東京で華やかな映画業界での仕事を経て、29歳で実家に戻り、酒蔵の蔵元を継いだ尾畑留美子さん。多くの困難を乗り越えて、数々の賞を受賞する「真野鶴」をつくり、海外にも輸出。一方で、廃校で酒造りと情報発信を行うなど、新しい地方活性の流れをつくり出している尾畑さんに、地方を拠点に働くことについて聞きました。 情報とお金が回って教育機会が豊富な都会 育児がしやすくのびのび暮らせる地方 東京に住んで、映画業界でバリバリと仕事をこなした後、故郷の佐渡島に戻り、実家の酒蔵を継いで蔵元となった尾畑さん。都会と地方、両方の暮らしを経て、気づいたことは――? 「都会の良さは、何事も便利で効率的なこと。佐渡島で移動するには車が必要だし、何をするにも時間がかかりますから。また、都会では情報とお金が回っている。教育の機会が豊富。医療が充実しているところも長所ですね」。 一方で、地方の良い点は、「新鮮な食材や美しい自然
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