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  • 【前編】ヤマシタトモコ×岩川ありさが語る「物語の力」:『違国日記』のフェアさ、社会と物語の関わり | CINRA

    漫画小説映画やドラマ──さまざまな「物語」が私たちの日常を彩り、ときに新たな気づきを与えてくれたり、ときに怒りの原動力となったり、その存在は多くの人にとって欠かせないだろう。 現代日文学を中心に、クィア批評とトラウマ研究をしている岩川ありささん。2022年に刊行した『物語とトラウマ: クィア・フェミニズム批評の可能性』(青土社)で「トラウマ的な出来事を経験した人びとにとって、文学や文化は生きのびるための表現となりうるのか」という問いから現代小説を丁寧に読み解き、物語の必要性について切実な言葉で語る。 「物語に居場所を見つける」「物語に救われる」という感覚──ヤマシタトモコさんによる漫画『違国日記』(FEEL COMICS swing、祥伝社)でも、物語の力を信じる少女小説家と彼女らから言葉を受け取る少女たちが描かれる。 今回はそんなふたりを迎えて「物語が持つ力」をテーマに対談を実施。

    【前編】ヤマシタトモコ×岩川ありさが語る「物語の力」:『違国日記』のフェアさ、社会と物語の関わり | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2023/08/11
    “子どものときに出会った物語の多くは、女の子と男の子とで役割がはっきり分かれていた”。どんな人も私たちの暮らしのなかに当たり前にいる、ということ。
  • 坂本慎太郎と青葉市子の「歌」は、なぜ日本語のまま海外に届いているのか。現場で得た感覚から語りあう | CINRA

    慎太郎と青葉市子。その音楽性から2組をあわせて聴いているリスナーは少なくないのではないか、と思う。じつはこのふたり、対面は実質二度目。前回の現場は小山田圭吾のプロジェクトで、およそ10年前に遡る。 そんなふたりの初対談が『FESTIVAL de FRUE』企画で実現。今年7月8日開催の『FESTIVAL FRUEZINHO』立川公演に出演する青葉市子、2022年に出演した坂慎太郎は、ともに国内のみならず海外からの支持も厚いことから、対談は「両者の歌が国境を越えて聴かれる秘密」をテーマに話が展開した。 ストリーミングサービスの登場をきっかけに少しずつ状況が形成され、2023年現在、国内外に数百万、あるいは1,000万規模でリスナー数を抱える日のアーティストも出てきている。しかし、坂慎太郎と青葉市子の「歌の広がり方」はそういったケースとは異なると言えるだろう(※)。 その様子を対談の

    坂本慎太郎と青葉市子の「歌」は、なぜ日本語のまま海外に届いているのか。現場で得た感覚から語りあう | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2023/07/02
    「もはや言葉は全然関係ない」「あんまり世間のいろんなとこに目を配らなくても、じつはここに世界への入口がずっとあった」。
  • YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA

    いまから45年前、1978年にデビューしたYellow Magic Orchestra(YMO)は、翌1979年にアメリカの大手レーベル「A&M Records」から1stアルバムをリリースした。このUS版1stアルバムには、国内版1stアルバム(1978年)とは異なるミックスが施されたことに加え、独自の、非常に象徴的なアートワークも作成された。 扇子を手に、顔の半分を覆うほど大きなサングラスをかけ、頭からはメデューサを想起させるカラフルなケーブルが伸びた芸者……ジャケットに描かれた鮮烈なモチーフ「エレクトロニック・ファン・ガール」(通称・電線芸者)とともに、YMOは世界に広まっていくことになる。 そのエレクトロニック・ファン・ガールがあしらわれた金屏風が今年3月、音楽レーベル「U/M/A/A Inc.」の設立20周年プロジェクトTechnoByobu』の第1弾プロダクト「Electro

    YMOが世界に拡散したオリエンタリズムと、テクノ先進国としての栄光と衰退。いま日本文化の選ぶべき道は | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2023/06/13
    “グローバルなポップミュージックに追従するのではなく、むしろそことは異なる価値観に基づく音楽を突き詰めることに可能性がある。”
  • 20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA

    漫画評論家・米沢嘉博さんが「少女マンガは『愛』『自己と世界』を中心に展開してきたともいえる。それによって、少女マンガは独自のモチーフ、テーマを選びとり、スタイルを完成させていった」(『戦後少女マンガ史』 / ちくま文庫より)と言っているように、少女漫画は明治時代の少女雑誌の誕生以降、独自の発展を遂げてきた。そして近年では媒体の多様化や読者層の変化により、一層複雑な変化を続けているように思う。 カルチャーシーンの「これまで」と「これから」を考える、CINRAメディア20周年特集「Crossing??」。今回は、ここ20年の少女漫画の流れを、個人の体験とともに振り返りたいと思う。ご登場くださったのは、文筆家として活動されているひらりささん。1989年生まれで、雑誌最盛期の90年代から漫画雑誌を読みはじめたというひらりささんの少女漫画史をお伺いしながら、作品やヒロインの変化、そしてそこから見える

    20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2023/06/04
    どんなヒロインでもあり。ジェンダーロールを乗り越えていく少女漫画。
  • コミュニティーはつくり直せない。東京オリンピックが壊した団地アパートから見る「真の豊かさ」とは | CINRA

    「2020年東京オリンピック・パラリンピックの思い出はなんですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えるだろう。 かつて国立競技場の隣には、1964年の東京オリンピック開発の一環で建設された都営霞ヶ丘アパートが存在した。住民の平均年齢が65歳以上の高齢者団地だったが、2020年東京オリンピックの開催に伴う再開発によって、2016年から2017年にかけて取り壊された。 『東京ドキュメンタリー映画祭2020』特別賞を受賞した映画監督・青山真也の『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』は、アパートから強制退去させられた住民の2014年から2017年にかけての記録をとおして「五輪ファースト」の陰で繰り返される排除の歴史を映し出したドキュメンタリーだ。有志による東京都、五輪担当大臣への要望書提出や記者会見の様子を織り交ぜながら、住民が退去の日を迎えるまでの生活を切り取っている。大友良英が手掛けた

    コミュニティーはつくり直せない。東京オリンピックが壊した団地アパートから見る「真の豊かさ」とは | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2022/05/31
    『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』。
  • なぜヒップホップは先端技術に接近し、そしてどこへ向かう? スヌープ・ドッグとNFTの例から考える | CINRA

    「いまアーティストが得ているのは、音楽業界全体が稼ぐ金のうちたった12%だ。いまこそ、この抑圧的なシステムから音楽を解放するときだ」 カニエ・ウェストは最新作『Donda 2』を専用機器「ステム・プレイヤー」限定で発売した際、Instagramでこのように投稿していた(現在は削除)。大手プラットフォームのアーティストへの還元率の低さはたびたび指摘されることではあるが、カニエ・ウェストとは異なるかたちで、この問題に対して行動を起こした人物がいる。スヌープ・ドッグだ。 スヌープ・ドッグは先日、自らの作品をNFTでリリース。さらにメタバースを通じてアーティストをリリースする意欲も示している。 音楽活動に対する主体性の高さ、あるいは音楽産業のシステムに対する問題意識の表れか、ビジネスマンとしての嗅覚からか。とはいっても、これらのアーティストの動きは少々突飛にも見える。 一方で、そもそもヒップホップ

    なぜヒップホップは先端技術に接近し、そしてどこへ向かう? スヌープ・ドッグとNFTの例から考える | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2022/05/04
    ミックステープ文化とインターネットが結びつき、ラッパーらの自主の精神をいっそう後押し。
  • なぜバットマンの正義は危ういのか?新作『THE BATMAN』に至るまでの変遷をたどって考える | CINRA

    「マーベル・コミック」と双璧をなす「DCコミックス」を代表し、もっとも古い歴史を持つスーパーヒーローのひとり、バットマン。「ダークナイト・ディテクティブ(闇夜の探偵)」、あるいは「ケープド・クルセイダー(ケープを纏った十字軍騎士)」の別名を持つこのキャラクターがこの世に誕生したのは、1939年のことだ。

    なぜバットマンの正義は危ういのか?新作『THE BATMAN』に至るまでの変遷をたどって考える | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2022/03/12
    正義は時代によって見え方が変わる。
  • 一大ブームに沸いた中国ヒップホップはいま。若手ラッパーや関係者たちの声を聞く | CINRA

    2017年にヒップホップブームが巻き起こった中国MCバトル番組『The Rap of China』が半年で25億回の再生回数を達成するほどの大ヒットとなり、それまでアンダーグラウンドなジャンルだったヒップホップが一気に大衆的な存在となったと言われている。 それから4年、中国のヒップホップはいまどうなっているのだろうか? 88risingによって世界に紹介された成都発のヒップホップグループ「HIGHER BROTHERS」のアメリカでの成功も記憶に新しい。若者だけのMCバトル番組や、女性ラッパーにフォーカスした番組なども生まれ、新たな才能が発掘されているという。アイドルグループにもラップ担当がいるのが当たり前になった。 今回は、HIGHER BROTHERSの马思唯(マー・スーウェイ、MaSiWei)、女性アイドルオーディション『青春有你2』にも出演したラッパーの乃万(ナイワン、NINEO

    一大ブームに沸いた中国ヒップホップはいま。若手ラッパーや関係者たちの声を聞く | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2021/12/29
    「生活感」と「中国文化」を重んじる。
  • 辻愛沙子と巡る森美術館。引きで見れば社会は確実に変化している | CINRA

    2021年1月から約3か月間の改修工事を行っていた森美術館。そのリニューアルオープンを飾るのが、『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』だ。 『アナザーエナジー展』で紹介されるのは、世界14か国で活動する72歳から106歳までのアーティストたちの作品。タイトルにあるとおり、参加する16作家は全員女性だ。時代や流行とともに、それぞれの環境やアートマーケットからの評価も移り変わるなかで、なぜ彼女たちはいまなお、信念を持って創作活動を続けることができるのだろうか。 CINRA.NETでは、そのヒントを探るため3人のゲストとともに展覧会を巡る。第一回目の記事では「社会課題をクリエイティブで解決する」という言葉を掲げ、株式会社arca代表取締役や報道番組『news zero』の水曜パートナーを務める辻愛沙子との会話をお届けする。 聞き手は「自分らしく生きる女性を祝福する

    辻愛沙子と巡る森美術館。引きで見れば社会は確実に変化している | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2021/08/20
    「同質ではないけれど共同作業していく」ということ。『アナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人』9/26まで。
  • 作家ケン・リュウが語る人間とテクノロジー、SFで未来を描くこと | CINRA

    もし「不老不死」になる施術を受けることができるとしたら、10代、20代のまま永遠に生きることができるとしたら、その道を選ぶだろうか。生が死によって意味をもたらされているのだとしたら、死のない人生はどう生きればいいのか。現代SFを代表するアメリカ人作家のひとり、ケン・リュウの短篇小説『円弧(読み:アーク)』はそんな問いを私たちにつきつける。 物語の舞台をアメリカから移し、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が作を日映画化した『Arc アーク』が2021年6月25日に公開される。芳根京子が17歳から100歳以上まで生きる主人公を演じ、「人類史上初めて永遠の命を得た女性の一代記」を描くこの作品。リュウ自身もエグゼクティブプロデューサーとして携わり、その仕上がりに「あなた方はこの物語に生を与えるのに唯一にして最高の方法を用いました」と賛辞を送る。 今回は映画の公開に際して原作者のリュウにイン

    作家ケン・リュウが語る人間とテクノロジー、SFで未来を描くこと | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2021/06/26
    映画『Arc アーク』公開中。「ぼくたちもまた、自分たちの時代に囚われ過ぎているのではないか」。
  • Awesome City Clubと永野亮が語る、“勿忘”と映画『はな恋』 | CINRA

    ニューアルバム『Grower』の冒頭を飾っている“勿忘”は、Awesome City Clubにとってのターニングポイントとなる一曲だ。メンバーが人役で出演もしている映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングとして書き下ろされたこの曲は、映画のヒットとも相まって、現在各ストリーミングサービスのランキング上位をキープし続け、バンド最大のヒット曲となっている。作曲とアレンジに関わっているのは、atagiが以前から影響を公言するAPOGEEの永野亮。今回の対談では、“勿忘”の制作秘話をじっくり語り合ってもらった。 そして、このタイミングだからこそ、Awesome City Clubがこれまでどんなことを大切に活動してきたのかを、改めて知ってもらいたい。2019年のマツザカタクミに続いて、昨年はドラマーのユキエが脱退し、バンドが難しい状態に陥っていたのは事実だろう。しかし、それでも三人は音

    Awesome City Clubと永野亮が語る、“勿忘”と映画『はな恋』 | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2021/03/06
    運命の巡り合わせ。
  • 横浜の街で育んだ感性を糧に アジカン後藤正文×GREENROOM代表 | CINRA

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で、あらゆる音楽イベントが中止となり大きなダメージを受けた2020年。そこからいかに音楽文化を立て直していくのかを考えるにあたって、横浜という街の積み重ねてきた歴史は大きなヒントになるかもしれない。 ペリーの来航(1853年)を起点に港町として発展し、1859年の開港を機に、アメリカをはじめとする外来文化の影響を色濃く受けてきた横浜は、ブルース、レゲエ、ヒップホップなど、雑多な音楽ジャンルが共存しながら、独自の文化を形成してきた。ウイルスによって人々の距離が遠ざけられ、壁が生まれてしまった現代に対し、常にオープンで、混ざり合うことの力を示してきたのが、横浜という街なのだ(参考文献:有隣堂『横浜歴史文化 開港150周年記念』)。 そこで今回横浜音楽文化について語り合ってもらうべく、「横浜のバンド」というアイデンティティのもと活動を続けてきたASIAN KU

    横浜の街で育んだ感性を糧に アジカン後藤正文×GREENROOM代表 | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2021/01/29
    「東京ではない場所」としての価値。
  • 多様化するK-POPコンテンツとファンコミュニティ、その魅力と課題を考察 | CINRA

    今年1月から放送された、韓国の大手音楽事務所JYPエンターテインメントとソニーミュージックによるオーディションプロジェクト『Nizi Project』は、『スッキリ』での後押しもあって大きな話題を呼んだ。プロデューサーであるJ.Y. Parkの指導法やキャラクターも人気を集め、同番組から誕生したガールズグループNiziUのプレデビュー曲は、オリコン週間デジタルランキングで初登場1位を獲得した。韓国のオーディション番組『PRODUCE 101』の日版から生まれたボーイズグループJO1も今年デビューをし、着実にファンを増やしている。日では近年とくにファッションコスメをはじめとする韓国のカルチャーが若者を中心にトレンドの一つとなっているが、音楽においてK-POPとJ-POPの境界を曖昧にするような試みが日の消費者の心を掴んでいるのも興味深い現象だ。また世界では、BTSやBLACKPI

    多様化するK-POPコンテンツとファンコミュニティ、その魅力と課題を考察 | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/09/11
    世界に拡大するファンコミュニティ。より多様なバックグラウンドを持つ人々の目に触れるように。
  • 暮らしと仕事と遊びとアート。すべてを越えて繋がる東東京の生活 | CINRA

    東京スカイツリーの足下に広がる墨田区北部エリア。古くから「ものづくりのまち」として知られ、2000年代以降は『アサヒ・アート・フェスティバル』『墨東まち見世』など多くのアートイベントやアートプロジェクトが行われてきた墨田は、まちなかに表現が溶け込む独特の空気を築いてきた。その一帯が、近年、新たな魅力を帯び始めているようだ。 今回はそんなエリアの「いま」を知りたいと、墨田で工務店を経営する傍ら、「ポスト工務店BUGHAUS」という活動を展開する北條元康、BUGHAUSの一員で、全国の芸術祭と並行して墨田に通い続ける「」のアーティストEAT&ART TARO、銭湯など生活空間での演奏活動を行い、最近お隣の台東区に越してきたというマリンバ奏者の野木青依に話を聞いた。3人は、2016年に始まったアートプロジェクト『隅田川 森羅万象 墨に夢』(以下、『すみゆめ』)の今年の企画に参加している。 今回

    暮らしと仕事と遊びとアート。すべてを越えて繋がる東東京の生活 | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/09/09
    結局、すべてつながっている。
  • コムアイ×ドミニク・チェン ヨコトリで考える孤立と共生の感覚 | CINRA

    2020.08.18 Tue Sponsored by 『ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」』 7月17日に始まった『ヨコハマトリエンナーレ2020 「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」』は、コロナ禍でイベントの中止や延期が相次ぐ状況下で開催を実現させた国内初の国際現代美術展となった。 日時指定制による入場者数制限、検温などのコロナ対策によってこれまでとは異なる鑑賞のスタイルが求められ、物々しい厳戒体制を予感してしまう。しかし実際に会場に足を運んでみると、アジア、中近東、アフリカなどで活動する新進アーティストたちの作品の軽やかさ、世界の見方の柔軟さに、この数か月ですっかり強張ってしまった心身をほぐされるような心地よさを覚えた。「withコロナ」と呼ばれる生き方を推奨される今日、同トリエンナーレはどのような視座を人々に与えるのだろうか? 研究者

    コムアイ×ドミニク・チェン ヨコトリで考える孤立と共生の感覚 | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/08/19
    主体的に他者の生に自分を重ねて、変身するチャンス。
  • ずっと真夜中でいいのに。 ACAねの歌と実験的な音楽性の繋がり | CINRA

    2020.08.05 Wed Sponsored by ずっと真夜中でいいのに。『朗らかな皮膚とて不服』 ポップミュージックにおける「歌」とは。アーティストの個性を形作るもの 音楽を聴く上で「歌の上手さ」を優先順位の上位において考えたことがない自分のような人間にとって、近年になって頻繁に見かけるようになったテレビの歌番組のアンケートやネットの記事などの「歌が上手いと思うアーティスト」ランキングみたいなものは、謎でしかなかった。え? 「歌の上手さ」ってそんなに大事? というか、そもそもどんな基準をもって「歌の上手さ」を判断してるの? 音域の広さ? ハイトーンの伸び? それって、カラオケ選手権みたいなものと何が違うの? あるいは一番大事なのが歌声の表現力だとして、それって限りなくリスナーそれぞれのテイストの領域なのでは? いきなり前言を翻すようだが、自分が日常的に好んで聴いているアーティストは

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    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/08/06
    歌の上手さと展開の複雑さ。
  • 内藤礼×茂木健一郎 認識できないものがある世界、そこにいる幸福 | CINRA

    風や熱に揺れるリボン、落下する水、小さな「ひと」、そして光——。過激なほどささやかな物と、天候や時間も含む周囲の環境との対話によって、見る人の「生」の手触りを呼び起こすような作品を手がけてきた美術家、内藤礼。瀬戸内海の豊島美術館における建築一体型の作品『母型』などでも知られる彼女の、大規模な個展『内藤礼 うつしあう創造』が、金沢21世紀美術館で開催されている。 昼間は自然光、夕方以降はわずかな明かりが照らす会場には、注意しないと通り過ぎてしまうような、けれど、一度気づくと認識を大きく広げるような、小さなものたちが並ぶ。会場をめぐり、ものと感応し合うなかで芽生えるその感覚を、作家はこれまで距離をおいてきた「創造」という言葉で語った。今回はそんな展覧会を、十数年来の知人という脳科学者の茂木健一郎が観たあと、両者の対談の場を設けた。「人に認識できないことがあるという幸福」と話す内藤が、この展覧会

    内藤礼×茂木健一郎 認識できないものがある世界、そこにいる幸福 | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/08/01
    自分がいることを許される場所。
  • 椹木野衣に聞くコロナ禍のアート。立ち戻るべきは孤独の創造性 | CINRA

    新型コロナウイルスが人々から奪った、地域を超えた活発な移動や交流、多くの人が身を寄せ合う場のあり方は、近年のアートがその原動力としてきたものでもあった。大規模展覧会、芸術祭、ワークショップ……。そうした活動形態に影が落ちたいま、アートにはどのような変化や想像力が求められているのだろうか? 災害と美術の関係を丹念に紐解いた『震美術論』などの著書がある、美術評論家の椹木野衣さんに話を聞いた。 ※記事は2020年4月27日に実施された取材をもとに制作しています。 (メイン画像:大改修工事を終え3月21日にオープン予定だった京都市京セラ美術館。5月26日に京都府在住の方に限定し、来館前日までの事前予約制をとり開館。6月19日以降は京都府在住の限定も解除予定 / 撮影:来田猛) 遠隔的 / 非接触型のコミュニケーションを、いかにより創造的なものに変えていくか ―新型コロナウイルスの発生以降の経緯を

    椹木野衣に聞くコロナ禍のアート。立ち戻るべきは孤独の創造性 | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/06/09
    近年の美術館のあり方こそが仮設的な美術体験だったと言えるのではないか。そういう部分から問い直さないといけない。
  • K-POPは誰が踊ってもいい──カバーダンス文化の魅力とは | CINRA

    実は歴史が長い? 日におけるK-POPカバーダンスのカルチャー K-POPはもはや、韓国だけの文化ではなくなりつつある。日国内でも、前回取り上げた『PRODUCE 101 JAPAN』をはじめ(参考:『日プ』で生まれた化学反応。ローカライズ化と、新鮮な男性像)、AbemaTVで配信されたサバイバルリアリティー番組『Popteenカバーガール戦争』や、TWICEらを擁するJYPエンターテイメントによるオーディション番組『Nizi Project』(参考:ITZYや虹プロに見る「私」へのまなざし。K-POP女子グループのいま)といった、K-POPのフォーマットをローカライズしたプログラムがいくつも現れている。もはや韓国の芸能事務所や芸能人が関わっていなくても成り立ちうるほどに、「K-POP」は自立したジャンルとして裾野を広げつつある。 それは企業によるオフィシャルなコンテンツだけでなく、ユ

    K-POPは誰が踊ってもいい──カバーダンス文化の魅力とは | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/04/15
    K-POPへの愛とリスペクトに支えられたファンカルチャー。
  • 雨のパレードの上京前夜と現在。人生を変えるのは「街」じゃない | CINRA

    雨のパレードは常に聴き手に寄り添い、その人の心を救うような歌を歌い続けてきたバンドだ。最新アルバムのタイトル曲“BORDERLESS”では<愛した人 歩んだ道 何もかも全部間違いじゃない>と呼びかけているように、その目線は優しくも力強い。前に進む10~20代の若者を応援するプロジェクト「Honda×Music バイクに乗っちゃう? MUSIC FES.」に、マカロニえんぴつ、CHAI、the peggiesらとともに雨のパレードが参加しているのは、非常にしっくりくる。 Hondaとのスペシャルコラボでミュージックビデオが制作されたのは、最新アルバムに収録されている“Walk on”。インディーズ時代の名曲“Tokyo”が起点となっているこの曲で、彼らは<憧れていたこの街に 理想の自分が待っていると思っていた>と、都市の理想と現実のギャップを歌う。そこで今回は、地元の鹿児島から上京してきた当

    雨のパレードの上京前夜と現在。人生を変えるのは「街」じゃない | CINRA
    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2020/04/03
    やっぱり自分で動かないと、なにも変わらない。