紫外線を発光する装置=立命館大提供 【鍛治信太郎】水銀ランプを使わずに、消毒用の紫外線をつくる技術を立命館大が開発した。実用化すれば、国内の水銀需要量の2、3割を減らすことができるという。 紫外線は、プール、温泉、水族館の水槽などで水の消毒に使われている。LED(発光ダイオード)を使った発光技術もあるが、品質の高い半導体素子の結晶をつくるのが難しく、大型化できないことや高価なことから研究用にしか使われていない。 立命館大の青柳克信特別招聘(しょうへい)教授(電気工学)らは、プラズマディスプレーと同様な方法でプラズマをつくり、プラズマの電子を半導体素子にぶつけることで紫外線を出す装置をつくった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事〈日刊工業〉ナイトラ