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  • 「仕事を減らして空き時間をつくっても、仕事がどんどん増えていく」ちょっぴり背筋が寒くなる理由とは何か? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

    仕事を減らして空き時間をつくっても、仕事がどんどん増えていく」ちょっぴり背筋が寒くなる理由とは何か? 「業務改善をして空き時間が生まれたら(≒残業を減らしたら)、何をしますか?」 「そうですね・・・仕事をしますかね」 ・ ・ ・ 昨年度から、中原研究室では、横浜教育委員会と、いわゆる「教員のみなさまの働き方」に関する共同研究(調査研究)を開始させていただいていました。 せんだって、この調査結果の「第一報」を下記Webサイトから公開させていただきました。第一報は、まだまだ分析途上のものですが、もしご興味がおありでしたら、ご覧いただけますと幸いです。 横浜教育委員会 × 立教大学 中原淳研究室 共同研究のページ(この後さらに整備がすすむ予定です) http://www.edu.city.yokohama.jp/tr/ky/k-center/nakahara-lab/ 教員の「働き方」や「

    「仕事を減らして空き時間をつくっても、仕事がどんどん増えていく」ちょっぴり背筋が寒くなる理由とは何か? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2018/05/22
    長時間労働は、ある種の「中毒」。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 最近、プレゼンなんてやらないんですよ!:プレゼン技術の推移 ー OHP、プレゼン、ポスター、そして朗読への回帰!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「先生、僕たち、プレゼンって、最近、あんまりやらないんですよ。最近の学会は、若手はポスター発表ばっかりだし。プレゼンできるのは、エライ人だけです。 ポスターって楽なんですよ。来た人に、日常語で説明するだけだから。でも、プレゼンって、舞台にあがって、大勢の前で発表しなちゃならないじゃないですか。さすがに、くだけた言葉では話せないし・・・」 ちょっと前のことになりますが、このセリフは、今期、東大の大学院生の方々にプレゼンを教えていたときに、大学院生のある方が、漏らした一言です。 ICレコーダをもっていたわけではなく、手書きのメモが残っているだけなので、一言一句同じではないですが、ほぼそれに類することを発言なさっていたよ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2015/08/01
    プレゼンできるのは、エライ人だけ。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「見る映画」から「体感・参加する映画」へ : 出来事のデザイン!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「体感×映画」「参加×映画」というものが流行っているそうですね。そして、その方向性にもいくつかがあるそうです。全くの門外漢ですが、今日は、その中からいくつかを取り上げてみます。 ▼ まず、ひとつには「システムで体感を提供するもの」。 こちらのシステムでは、映画館の座席が、作品中のシーンと完璧にリンクし、前後上下左右へ動いたり、風、水、などが出たりするなど、3Dを超えた演出が可能なのだそうです。こちらは、僕も、一度経験したことがあります。 もうひとつは「コンテンツにあわせて参加者が自ら動くもの」。こちらの場合では、映画の視聴者が、映画の画面を見ながら、参加者が、画面に合わせて、歌ったり踊ったりできるのだそうです。 先

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2014/05/21
    「コンテンツ」をつくるのではなく「出来事」をつくること。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 断片化・モザイク化するミドルの時間

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 きっと今が夏学期の「ハイピーク」なのかもしれません。大学教員のみなさま、いかがでしょうか。僕は、何とかサバイブしています。はひー。 かつて、ミンツバーグは、マネジャーに関する参与観察研究で、マネジャーの仕事時間が「断片化(Fragment)」していることを明らかにしましたが、今のわたしの時間は「ガラスの花瓶を36階のビルから落とした?」かのような、「コッパミジンコ」です。 もっともっと忙しいビジネスパーソンの方々も多々いらっしゃるでしょうから、「コッパミジンコ」くらいで済んでいるのは、「ありがたき幸せ」なのかもしれません。「おれの時間は、ナノレベルにはじけてるぜ!」とおっしゃるミドルのみなさま、お疲れさまです。 ま

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/06/07
    たぶん、人、世代、領域ごとによって全く異なるのでしょうけれども。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「最近の若者は、コミュニケーション能力がない!」は本当か!?:そう口にする前に少しだけ考えてみたいこと

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 最近、気になることがあります。それは「今の若い人はコミュニケーション能力がない」という言葉が、当に意味するところです。 この言葉、人事系の雑誌・メディアなどの言説空間では、よく聞くことばです。当によく見ますよ。 「コミュニケーション能力欠如、ひとつもらおうかな」 「はい喜んで。コミュニケーション能力欠如、いっちょう、いただきましたぁ!」 という具合に(笑)。 俗な言葉をいえば、 人生いろいろ、若者もいろいろ。 もちろん、そういう若い方はいらっしゃるんでしょう。そのことを否定する気は全くありません。ただし、それは先ほどの命題に「ミドルもいろいろ、シニアもいろいろ」であることを付け加えることを意図的に行わないという

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/04/13
    そこには「覚悟」が必要。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 大人に必要な「ひとりの時間」:"はらっぱ"化する日常と、失われゆく"すみっこ"

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 最近、僕がかかわる研修・ワークショップの中で、わりと好んでよくやる活動になったのが、「沈黙の時間」、すなわち「セルフリフレクション(Self reflection)」です。 「参加者一人一人が、独りになって、じっくりと考える時間」を以前よりも、かなり多くとるようになりました。 やれ、グループワークやら、やれ、ディスカッションやら、やれインプロやら、やれ、アートワークやら、研修は、よくしゃべり、動くことが多いと思います。それ自体がいいとか、悪いとかいうつもりは毛頭ありませんし、多種多様な活動を通じて、自分の考えを「外化」することは、大切なことであると思います。 しかし、一方で、だからこそ、その日の最後には、「独り」で

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/03/27
    「はらっぱ」と「すみっこ」、ありますか?
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 新規事業の中で人が伸びる、新規事業の中で疲弊する

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ちょっと前のことになりますが、新規事業に果敢に挑戦なさっているマネジャークラスの方々の前で、お話させていただく機会を得ました。 各現場の最前線、フロントラインで日夜戦っておられる方ばかりなので、こちらも非常に緊張しましたが、とてもハードで、愉しい時間を過ごすことができました。 3時間にわたるお話やディスカッションの内容をすべてここでお話しすることはできないのですれども、人や組織の観点から(その他の観点の議論も多々ありました)、もっとも僕が強調したかったことは、 1)新規事業の「先の見えなさ」こそ、人を伸ばすことや、組織をつくることのチャンスであるということ 2)新規事業が軌道にのり、「先が見えはじめ」、量的拡大をめ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/03/20
    大切なことは、「ピークの前に、次の打ち手を考える」。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「コピペできないもの」をつくりだせ!:スポーツクラブの経営を見ていて、感じたこと

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 僕がふだんからよく考えていることのひとつに「コピペ可能性」というものがあります。敢えて難しくいえば「模倣可能性」なんでしょうけど、それだと学者っぽいので、あくまで「コピペ可能性」(笑)。それらが同義かどうかは、僕は知りません。 「コピペ可能性」とは、要するに、「ある対象物」がクリックひとつのような簡単な動作で「コピペできるもの(模倣)」なのか「コピペできないもの」なのかを考える、ということです。 世界にはいろんなものがありますよね。それらを「コピペ可能性」というレンズを通してみると、世の中は、なかなか面白く見えてくることが、ごくごくたまにあります。 こんなことを考えていても、将来が開けるとは1ミリも思いませんが、皆

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/01/31
    「コピペできないもの」「コピペできるもの」という視点。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「子育て」にとってスマホは「プラス」か「マイナス」か? : どうにも歯切れの悪い「育児におけるスマホ利用論」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「子育て」にとって、スマホは「よいもの」なのでしょうか、それとも「悪いもの」なのでしょうか? つまり、「子育て」にとってスマホは「プラス」でしょうか?「マイナス」でしょうか? ・ ・ ・ ・ のっけから、結論を言ってしまうと、決まってるんです。 「そんなもの、使い方による(笑)」 「ケースバイケース」 「そんな問い自体がナンセンス!」 もちろん、それはおっしゃるとおり! そのとおりなのだけれども、それだと「これで「話は終わっちゃうのよ」(笑)。 なので、もう少しだけ、結論を急ぐのを我慢するとして、もし興味がございましたら、おつきあいください。 僕は、最近、この問いを考えることが少なくありません。 今日の話は、1ミリ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2013/01/10
    子育て自体が"ながら化"。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 新入社員がよく口にする言葉「わからないことがわからない」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、ある業界で、数百名の新人さんたちを教育なさっている方が、研究室にお越しになり、こんなことをおっしゃっていました。 「新人たちがよく口にする言葉で、こちらもどうしていいかわからなくなるのは、"わからないことがわからない"です。何がわからないの、と聞いても、何がわからないのかがわからない」 当にご苦労様です。数百名の新人を社会化する、というのは、当に大変なことだと思います。そして、この言葉、同じ境遇におられる方で、「うーん、あるある」と思われた方は多いのではないでしょうか。 個人的には 「わからないことがわからない」 というワンワードが、とても印象的でした。 当に「新人さんたちにとって、新たに参入した世界は

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/11/14
    わからないことを質問することができるようになるためには、わかる必要がある。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「OJT信仰・手放しのOJT礼賛」を超えて : OJTの脆弱性・成立条件を考える

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 日には、どうやら「OJT信仰」というものがあるようです。「手放しのOJT礼賛」といってもいいかもしれません。 OJTの「よいところ」ばかりが注目され、「結局、経験なんだよ、経験」といった具合に、ある種の「経験主義」「現場主義」と絡み合いながら、その学習効果が「ロマンティシズム」をもって語られる。 その反面、OJTの悪いところ、制約、脆弱性、そして成立条件などのシビアな側面が、あまり着目されないのです。 ▼ 僕は何も「OJTがパワフルではない」と言いたいわけではありません。 むしろ、仕事当に必要なことは「現場における仕事経験の中から学ばれる」のだろうな、と思います。奏功した場合のOJTの学習効果は「パワフル」だ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/09/09
    「OJTはパワフル」。しかし、それには様々な存立の諸条件が存在する。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: コンテンツは「呼び水」として使う:反転された「学び」の可能性

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 研究室の春合宿・俗称「EnCamp(エンキャンプ)」が来週に迫っています。参加者は研究室内外の37名の方々。単にを読むだけでなく、参加者の方々の有志が、それぞれに分かれて、ワークショップらしきセッションをするのが特徴です。 中原研からは、1)実践を「研究」にするための手法(単一事例実験デザイン・アクションリサーチ、エスノグラフィー)、2)ワークショップなどを支える理論、3)学びのビジョン2012を出す予定です。各グループ、それぞれに面白いライブセッションを考えてくれているようです。 各セッションにおいて、素晴らしい「スペクタコー(spectacle)」を体験できることでしょう。とても楽しみです。 ▼ 今回の合宿の

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2012/02/26
    あくまで「呼び水」なのだから、その開発には、コストをかけない。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ハイパフォーマー美容師さんとローパフォーマー美容師さんの違い:技術と会話と、そして「毒」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ちょっと前のことになりますが、美容室で髪を切ってもらったとき、とても腕のよい美容師さん(彼は、今は独立していますが、かつては有名店で名をなしていた人でした)から面白い話を聞きました。 どこに行っても、何をしていても、ついつい、「仕事の中の学び」の話を聞きたくなるのは、僕の「悪い癖」ですが、小生、いわゆるなにげに「学び狂」なので(笑)、こればっかりは仕方がありません。 ▼ 美容師さんと話していたのは、 「ファンがたくさんできる美容師(ハイパフォーマー)の仕事と、そうでない美容師(ローパフォーマー)を比較すると、何が違うのか?」 ということです。 いわゆる「ハイロー分析」というやつですね。彼の経験から、ハイパフォーマー

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/12/19
    技術と会話と毒。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 人生は「坂の上の坂」なのか?: あの坂を登れば、海が見える!? 

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ずっとずっと気になっていた、いっぺんの詩をようやく探しました。確か中学生の頃だったと思うのですが、教科書で目にした詩で、「あの坂をのぼれば」といいます。作家は杉みき子さんという方だそうです。 つい、先日、ある会合で「人生は、"坂の上の坂"だよね」という話が話題になりました。 お気づきのとおり、このメタファ"坂の上の雲"にひっかけたメタファで、なかなか"雲"が見えず、"坂をのぼったら、また坂だよね"というアイロニーが込められている秀逸なメタファだと思います。 そのときの話題に寄りますと、このメタファは、元和田中校長の藤原和博さんが、シニアの生き方を論じた新刊の書名らしいです(僕はまだ読んでいないです)。が、僕は、その

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/12/09
    坂をめぐる「旅程」そのものが、「人生」のメタファなのかも。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 万物はメディア化する時代を、組織・個人はどのように生き抜くか? : 小林弘人著「メディア化する企業はなぜ強いのか?」を読んだ!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 万物は「メディア」である 僕はこの言葉が好きです。 僕は「メディア論」は全くの門外漢ですが、過去15年以上のメディア論に関する「ヘタの横好きの読書(たぶん理解は伴っていない)」の結果、印象に残ったメッセージは、このセンテンスです。 ここでメディアとは、「物質的なものが記号活動を支える媒介と化した状態」(石田 2003)と、広範囲に定義しておきましょう。メディアとは、「物質が物質であることをこえ、記号として機能しはじめるプロセス」のことを差し示す概念です。 ▼ 小林弘人著「メディア化する企業はなぜ強いのか?」(技術評論者)を読みました。 書は、表面的に読めば「ソーシャルメディア時代の企業のマーケティング戦略を論じた

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/12/05
    個人もメディアである。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 学会とは何か?、その存在意義とは何か? : 学会員の減少がはじまっている!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日、あるところで、「一部の学会では、学会員の減少に歯止めがきかない」というお話しを伺いました。小さな学会の話ではありません。具体名を出すことは差し控えますが、由緒ある伝統的な学会で、その領域の研究者ならば、誰もが知っているような学会のお話です。しかも、それが個別の学会だけの話じゃない。ひとつの学会が「つまらなくなって」、人がいなくなっているのではなく、いくつもの巨大学会から、学会員が減少する現象が現れているのだそうです。 僕の専門領域では、たぶん、そのような現象がまだ現れていません。むしろ、学会員は大幅増加傾向ですので、少し驚きました。 「学会員減少」が止まらない領域の関係者にとっては、「今さら、何をいってんだか

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/11/22
    あなたは学会とどのように向き合うのか?
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: リトリートのディレンマ : 「非日常での学び」を「日常の仕事」につなげることの難しさ

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 リトリートとは「待避所・避難所」のこと。人材開発論においては、一般に「いったん仕事の現場を離れて、学習・内省を深める、人里離れた場所のこと」をさす場合が多いように思います。平たく言えば、山奥などの人里離れたところにある、「研修所」や「セミナーハウス」ですね。 私たちは、日々、仕事の現場で、ざまざまな雑事に追われています。あー、忙しいったら、ありゃしない、わさわさ。 さらに悪いことに?、携帯電話やノートパソコンの普及のおかげで、「仕事の時間が、時間・距離を超えて無限に拡張する」という現象も生まれてきました。いわゆる「テレワークの弊害」というやつです。 「いつでも、どこでも、仕事ができること」は、「いつでも、どこでも、

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 国立民族学博物館「ウメサオタダオ展」に行ってきた!

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 大阪・万博公園・国立民族学博物館(みんぱく)で開催されている「ウメサオタダオ展」に、家族で出かけた。 梅棹忠夫先生といえば、希代の人類学者にして、比較文明論、文明生態学を縦横無尽に論じた「知の巨人」。彼によれば、人類学の質とは、下記のようなものになる。 ■人類学者は、つねに世界の各地におもむき、人間現象の様々なヴァラエティを探し出して、それを極めて実証的な方法で研究し、記述する。そして、それを、他の人間研究家たちの学説のまえに差し出してみせる。人類学というものは、人類学以外の、人間に関する諸科学にとって、まことにイヤな存在であるかもしれない。どのような分野であれ、社会科学者、人文科学者たちが、自分たちの身の回りの

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/05/05
    「知の巨人」はどのようなフィールドノーツをつけたのか。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ポスト311:「見えないもの」と「見えてしまったもの」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 慶應MCCでの僕の授業「ラーニングイノベーション論」の卒業生の勉強会が昨日開催されました。 今回のテーマは「災害後のメンタルヘルス」。精神科医・産業医の野口海先生をお招きし、専門家の立場からショートレクチャをいただいたあとで、中原のファシリテーションのもと、皆さんと対話を深める機会を持ちました。 その内容・概要は、後日の中原×野口先生のインタビューも含めて、後日、専門誌「人材教育」の特集として掲載される予定です。近々ですので、どうぞお読み頂ければと思います。 (今回の特集は、JMAM「人材教育」編集部さんのご協力で、無料で公開いただけるそうです。この場を借りて、JMAM「人材教育」編集部の皆様に、感謝いたします)

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/14
    「震災」という「悲劇」はひとつです。しかし、「わたしにとっての震災」は、決して「一様」ではない。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 採用のグローバル化、そこに潜んでいるかもしれないリスク!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 仕事柄、大学の就職関係者の方や、企業人事の方によくお逢いします。最近、こうした方々とお話ししていて、よく話題になることに「新興国人材の採用」の問題があります。 僕は「採用」はズブの素人です(というか、採用の研究というのはあまり多くないと思います)。ですので、マクロデータをチェックしたことはありません。しかし、少なくとも就職関連の担当者の間では、「今年は"外国人採用"が格化した年」といっても、よいのかな、という気がします。少なくとも、人々の関心が「外国人採用」に集まっている、とは言えるのではないでしょうか。 日人の新卒採用がなかなか進まない反面、企業によっては、その分を「新興国人材の採用にあてている」ということを

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/03/02
    大学の関係者からお話しを伺うと、「現在の留学生採用は、ややバブっている(バブルである)」という認識をもっている人が少なくないことに気づきます——