【熊本、大分など九州での地震において、被災されたみなさまに心よりお見舞いを申し上げます】 今月14日に発生した熊本を中心とする九州での地震は、今なお余震が続いており、その数は震度1以上で900回以上も起きているという。筆者も友人が、阿蘇地方におり、不幸中の幸い、怪我などはしなかったものの、自宅が一部損壊したと聞き、心苦しく思っている。 その友人が、14日、地震の強い揺れの中で、不安に襲われたことが、川内原発(鹿児島県・薩摩川内市/九州電力)の状況だったと言う。万が一でも、福島第一原発事故のようなことが起きれば、自宅被害が大したことがなくとも、移住しなくてはならないかも知れない。幼い子どもを抱え、友人は「地震だけでも大変なのに、なぜ原発のことまで心配しないといけないのか?」と憤る。 地震による原発への悪影響を心配したのは、友人だけではなく、ネット上では川内原発の停止を求める署名運動がはじまり