「銭湯」態勢、ばっちり―。サッカーJリーグ1部(J1)川崎フロンターレの選手が1日、川崎市高津区の「高津湯」で銭湯絵に挑戦した。絵描きのプロが描いた競技場を背景に、DFの井川祐輔選手と小宮山尊信選手が、自身のプレー姿を描いた。 6日から始まる、フロンターレと川崎浴場組合連合会の合同企画「いっしょにおフロんた~れキャンペーン」の一環。銭湯の壁にフロンターレの絵が描かれるのは初めてという。 日本に2人しかいないという銭湯絵師の中島盛夫さん(65)が、「高津湯」や「富士見湯」(幸区)の男湯と女湯のそれぞれに、フロンターレの本拠地の等々力陸上競技場や多摩川の風景などを描く。 両選手は写真を見ながら、小宮山選手はピッチを駆け回り、井川選手はゴールを決めて喜ぶシーンを、躍動感あふれる描写で表現した。 井川選手は「自分が描いた絵が残るのはうれしい」。油絵をたしなむという小宮山選手は「勝った日も負