私達の教育を知ってもらうためには、毎週土曜日14時から17時まで行っている「Journal Club」への参加をお勧めします。論文のテーマは生物学なら何でもありですが、「現在、最も面白い生物学であること」が条件です。酵母だろうが、ハエだろうが、システムバイオロジーだろうが構いません。 方式は、まず当番のプレゼンテーターが背景を詳細に説明します。その後、論文の図の説明を行いますが、これは聴衆の中で「我こそは」と思うボランティアが率先して前に出て、説明をします。その後、全員でディスカッションを行います。テーマは私が考えますが、「もし君がこの論文のファーストオーサーだったら、次にどんな実験をするか」、「レフリーの立場に立って、この論文を批判的に解説せよ」、「この論文で最も弱い部分はどこか、そしてそれを補うために何をすべきか」等々、自由に意見を交換します。自由、と言っても、ロジックが立っていないも