▲登壇者の中條謙自氏(左)と渡辺峨山氏。“NJ”の愛称で呼ばれる中條氏は、コーエーテクモゲームスにて『戦国無双』シリーズのサウンドディレクターを歴任。人間国宝にも師事した尺八奏者の大家の渡辺氏は、『戦国無双』や『討鬼伝』などでの演奏に加え、和楽器全般の監修も行っている。 ▲作曲者側の登壇者である稲毛謙介氏(左)と坂本英城氏。稲毛氏は『戦国無双』シリーズなどでメインコンポーザーを務め、その後に独立。『討鬼伝』シリーズを手掛けた坂本氏は、沖縄ゲームタクトの功績が認められ、前日にCEDEC AWARDSのサウンド部門にて最優勝賞を獲得したばかり! トークのはじめに中條氏は、和楽器をゲーム音楽に取り入れ意図が、約9年前に『戦国無双』を世界に通じるグローバルなものにしようと考えたことにあると説明。それまでは、ゲーム音楽にかぎらず和楽器を取り入れた楽曲といっても、サンプリング音を貼り付けているようなも