清洲橋のたもとから。近くからは鋼鉄製の重量感が感じられるが、ライトアップされた姿は優美である(写真提供 兼子利光)*写真は拡大して御覧いただけます。 兼子利光氏による「隅田川メモ」第三回 吾妻橋、駒形橋などの橋の下を、万葉の時代から流れる隅田川。時の流れとともに、人々とともにある隅田川の魅力が繙かれていきます。第三回は、日露戦争、太平洋戦争の惨状に加えて、関東大震災による「惨禍の隅田川」を、詩人や作家の目を通しながら紹介していきます。 (編集部より 2024/09/15) 「隅田川メモ」 はじめに 兼子利光 第一回(2024.07.01) 第二回(2024.08.04) 第三回(2024.09.15) 本書『岡田コーブン ただ、詩のそばで』は、二十代から亡くなる六十九歳までの岡田幸文について書き記したものです。 自らのことをあまり語らなかった岡田ですが、事実を通して見えてくる真実が