台湾北部・竹南(Chunan)の研究所で鳥インフルエンザワクチンの開発に励む研究者たち(2007年4月12日撮影)。(c)AFP/Sam YEH 【3月10日 AFP】北海道大学、埼玉医科大学、化学企業・日油(NOF Corp.)や政府機関の研究者らによる産学協同チームは10日、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスに対する万能ワクチンの開発が可能になったと発表した。世界的流行を引き起こす可能性が懸念されている変異ウイルスにも有効なワクチンだという。 新しいワクチン手法ではリポサムと呼ばれる脂肪を少量注射し、リポサムの表面に抗原を乗せて体内に運ばせる。この抗原の分子が免疫系の中でウイルスに反応する。 現在の鳥インフルエンザ・ワクチンは免疫系自体のウイルス攻撃力に依存しているが、ウイルスが変異してしまうと無効になってしまう。 新ワクチンは、ウイルスの内部構造がほとんど変化しない点に着
医師不足、看護婦不足や医師・看護師の過労が問題となっている。地域的な偏在、診療科目による差の問題もあるので全国レベルの国際比較には一定の限界があるが、ここではおおまかなレベルを見るため、OECD諸国の人口千人当たりの医師数と看護師数を掲げた。 医師数では、日本は2.4人と対象国36カ国中下から5番目であり、少ない国の部類に属している。英米でも2.6~2.8人、ヨーロッパ先進国は3.0~4.0人前後であるのと比較すると如何に少ないかが分かる。 なお、債務危機から話題のギリシャは医師数密度がOECDトップである。医師を過剰に育成したのかもしれない。ただし、看護師数は医師の約半分と非常に少ないので、高度な技術をもつ看護師に医師資格を付与しているのかも知れない。 日本の臨床従事医師数は、厚生労働省の調査によると、2012年に30.3万人である。柳田国男は1931年の著作でこう言っている。「最近の医
恥ずかしながら今回の報道があるまでコムスンという会社を知りませんでした。だから報道があったときも、名前の語感からセコムみたいな警備会社や、サムスンみたいなIT系企業を頭に描いたぐらいです。もちろんそうではなくて介護業界の最大手企業である事はまず理解しました。 後は記事からの泥縄なんですが、この会社はバブル期にジュリアナで一山あてた会社の末裔で、介護事業が始まると素早く参入し、短期間のうちに巨大化したようです。そうであればこの会社は昔から医療に関与した事業をベースに拡大したのではなく、異業種からの新規参入を果たしていた事になります。 ジュリアナで一山あてた事も、異業種からの新規参入も批判する気はサラサラありません。私が気になったのは、そういう機を見るに敏な経営者をもってしても、介護事業は儲からない事業になっている事です。医療の慣習とか常識に囚われない発想であったから急成長したのでしょうが、そ
Scientists Closer to Unfolding Mysteries of Prion Formation in Mad Cow Disease Short elements within a prion protein's sequence can cause it to activate and even cross the species barrier to spread neurodegenerative disorders such as Creutzfeldt-Jakob disease to humans By Nikhil Swaminathan RECIPE FOR MADNESS: Researchers have determined how prions, the incorrectly folded proteins linked to mad
毎日のように民間医療保険の広告宣伝で、「○▲病で入院・手術をすると200万円!」「先進医療は全額自己負担ですよ」「差額ベッド料もかかりますよ」といった情報が提供されると、「とてもこんな治療費は払えない」「やっぱり民間医療保険に入っておかなくちゃ」と思ってしまいがちです。 と同時に、「健康保険って、大した医療が受けられないのね」と、知らず知らずに思い込んではいないでしょうか。病院に治療を受けに来た若者が窓口で提示したものが、何と民間医療保険の保険証券だったという話を聞きますと、公的医療保険に対する無知、無関心もここまでかと驚かされます。 民間医療保険と公的医療保険の大きな違いは、前者が所定要件を満たした時に現金の給付をするのに対して、後者は医療費の一部を自己負担することによって必要な治療が受けられるというものです。 日本の健康達成度は世界トップ 日本は皆保険制度を採っており、大会社の社長だろ
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