女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」など投資用不動産に対する不適切融資が問題となっているスルガ銀行(静岡県)について、外部の弁護士などで構成する第三者委員会が7日、調査報告書を公表し、多数の行員が不正に関与していた事実を認定した。一部で行員自ら積極的に不正行為に関与した事実も明らかになった。 行員自ら自己資金の偽装依頼 第三者委が調査対象者のメール約400万通などを検証した結果、資料の偽装が疑われる事案は2014年以降で延べ795件あった。報告書によると、2014年1月には首都圏営業部の行員が業者に「エビ(エビデンス)15Mぐらいでお願いします」と、自らオーナーの自己資金の偽装を依頼していたことが明らかになった。
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