代』やウェブニュースで大きく取り上げたことが、物議を醸しています(関連情報1 /関連情報2 )。極めて「ロシア寄り」とも受け取れる佐藤氏の主張を、そのまま取り上げてよいものなのか。公共放送であるNHKがプーチン大統領のウクライナ侵攻におけるプロパガンダを助長しているのではないか。ウクライナを取材した筆者の経験や識者達の懸念の声から、この問題を考察します。 【志葉からのお知らせとお願い】ウクライナやパレスチナなどの紛争地での現地取材や地球温暖化対策、脱原発、入管問題などで鋭い記事を配信し続けるジャーナリスト志葉玲が、ジャーナリズムの復権と、より良き世界のための発信をテーマにニュースレターを開始。本記事含め、当面、無料記事を多めに出していきます。お知らせのための登録だけなら無料ですので、是非、以下ボタンからご登録くださ
(CNN) モスクワ市内にあるプーチン大統領の選挙対策本部で実施された抗議デモの取り締まりで、外国報道機関のジャーナリストらを含む数十人が拘束された。現地の独立系メディアが3日に伝えた。 ウクライナの戦場に動員された兵士らの帰還を求める妻や母親らの声が高まるなか、「動員500日」の集会と題して妻たちがデモを主催した。 CNNが閲覧したビデオには、モスクワ中心部の「赤の広場」で「報道」のベストを着た数人が拘束される場面が映っている。 デモに参加した女性らは大統領府の壁の外に集まり、近くにあるプーチン氏の選対本部に移動した。 ロシアの独立系ニュースサイト「SOTA」はSNS「テレグラム」上で、治安部隊が男性だけを無作為に拘束している現場を記者が目撃したと伝えた。 人権団体「OVDインフォ」は、少なくとも27人が警察車両で運ばれ、近くのキタイゴロド駅に拘束されていると指摘した。 OVDインフォに
ロシアのプーチン大統領が満面の笑みで出迎えたのは、モスクワを訪れている北朝鮮のチェ・ソニ外相。ロシアと北朝鮮は、協力をさらに拡大しています。ロシアはウクライナへの侵略を続け、一方、北朝鮮は、年明けから砲撃を繰り返したり、弾道ミサイルを発射したりして、軍事的な威嚇を続けています。 ロシアと北朝鮮の緊密な関係は、日本をはじめ、アジアの安全保障に今後どのような影響を及ぼすのか。軍事情勢に詳しい東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠 准教授に聞きます。 ※1月17日「ニュースウオッチ9」で放送した内容です。 ※動画は6分46秒、データ放送ではご覧になれません。 北朝鮮外相とプーチン大統領が会談 “軍事協力含め協議” 17日に入ってきた映像には、会談を終えた北朝鮮のチェ・ソニ外相の姿が捉えられていました。 そのチェ外相は、16日、クレムリンでロシアのプーチン大統領と会談しました。チェ外相には、北朝
開戦以来ロシア軍はずっとウクライナの破壊を続けている。そのことを鑑みると、ロシアにとってウクライナ、とくにキエフは故地であり、それを失うことはナショナル・アイデンティティにとって考え難いことなのである、というこれまで自分を含むロシア史研究者がしばしば行なってきた説明が本当に正しいのかどうか疑わしくなってくる。ロシア政府もロシア軍も、およそウクライナの土地を、その歴史的建築物も含めて、尊重しているようには見えないのである。ただひたすら破壊と殺戮を行なっている。ナショナル・アイデンティティ上大事な土地だから手放したくないということではなく、ただ単にあそこは自分の勢力圏であると決めつけて、勢力圏である以上自分たちが支配するのだという考えのもとに侵略行為を繰り広げているだけなのではないだろうか。支配欲、権力欲を満たすということだけが、それ自体として目的なのである。 このことはさらに、ロシア史研究者
【インサイト】ウクライナ戦争の(3年目ではなく)4年目を考える あるいは「我々はどういう世界に住みたいのか」守勢に回るウクライナ軍 いよいよ2024年が始まりましたが、相変わらず状況は非常に厳しいものがあります。ウクライナ軍は全戦線で守勢に回ることを余儀なくされ、その間にロシアはじわじわと圧迫を強めているからです。 特にルハンシクとハルキウ両州のあたりではロシア軍がこれまで以上に激しい攻勢に出ようとしているのではないかとの観測が出ており、この場合、クピャンシクが焦点となるでしょう。他方、以前から懸念されていたベルゴロド方面およびベラルーシ方面からウクライナ北部に対する攻撃の再開については、今のところ顕著な兆候は見られないとISW(戦争研究所)は報告しています。 こうした中でウクライナ軍は、北東部一帯に陣地線を築き、予想されるロシア軍の大規模攻勢に備えていると見られます。昨年、ゼレンシキー大
ゆきまさかずよし @Kyukimasa ロシア初の国産EV「Amber」 autoevolution.com/news/this-is-r… カリーニングラードの自動車メーカーAvtotor(以前はBMWやフォードをOEM生産してたけどウクライナ侵攻で作れなくなった)向けにモスクワ工科大学が作ったプロトタイプなのだそうだ。 公開以来、「世界で最も醜い車」としてSNSで話題になってるとか 2023-12-23 20:19:37 リンク autoevolution Russia's First Electric Car Is a "Tesla Killer" Yet Looks So Much Like a Washing Machine Russia introduces the country's first electric car, and many wish it didn't. T
ウクライナ国防省情報総局(GUR)によると、同国に侵攻したロシア軍兵士の間で「ネズミ熱」と呼ばれる病気が流行している。ネズミなどのげっ歯類が媒介し、感染すると嘔吐や目からの出血などの症状を引き起こすという。2年近く続くウクライナ侵攻がこう着状態に陥りつつあるなかで、ロシア軍の兵士が劣悪な環境に置かれていることを示している。 GURはテレグラムへの投稿で、ウクライナ北東部ハルキウ州クピャンスク近くに展開するロシア兵が「ネズミ熱」によって「ばたばたと倒れている」と説明した。症状には激しい頭痛や発熱、発疹、低血圧、吐き気、嘔吐、目からの出血があり、初期症状はインフルエンザに似ているという。腎臓にも影響を及ぼし、感染者は腰に激しい痛みを感じ、排尿困難になるとも説明している。 げっ歯類の排せつ物のほこりを吸い込んだり、汚染された食べ物を口にしたりすることで感染するとされる。GURは、この病気に関する
ウクライナは、ロシアが築いた強力な塹壕(ざんごう)による防衛線を突破できず苦しんでいます。ザルジニー総司令官は英誌エコノミストの取材に「このままでは長期戦は必至。そうなれば敗戦が濃厚になる」と答えていました。 苦戦が生み出す内部分裂 3歩しかないというのは厳しいですね。 小泉氏:西側からの支援が遅れ、苦戦が続く中で、ウクライナ内部で結束の乱れが目立つようになってきました。まず、ゼレンスキー大統領とザルジニー総司令官との間に隙間風が吹いています。 加えて、アレストビッチ元大統領府長官顧問がX(旧ツイッター)上でゼレンスキー大統領を激しくののしっています。23年1月に失言のため解任されたのを逆恨みしての行動と見られます。 アレストビッチ氏は、もし大統領選挙を実施するのであれば立候補するとして、公約も発表しました。この中で注目すべきものとして「被占領地の軍事的奪還を求めない」があります。これを条
前線のウクライナ軍には、負傷兵を退避させる小型車両の数も限られているのが実情だ/Christian Streib/CNN ウクライナ・マラトクマチカ(CNN) ウクライナと同盟国がこの夏突破を見込んでいた前線は、今ではやがて訪れる厳しい陰欝(いんうつ)な冬を物語っている――ロシア軍が勢いを盛り返し、ウクライナ側の劣勢が続いている。 「軍内部でよく言うように、紙の上ではいい戦略だったが、塹壕(ざんごう)のことを忘れていた」。第15国家親衛隊の指揮官を務めるイーホリは冗談まじりにこう言った。CNNでは安全上の理由からファーストネームのみで呼称することにする。ウクライナ南部オリヒウにある指揮所の奥でイーホリがCNNの取材に応じていると、無線から慌てた声が聞こえてきた。 「重傷だ」と無線士が叫ぶ。ロシアの陣地に近い塹壕で、暖房代わりに使っていた大型のガス燃料タンクがロシア軍のドローン(無人機)に攻
ベラルーシの首都ミンスクで、集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議に出席するロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2023年11月23日撮影)。(c)Valeriy Sharifulin / POOL / AFP 【12月2日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は1日、兵員を15%増員する大統領令に署名した。ロシアの兵力は約17万人増強されることになる。 ロシアとウクライナは、数か月にわたって戦線がこう着する中、いずれも兵員補充を図っている。 ロシア軍は「常備軍の増強は、特別軍事作戦と北大西洋条約機構(NATO)の継続的な拡大に伴い、わが国に対する脅威が拡大しているため」であり、「NATOの侵略的活動」に対する「適切な」対応だと説明している。 徴兵制の変更や新たな動員は計画していないという。昨年行われた動員は不評で、大勢の男性が国外に脱出した。
ロシアによるウクライナ侵攻(以後、ウクライナ戦争と表記)が始まって1年半以上が経過した。その間、戦局も目まぐるしく変化したが、報道で「ゲームチェンジャー」などと取り上げられる兵器も大きく変わっている。 まず、侵攻当初は欧米から供与された対戦車ミサイル、ジャベリンや地対空ミサイル、スティンガーといった、歩兵が携帯できるサイズの兵器への注目度が高まった。次にトルコ製ドローンのバイラクタルTB2が注目を浴びた。その後も高機動ロケット砲システムHIMARS(ハイマース)、ドイツ製戦車レオパルト2、イギリスの巡航ミサイルストーム・シャドウ、最近では長射程の地対地ミサイルATACMS(エイタックムス)が注目を集めている。
モスクワにとって、それは安全の問題です。徐々に強大化している西方の敵対勢力がその地域に進出すれば、居ながらにしてロシア人の主要都市を脅かすことができます。 だからその国を緩衝地帯、あるいは衛星国に変えてしまわねばならないのです。相手は小国。軍事力の優位はモスクワにあります。国境に大軍をはりつけ、それを背景にした交渉を行えば、緩衝地帯をもぎ取れるでしょう。 しかし、もし交渉相手がどうしても首を縦に振らない時には? その首は切り落とされるのがお似合いです。 1939年の冬に戦争が始まり、ソビエト連邦がフィンランドを侵略したのは、大略そのような理由でした。 戦争放棄の国際法を無視し、他国の主権を踏みにじる侵略。それをソビエト連邦はどのように正当化し、国際社会はどう反応したのでしょう。 戦争原因 緩衝地帯たるべきカレリア地峡 カレリア地峡 ロシアとフィンランドの国境にある、海と湖に挟まれた陸地がカ
<「提督」クラスが戦死は滅多にないが、それがロシアの誇る黒海艦隊で起きた、というのがウクライナの主張だ。連日のようにウクライナ軍の攻撃が続くなか、ロシア海軍が取った行動は> <動画>潜水艇が黒海艦隊の大型揚陸艦「オレネゴルスキー・ゴルニャク」を直撃する瞬間 ウクライナ軍による攻撃で、ロシア黒海艦隊の司令官ビクトル・ソロコフ提督が死亡したとみられることについて、ジェームズ・スタブリディス元NATO欧州連合軍最高司令官は、ウクライナにとって「素晴らしい戦果」だと評価した。 ウクライナ政府は9月25日、クリミア半島にあるロシア海軍黒海艦隊の司令部に対して、22日にイギリスから導入した長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」で攻撃を行い、成功したと発表。この攻撃で海軍要員100人超が負傷し、ソコロフを含む34人が死亡したという。ソコロフは同艦隊の司令官で、ウクライナ側にとってきわめて重要な標的だった
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