ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (18)

  • 軍都東京・東京陸軍航空学校のこと: 極東ブログ

    先日、ひょんなことから東京陸軍航空学校の逸話を聞いて、驚いたというのではないけど、感慨深く思ったことがあり、こういう話、現代の若い人にはどう知らせているのだろうかと気になって、わかりやすそうなとして、ムックだが、『知られざる軍都東京』(参照)、『知られざる軍都多摩』(参照)、『知られざる占領下の東京』(参照)を読んでみた。 自著『考える生き方』(参照)にも書いたけど、僕は昭和32年生まれで、東京オリンピック前の東京や日の風景をリアルに知っているし、その後の高度成長期の変化をそれ以前の風景に感覚として結びつけることができる。それを手がかりになんとなく、自分の過ごしてきた東京の戦前・戦中・戦後の風景について知っているし、折に触れて関連の書籍なども読んではいたが、知識の抜けは多いし、全体像みたいのもまだよくわからない。冒頭で触れた逸話も、ちょっと虚を突かれた感じがしたのだった。 東京陸軍航

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    ROBOT_KUN 2013/05/17
  • [書評]学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方(サンキュータツオ): 極東ブログ

    先日高校生から、古語辞典はどれがいいのかと問われて、わずかに考え込んだ。古語辞典ということでその場で頭に浮かんだのは、大野晋他『岩波古語辞典』(参照)と山田俊雄他『新潮国語辞典―現代語・古語』(参照)だが、ここで苦笑されるかたもいると思うが、この二つは癖がありすぎる。鈴木先生のことを思い出して、鈴木一雄他『全訳読解古語辞典』(参照)もいいかなと思った。が、そのあたりで、「ああ、文学が読みたくて古語辞典というのではないのだな、受験用か」と察し、ベネッセの『全訳古語辞典』(参照)がいいんじゃないかと勧めた。以前書店で見て、現代の古語辞典はこうなんだろうなと思った記憶があったからである。 それから「学校や塾の先生の意見も聞いたほうがいいよ、僕はもう受験のことわからないから」と加えた。その後日。ベネッセに二つ古語辞典があるという。調べて見ると『ベネッセ全訳コンパクト古語辞典』(参照)があった。それ

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    ROBOT_KUN 2013/05/01
  • 北朝鮮が最大級の軍事機密を公開した: 極東ブログ

    北朝鮮が米国を標的とした攻撃態勢に入るなか、その最大の軍事機密が、威嚇的な意図もあってか、国際的に公開された。その軍事的な意味合いについて簡単に考察を加えておきたい。まず状況の整理をしておこう。 国内でもすでに一昨日のNHK北朝鮮 「米攻撃できる状態で待機指示」] (参照)で報道されているが、米軍が韓国軍との合同軍事演習でB2ステルス爆撃機を投入したことを受け、北朝鮮では3月29日未明、朝鮮人民軍の作戦会議が緊急招集された。北朝鮮の国営通信によると、会議で金正恩第一書記は「米国をミサイルで攻撃できる状態で待機するよう指示した」。 報道で注目すべき点は、通常、軍事機密と見られる具体的な敵国への攻撃の手法までもが公開されたことだ。明白に米国土が目標となっている。 この中でキム第1書記は、アメリカ土と、ハワイ、グアムなどの太平洋地域や韓国にあるアメリカ軍基地を、「いつでもミサイルで攻撃でき

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    ROBOT_KUN 2013/04/04
  • 「風の音にとぎれて消える母の子守の歌」は怖い: 極東ブログ

    昨日の続きのような話。1960年代に、沖縄の土復帰前に土で作られた「さとうきび畑」という歌だが、歌詞のなかにこういうフレーズがある。 ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ 風の音にとぎれて消える母の子守の歌 夏のひざしの中で 土の人間である私などには郷愁を感じさせるメロディーに「母の子守歌」とくると、赤ん坊を抱いた若い慈母を連想してしまう。おそらく作詞者もそれを意図したのだろうと思うが、ふと、それは何の子守歌だろうと連想して、妙なものを思い出し、変な気持ちになったことがある。沖縄で暮らしていたころのことだ。 この話は、今回書いた『考える生き方』(参照)の原稿にも書かなかった。生活人としての自分との関わりのなかで見える沖縄の像とは離れてしまうからだ。 「妙なもの」というのは何か? その前に、「母の子守歌」という表現にも少し違和感があった

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    ROBOT_KUN 2013/03/02
  • [書評]20歳の自分に受けさせたい文章講義(古賀史健): 極東ブログ

    これはすごいを読んじゃったなというのが読後、第一の感想。文章技術は古今東西いろいろあるけど、ここまで「文章を書く」技術の手の内を明かしたはないんじゃないか。ライターの企業秘密だろ。 このを読んだことは秘密にして自家薬籠中の物としたいな、というのが第二の感想。そんなケチなこと言わずに、すごいは紹介したらいいじゃないかが第三の感想。もう一つ加えると、わかりやすく書かれているけど、このを理解することと、実践することは、ちょっと別かもしれないということ。 難しいではない。表題に「講義」とあるが、講義録をもとに整理して書かれたといった印象だ。後書きで知ったが、「文章の書き方」といった内容の長いインタビューの過程で「それにしましょう」ということで出来たらしい。形式を変えて演習を付けたら文章講座の教科書にも使えそうだ。 このを私が知ったきっかけは、cakesに連載されている「文章

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    ROBOT_KUN 2012/12/04
  • [書評]ちょっと早めの老い支度(岸本葉子): 極東ブログ

    「はじめに」をめくると「今の私は五十代」とある。1961年生まれのはずだから、たしかに五十代には違いない。52歳だろうか。かく言う私は55歳。四捨五入すると繰り上がりのほうになってしまった。自分も「老い支度」ではないかと読んでみた。 「はじめに」はこう始まる。 老後が怖い。そう思ったのは三十になろうとする頃、結婚しないかもしれないと感じはじめたのと同時期だ。 女と男の心の動きは違うが、30歳になったときは、ひどく年老いた気がした。そしてそこからの時の流れは速かった。 自分は老後が怖いかというと、すでに半分余生のような捨て鉢な感じもあってよくわからない。 岸さんは、「怖くなくなった」と言う。 不安は、わからないところに生じる。得体が知れないものほど恐ろしい。 三十代よりも今の方が老いにたいしてなじみが出てきた。視力の衰えひとつも体験すると「なるほど、こうなっていくわけね」とつかめる。

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    ROBOT_KUN 2012/11/23
  • [書評]出ない順 試験に出ない英単語(中山・著、千野エー・イラスト): 極東ブログ

    物好きを誘うバカバカしいらしいんで、「出ない順 試験に出ない英単語」(参照)、中も見ないで予約で即決でポチっと買いましたよ。買ってから買ったことを忘れて、先日届いてびっくりしたけど。で、開いてまたびっくりしましたよ。何が? こ、これは、使えるじゃないですか。そんなぁ。 military advisor あそこでステファニーと一緒に踊っている トップレスの男性は、 劉備の軍師諸葛亮です。 The topless man dancing over there with Stefanie is Liu Bei's military advisor, Zhuge Liang. いい感じじゃないですか。使えるじゃないですか。コメントに「何やってるんですか、伏龍さん、魏が攻めてきますよ」とあるのも味わい深い。若いな、亮。 これ、ほんとに「出ない順」なんすかね。ほかにはというと、アマゾンの紹介とかが無

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    ROBOT_KUN 2012/11/11
  • [書評]チョコレートの帝国(ジョエル・G・ブレナー): 極東ブログ

    「チョコレートの帝国(ジョエル・G・ブレナー)」(参照)は、米国のチョコ菓子会社ハーシー(Hershey)とマーズ(Mars)の歴史を描いた1999年の作品である。邦題は「チョコレートの帝国」となっているが、オリジナルタイトルは「チョコレートの皇帝たち:ハーシーとマーズの隠された世界の内情(The Emperors of Chocolate: Inside the Secret World of Hershey and Mars)」(参照)として複数形で両雄が暗示されている。 書は米国のチョコレート産業史と言ってもよいが、チョコレート好きに限らず、おそらく一定の年代上の人にとっては、かけがえのない歴史物語でもあるだろう。1957年に生まれ、1994年から沖縄で8年暮らした私にしてみると、庶民生活の背景に潜む歴史を知ることで感慨深かった。さらに加えるなら、フィッツジェラルド(Francis

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    ROBOT_KUN 2012/11/07
  • 日本に家族なんてものはなかったし、結婚もなかったんですよ: 極東ブログ

    NHK大河ドラマ「平清盛」が面白い。が、これは現代の物語だなと思わせるのは、白河法皇の血脈と氏族の親子関係みたいな部分だ。血脈は所詮ファンタジーなのでどうもよいが、物語の、親子関係というか親子の愛情の描写を支える心情は実に近代人のそれであり、近世から現代の家族観を反映しているにすぎない。あの時代にそういう心情はなかっただろう。 物語なんだから、それで悪いというわけではない。古代・中世の親族構成というのは、なかなか現代人の感覚からはわからないものだ。昨日、近世日の家族の与太話を書いたが、これも機会かもしれないので補足しておこう。 村落の皆婚化が進んだのは江戸時代中期であった。なぜかという理由に、とりあえず生産力向上を挙げ、さらにその背景に統治の安定を挙げた。基的に江戸時代初期は統治が安定に向かう時代だといえるし、その理由も自明のようだが、踏み込むと考えさせらることがある。 昨日のエントリ

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    ROBOT_KUN 2012/11/05
  • なんで昔の人は結婚できていたのか?: 極東ブログ

    生涯未婚率が上昇していると言われ、当然、比較として、なんで昔の人は結婚できていたのか?という問題がたまにネットの話題に上がる。この手の問題は、解答の要件がはっきりしていないので、どういう話でもいい。寄席の大喜利みたいなものになってしまう。それでもいいのではないかな。そんじゃ。 よく昔の人の生涯未婚率は低いと言われる。生涯未婚率というのは50歳まで結婚したことがない人の人口比である。1920年代でも数パーセントみたいなグラフをよく見かける。これじゃ昔は皆婚社会だったなといった印象である。 1920年とかの起点がそうなっていると、ふーん、昔からそうなんだと思いがちだし、統計に根幹的なミスがなければ、そういうことなんだろう。だが、基点をもうちょっと昔にずらしていくとどうなるか。つまり、昔っていつか。 江戸時代のころはどうだったか。まず、よく言われるように、18世紀、世界に冠たる大都市・江戸だが、

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    ROBOT_KUN 2012/11/03
  • [書評]これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義(ウォルタ-・ル-ウィン): 極東ブログ

    強い通り雨が過ぎて晴天の空が現れたとき、私は小高い場所か、空を広げる場所を探す。太陽を一瞥してその反対の空を見上げる。運が良ければ、そこに虹がある。大空を渡す虹がきれいに見えているなら、円弧の外側に目を向け、もう一つの虹、薄い副虹を探す。虹はしばしば二重になっているのだ。主虹と副虹。そして、その二つの虹の色の順序が逆になっていることを確かめ、すこしうっとりとした気持ちになる。 なぜ、主虹と副虹と色の順序が違うのか? その前になぜ虹が現れるのだろうか。その説明は比較的簡単な物理学で説明できる。もし私の横に同じ虹を見ている人がいて、そのことに疑問を持つなら説明したい。なぜ? 私は虹が好きだし、その仕組みも好きだ。物理学が好きな少年だった。 そうした思いがそのまま書「これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義」(参照)にある。主虹と副虹もきちんと実験を含めて説明されている。そうだ、

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    ROBOT_KUN 2012/10/24
  • [書評]不可知の雲(The Cloud of unknowing): 極東ブログ

    「不可知の雲(The Cloud of unknowing)」は、14世紀末中世の英国で書かれた瞑想のガイドブックあるいは指導書である。かなり割り切って言えば、瞑想のハウツーである。 なんのための瞑想か。神を知り、原罪の苦しみを軽減するいうことだが、現代人にとって精神的に得るところ部分だけ取り上げれば、つらい気持ち、、怒りといった心に安らぎをもたらすことである。その点では、禅やその他の宗教の瞑想とそれほど変わらないとも言えるだろうし、道元の禅によく似ているとも思った。 当然、なんともスピリチュアルなであるし、実際にキリスト教神秘主義の有名な著作でもある。作者の名前は伝わっていない。匿名ということだが、これは謙遜として名を残さなかったということなのだろう。 このを読むきっかけは偶然だった。先日、スワミ・ラマの自伝(参照)を読んで、近代インドにおけるキリスト教神秘主義を知り、その関連の

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    ROBOT_KUN 2012/05/11
  • [書評]浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか(島田裕巳): 極東ブログ

    書「浄土真宗はなぜ日でいちばん多いのか」(参照)の表題の問いについて関心がある人なら、それは「おわりに」の数ページが扱っているだけなので、さっとそこだけ立ち読みすれば終わる。ただ、さっと読んでわかる回答は書かれていない。筆者の用意した回答としては「庶民の宗教だから」というのが筆頭に来るが、それが明瞭に支持された解説に拠らずややわかりづらい印象を受ける。しかし、そこは書の欠点ではない。 むしろ書全体を読めば、明瞭な答えに導かれる。つまり、浄土真宗は帯から家系による寺の相続が可能になったこと(来寺はそういうものではない)と、帯に伴う縁組みで閨閥が形成できることだ。 浄土真宗を宗教としてみるとわかりづらいが、諸侯や商店の特異とも見ればよいとも言えるだろう。浄土真宗藩や浄土真宗店とでもいうようなものである。さらに江戸時代に幕府から特別に保護されたことの要因も大きい。 ただし、それらの

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    ROBOT_KUN 2012/05/02
  • [書評]ブロードウェイ 夢と戦いの日々(高良結香): 極東ブログ

    高良結香さんの「ブロードウェイ 夢と戦いの日々」(参照)は2008年の出版。現在でも版を重ねたふうはないがどうだろうか。まだ絶版にはなっていないが版元がランダムハウスということもあって文庫化されるかはよくわからない。一つの時代の記録としても、また若い人に読み継がれるとよい、元気の出る書籍である。さらに米国のショービズの内側を日人の目から描いたという点でも貴重な資料である。 話は、歌手でもあり俳優でもあり、なによりダンサーとしての高良結香さんの、幼児期からブロードウェイのミュージカル「コーラスライン」の舞台に立つあたりまでのサクセスストリーでもあるが、表題に「夢と戦いの日々」とあるように、絶えざる克己を必要とするプロセスも内面から描かれている。同時に彼女と同じように、ブロードウェイのミュージカルに立とうとする各国の若者群像も描いている。おそらくそこには、書には描ききれなかった情熱の物語も

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    ROBOT_KUN 2011/11/27
  • [書評]イギリス料理のおいしいテクニック(長谷川恭子): 極東ブログ

    イギリス料理は美味しいか? 私はイギリスに行ったこともないし、特にイギリス料理に馴染んだこともないが、米国料理と思ってべてた料理に含まれるイギリス料理的な部分から、また、小説やエッセイ、例えば村上春樹「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」(参照)などを読むに、不味いってことはないのでは、と思っていた。林望先生の「イギリスはおいしい」(参照)になると、逆にちと微妙なものが、あるが。 で、イギリス料理は美味しいのか? 美味しいのである。疑いがすっきりと晴れたのは書「イギリス料理のおいしいテクニック」(参照)を試してみたからだった。一時期、このレシピ料理ばかり作っていた。美味しいということもだが、料理その物も興味深かった。筆者、長谷川恭子さんの文献学的な研究の姿勢にも感動した。中世からの文献に当たって実際に創作して検証しているのである。 残念なのは、今アマゾンを見ると絶版で中古に

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    ROBOT_KUN 2011/11/27
  • レディング・ソース(Reading Sauce): 極東ブログ

    イギリス料理でずっと気になっているのがレディング・ソース(Reading Sauce)である。40年くらい気になっている。きっかけはジュール・ヴェルヌの「80日間世界一周」(参照)の印象的なシーンからだ。 霧がかるロンドンの霧のように謎めいたジェントルマン、ミスター・フォッグは、金持ちの社交界「改革クラブ」の会員。同会は社交の場を提供するとともに、事から宿泊までもサービスする。フォッグ氏はクラブ近くのサヴィル・ロウ7番地の邸宅に住み、毎日午前11時半きっかりに邸宅を出てクラブに通う。帰宅は深夜12時きっかり。一日の大半をクラブで過ごす(その大半は読書とホイストをしている)。 クラブに着くとフォッグ氏は事をとる。時間はからすると事は昼だが英語ではブレックファストになる。ビクトリア朝大英帝国のイギリス料理である。私の少年時代の憧れでもあった。この事を「昼」と訳した高野優訳を借りる。

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    ROBOT_KUN 2011/11/27
  • [書評]インナー・チャイルド 本当のあなたを取り戻す方法(ジョン・ブラッドショー): 極東ブログ

    最初に言っておくと、書「インナー・チャイルド(ジョン・ブラッドショー)」(参照)の副題「当のあなたを取り戻す方法」は、私としては賛同しがたい。そもそも「当のあなた」なるものがあるのかどうかもわからないし、「ああ、これが当の自分だ」という実感が仮に得られたとしても、それが一般的なことなのか、あるいはその代償もまた大きいのではないかとも思える。その意味でも、書はお薦めするという類のものではない。 では、なぜこのを読んだのかというと、関心があったからだ。そして、当然というべきだが、私自身が「インナー・チャイルド」なるものに苦痛を感じていたからだ。 「インナー・チャイルド」というのは、大人になっても心のなかに潜む、傷ついた子供のような心理のことだ。子供のころに得たつらい記憶が今も心的外傷後ストレス障害(PTSD)のように残っていることだと言ってもいいかもしれない。もっとも、書などにも

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    ROBOT_KUN 2011/11/13
  • シャヴァヤトラ(Shavayatra): 極東ブログ

    ヨガについては若い頃関心をもっていろいろ学んだり調べたりもした。今でもたまに気になることがあり調べるのだが、その過程で、シャヴァヤトラ(Shavayatra)について日語のソースがなさそうに思えたので、気まぐれに書いてみたい。 シャヴァヤトラは、英語圏では「61点リラクセーション法(61 point relaxation technique)」とも呼ばれている。身体の61の点に意識を移していくことでリラックスするらしい。 シャヴァヤトラは名前から連想されるように、日ではよく「死体のポーズ」とも呼ばれているシャヴァサナ(Shavasana)の一種のようだが、その関係はよくわからない。シャヴァサナは、死体のように寝ているだけの単純なアサナのように見えるが、アイアンガー師の「ヨガ呼吸・瞑想百科」(参照)を読むと、きちんとするにはそれなりにむずかしいことがわかる。 シャヴァヤトラ(Shavay

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    ROBOT_KUN 2011/11/02
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