野生復帰を目指すトキの生息環境とコメ作りを両立させる農法が新潟県・佐渡島で広がっている。 農薬を5割以上減らすことでトキの餌となる生物が多くすむ生態系を作ってきた。同時に、トキを育む豊かな自然で収穫されたコメであることをアピールしようと佐渡市のブランド米として売り出し、首都圏でも好評だ。 トキの研究で知られる永田尚志(ひさし)・新潟大准教授(鳥類生態学)は10日、インドで開催中の生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)の会場でこの取り組みを発表する。 稲刈りを終えたばかりの田んぼに10羽ほどトキが舞い降り、昆虫をついばむ。島でコメを作っている相田忠明さん(38)は「佐渡ではもう日常的な光景なんです。夕暮れ時に、ねぐらに帰る群れを見ると心が和みます」と言って頬を緩めた。 12ヘクタールの田んぼを所有する相田さんは1995年から5割以上の減農薬に努めてきた結果、田んぼにはトキの餌となるド
昨年7月に訪問したJA佐渡より、毎月こんな”佐渡米通信 こめ~る”が送られてきて、今月号も先日、メールにて届きました 今月号には、佐渡米の田植えが始まったというお知らせと、トキの情報がかかれていました 消費者を招いて行われた田植え体験では、生き物調査も行われたようで、トキの餌場となる田んぼ・トキとの共生を目指した地域づくりの様子を、この誌面で伺えることが出来ました JA佐賀さん、毎月、ありがとうございま~す 4月中旬に誕生した放鳥トキ2世、本当に巣立ちの知らせが待ち遠しいですが、今日、ヒナ達の名前が決まったそうで、佐渡市に出生届けが出され、「トキ健康手帳が交付されたそうですなんとも、凄い 詳しくは、こちらの記事で~す 平成24年産米の田植えが進んでいますね 出来秋が楽しみです
佐渡から、定期的に届いている「佐渡米通信こめ~る」の7月号が届いた。 内容は、 「6月10日は、「佐渡生きもの調査の日」でした。 農家それぞれが個人や仲間同士で田んぼの生きもの調査をしていました。 また、この日7月に開催されるアイセバ(ICEBA、生物の多様性を育む農業国際会議)当日に行われる生き物調査の、事前調査を行いました。 メンバーは当日のスタッフ約40名でした。 東北大学の準教授をお招きし、捕まえた生き物の生態やこの田んぼでの食物連鎖のようす・水田の重要性について学びました。 イトトンボのヤゴ・ニホンアマガエル・ケラなどの生き物を観察でき、来る7月の国際会議での生きもの調査に向けて、研修方法を確認し合いました。」 6月15日から中干し作業が始まりました。 「佐渡のたんぼはGW 期間中の田植えが多いことから、田植え40日後の6月15日頃から中干しという作業が始まりました。 まずは田面
高齢化で維持管理が難しくなっている棚田。中山間地域の活性化などを目指し、協議会が設立された=18日、佐渡市岩首 高齢化などで耕作放棄地が増えている中山間地の棚田を守ろうと、佐渡市の農業関係者らでつくる「佐渡棚田協議会」が16日、発足した。自然豊かな棚田を次世代に継承するため、担い手の掘り起こしを目指す。参加者は、保全活動や魅力発信などで連携していくことを確認した。 佐渡市は昨年6月、国連食糧農業機関の「世界重要農業資産システム(GIAHS)」に、国内で初めて認定された。GIAHSは世界農業遺産ともいわれ、佐渡市は棚田を含む中山間地の景観や文化などが高く評価された。 新潟日報2012年6月19日
本ページは、過去の記録として存在するものです。閲覧・ご利用にあたっては、次の点にご注意ください。 内容は掲載日(更新日)時点のものであり、現在は無効になっている場合があります。 担当課は変更になっている場合があります。(現在は当該課が存在しない場合もあります) 記事中のリンクが切れている場合があります。 「トキの島小倉千枚田農園」(田)のオーナー募集(平成24年度分) お申し込みは平成24年2月29日まで 2012年2月14日、掲載 農林水産課 農村整備係(0259-63-3761) 佐渡百選に選定された「小倉千枚田」は、機械化が進まないため休耕地や荒廃地が増えていました。このため平成20年以降、千枚田復活のための支援を呼びかけたところ、多くの方々が米作りに参加していただき、棚田を復活させることができました。 引き続き、小倉千枚田の景観復活と棚田保全にご協力いただけるオーナーを募集します。
平成23年産の”朱鷺と暮らす郷”(新潟県佐渡市産 特別栽培米 コシヒカリ)ようやく入荷する運びとなりました ”朱鷺と暮らす郷”というお米は、朱鷺(トキ)の野生復帰に島全体で取り組んでいる佐渡市が、 トキと共生する島を目指して、「環境にやさしい米作り」に取り組んでおり、農薬・化学肥料の使用を慣行栽培よりも、5割削減して作られた特別栽培米です そしてこのお米は、佐渡市が制定する「朱鷺と暮らす郷づくり認証米制度」により認証された お米、”安全で美味しい佐渡米”として認証されています 今年は、昨年のこのお米に加えて、佐渡市の「朱鷺と暮らす親善大使」に任命されている タレントの里田まいさんが参加され作られたお米”朱鷺と暮らす郷「里田米」”も入荷予定、販売します このお米は、「朱鷺と暮らす郷づくり認証米」の中でも、”THE PREMIUM SADO"という 最高クラスに位置する認証米で、農薬・化学肥料
日本の原風景、棚田で田植えのお手伝い 佐渡島 岩首の秘境 天空棚田 いっちきました!沖縄本島に次ぐ面積を持つ離島、"佐渡島"。今回はGW過ぎの田植えシーズに棚田の田植えをお手伝い。しかも、手植え体験!前回に続き、援農ワーキングホリデーの旅は、初夏の佐渡島に再上陸!佐渡島には"千枚棚田"など山あいを利用した棚田が今でも多く残っている地域。今回は岩首にある天地、海の繋がる岩首の天空棚田で田植えのお手伝い。 まばゆいばかりの日差しと緑に迎えられ、生命の息吹を身体中に受けながらの田植えレポート、デス。 全国の田植え時期 日本の田植え時期は、地域や稲の品種による違い、二毛作などの様式でも異なり、早いところでは、沖縄県は3月上旬、遅いところでは、九州地方や栃木などは6月中旬頃など様々。地理的にみると、北が早く南が遅い傾向があるようです。米どころの北陸・東北地方は、おおよそ5月の上〜中旬に集中しています
ホーム >> 話題一覧 >> 1.佐渡島とトキ試験放鳥 | 「トキと共生する島」佐渡の農業農村整備 -“餌場づくり”から“トキと暮らす水田”へ - (1) トキ試験放鳥 平成20年9月25日の試験放鳥から約4か月、トキが自力で餌を捕れなくなったら、餌を与えるのか、与えず見守るのか、環境省と市・県との間で議論されている。 現場では、餌場を維持するための水田に、中干し時に水生生物が逃げ込める「江」(え)と呼ぶ深みを作ったり、稲刈り後も冬期も水生生物が棲めるよう水を張る冬期湛水田を増やす努力を続けている。 いま佐渡島では、多くの農家がトキの野生復帰に関心を持ち、応援している。27年前、日本産最後のトキの集団、5羽が捕獲されたとき、どうだっただろうか。トキの集団が最後までいた地域やトキの増殖に強い思いを抱いていた一部の人以外、少なくとも今のように、島をあげて餌場の確保や環境保全型農業に取り組もうと
ホーム >> 話題一覧 >> 8. そして次の一歩へ | 「トキと共生する島」佐渡の農業農村整備 -“餌場づくり”から“トキと暮らす水田”へ - (1) トキは放たれた これまでは、トキが佐渡の大空に飛ぶ日を頭に描いて、その準備をする日々だった。トキが放たれたいまは、間近にいて、トキが飛ぶ地、自然を実感しながら明日に向き合う日々となっている。 トキ野生復帰推進計画が策定され、農家の方々と話をしながら水田魚道や江の作り方を手探りで考えてきた先達の時から5年が過ぎ、農家が自らできることを話し合い、江を掘ったり冬期湛水に取り組み始めている。 計画策定時、トキの定着は小佐渡東部という一部地域にとどまると想定し、いろいろな取組が計画され、また島民に発信されてきたが、小佐渡一円にとどまらず国中平野を越えて大佐渡にまで飛んでいったこともあり、多くの島民がトキを目にし、身近に感じ、関心を持つようになった。
ホーム >> 話題一覧 >> 7. 「環境の島」佐渡の挑戦 | 「トキと共生する島」佐渡の農業農村整備 -“餌場づくり”から“トキと暮らす水田”へ - (1) 佐渡島が目指す明日 トキと世界遺産、平成20年の佐渡島は、明るい話題が二つ重なった。その佐渡島が目指す21世紀が“「環境の島」佐渡”である。佐渡市では、「美しく環境にやさしい島づくり」を目指して様々な取組を行ってきている。 19年度に開始した「レジ袋ゼロ運動」は、ほかに例を見ない地域の取組で全国にメディアで報道された。これを定着させるため、20年度も「レジ袋ゼロ運動推進連絡会」と連携して、協力店の拡大とマイバッグ持参率の向上に向けた取組を続けている。 スーパーのレジでは必ずマイバッグを持っているかと聞く。そして、多くの人がマイバッグを持って買い物にやってくる。バッグが無くレジ袋が必要な場合は代金に5円が加算される。コンビニや一部の店
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