長きにわたって思春期の若者たちを孤独にさせる要因であるとみなされてきたコンピュータゲームですが、ニュージーランドのプロジェクトチームは若年性うつ病の治療に効果的なコンピューターゲーム「SPARX」を開発しています。 ファンタジーロールプレイングゲームの「SPARX」は、認知行動療法(CBT)と呼ばれる心理学的アプローチで、若者たちにうつ病への取り組み方法を伝えるゲーム。プレーヤーは戦士となり、火の玉でネガティブな考えを吹き飛ばして悲観と絶望の沼から世界を救いだすことが目的です。 オークランド大学の児童青年精神科医でプロジェクトリーダーのサリー・メリー氏は、この型破りのアプローチは若者たちに支持されたと語ります。 この治療方法なら、プライバシーを守りながら、自分のペースでうつ病に取り組むことが可能で、「精神衛生上の問題に対して、深刻になりすぎずに取り組むことができる」としています。また、「治
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