ブックマーク / synodos.jp (54)

  • 信用乗数論は信用できるか――マイナス金利について考える/中里透 - SYNODOS

    銀行による大規模な金融緩和(量的・質的金融緩和)がスタートしてから、あと1月ほどで8年が経過する。マネタリーベースを操作対象とする教科書通りのシンプルな枠組みであった「異次元緩和」にはさまざまな付属品がついて、いまでは建て増しを重ねた温泉旅館のようになってしまったが、マイナス金利政策の導入から5年という時期にも当たる現在の時点で、これまでの経過を振り返っておくことは有益な試みであろう。 ここではその出発点として、「信用乗数論」というキーワードをもとに、現在の金融政策の基的な枠組みとそのもとでの金融政策の運営について点検を行っておくこととしたい。 なお、信用乗数(貨幣乗数)をめぐっては、マネタリーベース(ハイバワードマネー)とマネーストック(マネーサプライ)の間に安定的な関係があるか(乗数は安定的か)、マネタリーベースを増やすとその乗数倍だけマネーストックが増えるという機械的なメカニズ

    信用乗数論は信用できるか――マイナス金利について考える/中里透 - SYNODOS
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    ROYGB 2021/02/24
    この主張が正しいとすると、マイナス金利にしても銀行の貸し出しは増えないことになり、何のためにマイナス金利にしているんだろう。
  • 「9月入学」について考える――誰のために? 何のために?/中里透 - SYNODOS

    休校で失われた学生生活を取り戻したい。そのような高校生の思いから始まった「9月入学」の議論が、大きな広がりを見せている。4月29日には全国知事会でもこの問題がとりあげられ、各知事からさまざまな意見が表明された。 新型コロナの感染拡大の影響で小中学校や高校の授業と行事にはさまざまな支障が生じているから、その対策として「9月入学」「9月始業」を検討することには十分な意義がある。もっとも、「9月入学がグローバルスタンダード」といった情緒的な反応をもとにこの問題を語ることには慎重でなくてはならない。教育行政の責任者の思いつきと思い込みから始まった大学入試改革が、文部科学省の制度設計上の不備もあって見事に企画倒れになってしまったことを想起すれば、このことは容易に理解されよう(共通テストへの英語民間試験の導入と国語・数学の記述式の出題が見送りになったのは半年前の出来事だ)。 そこで、稿では「9月入学

    「9月入学」について考える――誰のために? 何のために?/中里透 - SYNODOS
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    ROYGB 2020/05/20
  • テドロスWHO事務局長は何に失敗したのか――新型コロナ・パンデミック対応から浮かび上がる対立の時代の国連機関/本多倫彬 - SYNODOS

    テドロスWHO事務局長は何に失敗したのか――新型コロナ・パンデミック対応から浮かび上がる対立の時代の国連機関 多倫彬 政策過程研究、国際協力論 国際 #安全保障をみるプリズム 新型コロナ・パンデミックが拡大する中、対応に当たる世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長の責任を問う声が日増しに強まっている。テドロス氏に辞任を求めるキャンペーンが全世界で100万人以上の署名を集めたことは、日でも話題になった(注)。 (注)Call for the resignation of Tedros Adhanom Ghebreyesus, WHO Director General https://www.change.org/p/united-nations-call-for-the-resignation-of-tedros-adhanom-ghebreyesus-who-director-gen

    テドロスWHO事務局長は何に失敗したのか――新型コロナ・パンデミック対応から浮かび上がる対立の時代の国連機関/本多倫彬 - SYNODOS
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    ROYGB 2020/05/13
    台湾に対する対応の問題が全く書かれていない。
  • “子育て罰”を受ける国、日本のひとり親と貧困/桜井啓太 - SYNODOS

    ◇子どもの貧困は、大人の貧困である。 たいていの場合、子どもだけがひとり貧困になるわけではない。一緒に暮らす大人が贅沢な生活をしているのに、子どもを困窮させているのであれば、それは貧困問題ではなくネグレクトである。子どもの貧困は、子どもの親たちが貧しいからこそ生じている経済的問題である。 第一線の貧困研究者たちは、ずっと「子どもの貧困」における「罪のない子どもが貧困におかれている」という台詞の裏側に見え隠れする「大人の貧困は自己責任(罪)である」という価値に対して危惧を表明し続けてきた(注1)。 (注1)松伊智朗編(2017)『「子どもの貧困」を問いなおす:家族ジェンダーの視点から』法律文化社。編者の松は、「子どもの貧困」が貧困問題一般から切り離され、「家族責任」や「学習支援」に矮小化されることに明確な反対を示している。 どんな個人も、貧困のままに放置されるほどの罪などない。子どもであ

    “子育て罰”を受ける国、日本のひとり親と貧困/桜井啓太 - SYNODOS
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    ROYGB 2019/06/10
    ひとり親だと児童手当とは別に児童扶養手当として月に4万円くらい支給されるような。
  • ブラックアウトは電力会社のせいか?――北海道ブラックアウトからの教訓/安田陽 - SYNODOS

    2018年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震をきっかけに、苫東厚真石炭火力発電所にある発電機3台が停止し、北海道ほぼ全域が連鎖停電するというブラックアウトが発生しました。これまで、2011年3月の東日大震災および原発事故に伴う広域大停電などはあったものの、いずれも電力システムの全域が停電したわけではなく、いわゆるブラウンアウトと呼ばれる状態です。今回、事実上日で史上初めてのブラックアウトを経験したことになり、それ故、メディアを中心に必要以上の衝撃を以って受け止められているようです。 多くのメディアやネットでは、早速ブラックアウトの原因究明(というより犯人探し)の議論が盛んになっています。中には正義感からか、「再発防止のために」「このような事故を二度と繰り返さないために」というような常套文句も見られます。しかし、事故直後で冷静さを欠く議論も多く見られる中、筆者はここであえて、ブラッ

    ブラックアウトは電力会社のせいか?――北海道ブラックアウトからの教訓/安田陽 - SYNODOS
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    ROYGB 2018/09/19
    耐震基準はギリギリだし、同じ敷地にある発電機が全部止まるのを想定してないのもちょっとどうか。 「北海道地震:苫東厚真発電機、耐震は最低の震度5相当 - 毎日新聞」 https://mainichi.jp/articles/20180916/k00/00m/040/115000c
  • なぜオーストラリア北部準州ではアボリジニへの飲酒規制がおこなわれているのか? / 平野智佳子 / 文化人類学、先住民研究 | SYNODOS -シノドス-

    オーストラリアに暮らす先住民、アボリジニ。人口こそ全体の約3%だが、オーストラリアにおいてその存在感は大きい。アボリジニの文化や言語は国家レベルで積極的に保護されており、それを後押しするための支援やサービスも充実、オーストラリアを代表する建築物には彼らの描いた絵画が飾られていることも多い。 そんなアボリジニが最も多く居住するのが北部準州だ。オーストラリア中央部から北部にわたる広大な土地には自然豊かな景観が広がる。北部準州の半分はアボリジニの土地で、慣習法にもとづいた自治が行われている。 中央砂漠に広がるブッシュ(北部準州) ところが、その北部準州において、2007年、アボリジニを対象とした飲酒規制が行われることが決まった。この飲酒規制は、連邦政府による介入政策ともとれる「北部準州緊急措置Northern Territory Emergency Response」の項目の一つで、アボリジニ・

    なぜオーストラリア北部準州ではアボリジニへの飲酒規制がおこなわれているのか? / 平野智佳子 / 文化人類学、先住民研究 | SYNODOS -シノドス-
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    ROYGB 2018/07/03
    昔のイギリスでも労働者がジンなどの酒を飲んでいたのを止めさせるために紅茶を普及させたという話があったような。
  • 公正で倫理的な「天秤」を持つ――がんのスクリーニング検査のメリットとデメリット/津金昌一郎氏インタビュー / 服部美咲 - SYNODOS

    近年日では、「国民の2人に1人が一生に一度は「がん」と診断される」と推計されている(85歳までの年齢を5歳ごとに区切って算出する「年齢階級別罹患率」による)。 また、国立がん研究センターがん対策情報センター公開の以下のグラフを見ると、日人のがんによる死亡率も、高齢になるほど増加していることがわかる。平均寿命が延びたことや社会の高齢化が、がんの罹患率や死亡率増加の最大の原因であると言える。 がん対策は、「予防」と「治療」に大きく分類される。 がん予防としては、発がんリスクになり得るとされるもの(注1)を控えたり、逆に発がんリスクを下げ得るとされるものを生活に取り入れたり、またごく一部のがんについては、予防的に服薬をしたり手術をしたりすることなどがあげられる。 (注1)農林水産省「国際がん研究機関(IARC)の概要とIARC発がん物質について」 しかし、たとえばあるがんの予防に効果が認めら

    公正で倫理的な「天秤」を持つ――がんのスクリーニング検査のメリットとデメリット/津金昌一郎氏インタビュー / 服部美咲 - SYNODOS
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    ROYGB 2018/06/16
  • 全ての人の「生」を肯定する――生活保護はなぜ必要なのか/つくろい東京ファンド代表理事、稲葉剛氏インタビュー - SYNODOS

    全ての人の「生」を肯定する――生活保護はなぜ必要なのか つくろい東京ファンド代表理事、稲葉剛氏インタビュー 福祉 #生活保護#生活保護基準引下げ 全ての人に「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する生活保護制度。来生活に困窮する全ての国民を守るために作られた制度だが、利用者への強い偏見から、利用をためらう生活困窮者は多い。利用者に対するスティグマの言説は、どのように築かれたのか。スティグマが蔓延した社会的背景とは。東京都内で生活困窮者の支援に携わっている「つくろい東京ファンド」代表理事で、立教大学大学院特任准教授の稲葉剛氏に伺った。(取材・構成/増田穂) 生活保護の利用は「恥」? ――日生活保護では、受給漏れが問題になっています。来であれば生活保護を受けられる人が、そのセーフティネットから漏れてしまっている。漏れている人の割合は要件を満たしている人のうち7、8割に達するとありますが

    全ての人の「生」を肯定する――生活保護はなぜ必要なのか/つくろい東京ファンド代表理事、稲葉剛氏インタビュー - SYNODOS
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    ROYGB 2017/12/30
    イギリスとかにもホームレスはいるような。お笑い芸人の母親の話は、子供が売れっ子なのにどうしてという疑問から始まっている。
  • 左派・リベラル派候補がアピールすべき要点/松尾匡 - SYNODOS

    今回の選挙では、日の左派・リベラル派が、安倍自民党と小池新党の改憲・復古主義勢力の前に消滅同然に陥るか、それとも、暮らしの苦しみや不安を抱く多くの普通のひとびとのエネルギーを集めて大きく躍進するかの岐路に立っていると思います。それはひとえに、これらのひとびとの望みに答える経済政策を打ち出せるかどうかにかかっています。 私は今回、民進党が解体していく情勢の中で、「ひとびとの経済政策研究会」で経済政策のマニフェスト案を作り、まだ草稿の段階からあちこちツテを尽くして参考にしてもらえるように働きかけました。それがどのくらい伝わったのかはわかりませんが、もう公示もなされた今となっては、今さらこれ以上各党の掲げる経済政策を左右しようとしても無理でしょう。 ですから、せめて個々の候補者のみなさん、特に、政党に所属せずに、左派・リベラル系の野党統一候補などとして闘っているみなさんにお願いします。稿にお

    左派・リベラル派候補がアピールすべき要点/松尾匡 - SYNODOS
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    ROYGB 2017/10/18
    世界経済を見渡す広い視点を持つ人が、他の先進国の消費税率の高さや、政府の借金の低さには目をやらないみたいなのは不思議なところ。
  • いわゆる『二重国籍』問題――法務省の仕掛けた罠/奥田安弘 - SYNODOS

    今年の7月21日に「蓮舫代表の『二重国籍』は問題なし。説明責任は法務省にあり」(2017年7月13日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22)を掲載したが、法務省は完全無視を決め込み、今のところ説明責任を果たしていない。しかし、こうして沈黙を守っているのは、実は法務省が仕掛けたひとつの「罠」ではなかったのか、という問題提起をしたい。また、豪州と日の法律の違いを無視して、二重国籍の国会議員は辞職が当然というような風潮がまだ見られるので、この点についても説明を補足したい。 最初に『二重国籍』問題の経緯を整理しておく。 ・1967年 蓮舫氏、日人母と台湾出身の中国人父から生まれる。中国国籍を取得したが、日国籍は取得せず。 ・1985年 日の国籍法改正。蓮舫氏、経過措置の届出により日国籍取得。 ・2016年9月 蓮舫氏の『二重国籍』問題発覚。中華民国政府から国籍喪失許可を得て、日

    いわゆる『二重国籍』問題――法務省の仕掛けた罠/奥田安弘 - SYNODOS
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    ROYGB 2017/08/08
    これは本人が国籍選択の届を出していなかった理由にはなっていないような。
  • 「真正なる日本人」という擬制――蓮舫議員の二重国籍と戸籍公開をめぐって/遠藤正敬 - SYNODOS

    さる7月27日、蓮舫参議院議員が民進党代表を1年足らずで辞任する意向を表明した。彼女を追いつめた要因が一連の二重国籍騒動にあることは大方の察するところであろう。昨年9月の党代表選出後に蓮舫氏が「台湾籍離脱の手続きは済んだ」と記者会見で発表し、とうにほとぼりの冷めたはずであったこの問題が、あろうことか党内から攻撃の火の手が上がり、再燃した。口火を切ったのは今井雅人衆議院議員である。彼は7月9日にツイッター上で、東京都議選で民進党惨敗という結果を受け、その咎は蓮舫代表の二重国籍疑惑にあるとして、「自ら戸籍も見せて、ハッキリ説明することから始めなければいけない」などと述べ、蓮舫氏に戸籍の公開を要求した。 加計学園問題、稲田防衛相問題と、相次ぐマイナス材料を抱え込んだ安倍政権の支持率が下降線をたどる中で、巻き返しを図りたい民進党の党勢が後退している原因が、ひとえに蓮舫代表の二重国籍問題に帰するわけ

    「真正なる日本人」という擬制――蓮舫議員の二重国籍と戸籍公開をめぐって/遠藤正敬 - SYNODOS
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    ROYGB 2017/08/04
    “蓮舫氏が採った方法は(2)で”選択したのは去年。それまでは違法状態。 “開示資料は昨年10月7日付で日本国籍の選択宣言をした記述がある” http://www.asahi.com/articles/ASK7L630DK7LUTFK01F.html
  • 「混合介護」の弾力化で何が変わるのか?――社会保障の理念から考える/社会保障論、結城康博氏インタビュー - SYNODOS

    「混合介護」の弾力化で何が変わるのか?――社会保障の理念から考える 社会保障論、結城康博氏インタビュー 福祉 #社会保障#介護保険#混合介護 介護保険サービスと保険外サービスを柔軟に組み合わせる「混合介護」の早期実現をもとめ、内閣府の規制改革推進会議が意見書を提出した。混合介護が柔軟に提供されるようになれば、自費サービスの多様化や、介護士の賃金アップが期待できるなどの意見がある。一方で、「低所得者に良質なサービスが行き届かなくなる」「悪質な業者によって、判断能力が乏しい高齢者が過度な負担を強いられる」など、懸念する声も少なくない。考えられるメリットと問題点とは何なのか、淑徳大学教授・結城康博氏に解説していただいた。(構成/大谷佳名) 混合介護とは? ――そもそも、「混合介護」とはどのようなものなのでしょうか。 まず、現在の介護保険制度では、医療保険と違って、保険内と保険外の組み合わせは認め

    「混合介護」の弾力化で何が変わるのか?――社会保障の理念から考える/社会保障論、結城康博氏インタビュー - SYNODOS
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    ROYGB 2017/05/17
    病院の差額ベッドみたいに、営業的な観点から本来は必要ないものを押し売りするかのようなことが発生するデメリットもあるような。
  • 精神保健福祉法改正案、措置入院制度の問題点/斎藤環×たにぐちまゆ×高木俊介×荻上チキ - SYNODOS

    精神保健福祉法の改正案では、昨年起きた相模原の障害者施設襲撃事件の被告が、事件を起こす前に措置入院をしていたことから、措置入院患者の支援の強化が柱となった。今回の改正の問題点について、当事者や医師の方に伺った。2017年03月27日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「相模原障害者施設殺傷事件をきっかけに政府が上程した『精神保健福祉法改正案』〜その問題点とは?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページは

    精神保健福祉法改正案、措置入院制度の問題点/斎藤環×たにぐちまゆ×高木俊介×荻上チキ - SYNODOS
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    ROYGB 2017/05/08
    “幸い入院先は長期療養に理解があり、長男はしっかりと療養を続けています。” https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170429-00000013-mai-bus_all
  • 「親子は血が繋がっていてあたりまえ」という思い込みをなくしていく――日本と諸外国の養子縁組 / 産婦人科医、石原理氏インタビュー | SYNODOS -シノドス-

    「親子は血が繋がっていてあたりまえ」という思い込みをなくしていく――日と諸外国の養子縁組 産婦人科医、石原理氏インタビュー 福祉 #生殖医療#不妊治療#特別養子縁組#国際養子では普及が進んでいない特別養子縁組制度。毎年、3000人もの子どもたちが施設に預けられているが、その中で、養子となり家庭の中で養護を受けられるのは400〜500人に留まる。一方、アメリカやヨーロッパでは養子を希望するカップルの数が多く、他国の子どもを迎える「国際養子」の増加や、斡旋の待機時期の長期化も進んでいるという。海外養子縁組に関するフィールドワークを行っている、埼玉医科大学医学部産科・婦人科教授の石原理氏にお話を伺った。(聞き手・構成/大谷佳名) ――石原さんは普段は不妊治療専門の産科婦人科医をされていますが、スウェーデンやイギリスなどの国々に渡って、生殖医療を利用する人や、養子を迎える不妊症のカップル

    「親子は血が繋がっていてあたりまえ」という思い込みをなくしていく――日本と諸外国の養子縁組 / 産婦人科医、石原理氏インタビュー | SYNODOS -シノドス-
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    ROYGB 2017/03/29
    特別養子は戸籍を見ても養子だとわからない仕組みなので、むしろ養子を隠す方向性。思い込みが無ければ普通の養子でもいいような。日本でも昔は家の存続的な面などから、養子もわりとあったみたい。
  • 「終身刑化」が進む無期懲役刑の実態/浜井浩一×巡田忠彦×荻上チキ - SYNODOS

    法務省は昨年11月、無期懲役刑に関するデータを公表した(法務省「無期刑の執行状況及び無期刑受刑者に係る仮釈放の運用状況について」)。それによると服役中の無期刑者は2015年末時点で1835人。仮釈放が認められた受刑者は一桁にとどまり、服役期間が50年を超える受刑者も12人におよぶことがわかった。服役期間の長期化、所内での死者、数少ない仮釈放と、事実上の終身刑化が進む無期懲役。無期刑制度、受刑者の実態と、考えるべき課題について専門家に伺った。2016年12月10日放送TBSラジオ荻上チキ Session-22「塀の中でも老老介護〜終身刑化する無期懲役刑の現実」より抄録。(構成/増田穂) ■ 荻上チキ Session-22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニ

    「終身刑化」が進む無期懲役刑の実態/浜井浩一×巡田忠彦×荻上チキ - SYNODOS
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    ROYGB 2017/02/03
    仮釈放中に殺人事件が起きたりもしてることに何もふれないのはどうしてなんだろう。仮釈放中に事件が起きれば、基準が厳しくなるのも不思議はない。
  • 「差別してしまう側の人」を踏みとどまらせるために――いつから同性愛は異常視されるようになったのか?/アメリカ文化史・兼子歩氏インタビュー - SYNODOS

    「差別してしまう側の人」を踏みとどまらせるために――いつから同性愛は異常視されるようになったのか? アメリカ文化史・兼子歩氏インタビュー 情報 #ジェンダー#教養入門#同性愛 「男らしくあるべき」「女らしくあるべき」……このような考えは、いつの時代も私たちの周囲に潜んでいます。しかしその「らしさ」は時代によりけりで、実は長い歴史のあるものだとは限らないのだそうです。 明治大学4年生の私、白石が今までずっと気になっていた先生方にお話を聞きに行く、短期集中連載「高校生のための教養入門」特別編の第4弾。ジェンダー論が専門の兼子歩先生に、私たちが誰かを差別してしまわないためにどうすればいいのかをお聞きしました。 ――まず、先生のご専門であるジェンダー論について教えてください。 ジェンダーという言葉は、もともとドイツ語やフランス語における文法上の性別のことを指していました。ドイツ語やフランス語には、

    「差別してしまう側の人」を踏みとどまらせるために――いつから同性愛は異常視されるようになったのか?/アメリカ文化史・兼子歩氏インタビュー - SYNODOS
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    ROYGB 2017/01/30
    キリスト教が同性愛を異常なものとしてることに触れないのは何か理由があるのかな。過去には異性装でさえ異端とされていた。
  • 給食費未納はモラルの崩壊か?――背後に隠れた子どもの貧困とは/ 『給食費未納』著者、鳫咲子氏インタビュー - SYNODOS

    費未納はモラルの崩壊か?――背後に隠れた子どもの貧困とは 『給費未納』著者、鳫咲子氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー#『給費未納』#学校給費を未納している親の多くは「払えるのに払わない」? 給費未納の家庭に対し、大阪教育委員会が弁護士に取り立てを一部委託するなど、給費未納者への対応が厳しくなっている。給費を払わないのは「モラルの崩壊」が原因なのか。背後にある当の問題とは? 『給費未納』(光文社新書)著者である鳫咲子氏にお話をうかがった。(聞き手・構成/山菜々子) ――ご著書を読んで意外に思ったのですが、そもそも、給のない中学校もあるんですよね。 そうなんです。学校給は市町村で実施されています。中学のときに給があった人たちは、周囲の学校にも給がある。逆もまたしかりですので、違う地域どうしで話し合うと、お互いに「えー!? 給ってあったの/なかったの

    給食費未納はモラルの崩壊か?――背後に隠れた子どもの貧困とは/ 『給食費未納』著者、鳫咲子氏インタビュー - SYNODOS
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    ROYGB 2016/11/10
    お金がない家庭は就学援助を受けているから給食費は無料だし、6人に1人が受けているのも書かれている通り。手続きも学校から配られた紙に記入して出すだけ。というのからすると、未納家庭は払えるのに払ってない。
  • ドゥテルテという劇薬――フィリピンを治すのか、壊すのか?/日下渉 - SYNODOS

    フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、その尋常ならぬ言動で国際的な注目を集めている。2016年6月末に就任して以来、犯罪者の超法規的処刑を擁護し、それを批判する政敵を罵倒し、オバマ米大統領に暴言を吐き首脳会談をキャンセルされた。まさに前代未聞だ。フィリピンの知識人には、眉をひそめて彼の言動を批判する者も少なくない。 しかし、ドゥテルテへの支持率は9割から8割を維持したままだ。しかも、貧富の差、言語集団の多様性、豊かな都市と貧しい農村、キリスト教とイスラーム教の分断といった、あらゆる社会亀裂を乗り越えて、彼は支持を集める。なぜ、こんな人物が多様な人びとから高い支持を集めているのだろうか。 ドゥテルテとその支持者を、「途上国の衆愚政治」と冷笑するのは容易だ。ただし、ドゥテルテを当選させたのは、フィリピンを今こそまともな新興国に変えたいと願う人々のリスクある賭けだったことを忘れてはいけない(

    ドゥテルテという劇薬――フィリピンを治すのか、壊すのか?/日下渉 - SYNODOS
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    ROYGB 2016/10/05
  • なぜ人は疑似科学にはまるのか?その心理的メカニズムと対策を考える/石川幹人×荻上チキ - SYNODOS

    水素水、性格診断、EM菌――。科学的根拠がないにもかかわらず、あたかも科学的に正しいと実証されたように見せかける疑似科学。なぜ人々は疑似科学にはまってしまうのか? 疑似科学にはまらないためには、どのような心構えが必要なのか。明治大学教授・石川幹人氏にお話を伺う。2016年05月20日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「なぜ人は疑似科学にハマるのか?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら →

    なぜ人は疑似科学にはまるのか?その心理的メカニズムと対策を考える/石川幹人×荻上チキ - SYNODOS
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    ROYGB 2016/09/07
    マザーテレサが聖人に認定されたけど、これは2度の奇跡を起こしたことが理由で、キリスト教は奇跡を現在でも信じてる。
  • 「韓国人学校は優遇されている」は本当か?――都有地貸し出しをめぐる誤認/吉田悠子 - SYNODOS

    3月16日、舛添都知事は、旧都立市ヶ谷商業高等学校の都有地を、生徒数が増え手狭になっている韓国人学校に貸し出す方針を発表した。 この方針について、都議会議員を含む人々から問題視する声が多く上がっている。彼らの反対理由は、このようなものだ。 ・保育園などの「都民のための施設」を優先すべき ・定員割れしていて必要もないのに、増設を希望している ・韓国人学校だけ優遇されている ・外国人学校の整備は都の長期ビジョンに掲載されていない。都はもともと課題として認識していなかったにも関わらず、韓国人学校の建設が進められている ・学校のために特別支援学校の建設が中止になった ・増設は韓国の高額な接待によって決まった 結論からいうと、これらの根拠は非常に薄弱である。さらに、この件で韓国人学校に強く反対する人々は、インターネット上でヘイトスピーチをしたり、都心部で在日コリアンの排斥を目的とするヘイトデモなどを

    「韓国人学校は優遇されている」は本当か?――都有地貸し出しをめぐる誤認/吉田悠子 - SYNODOS
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    ROYGB 2016/07/01
    新宿区の使わせて欲しいという要請を都が門前払いしたことと、知事が韓国訪問時に大統領からの要請があって決めたのは事実みたい。 http://www.sankei.com/world/news/160320/wor1603200039-n3.html