中国のインターネット検索エンジン最大手、百度(バイドゥ)は、米新興企業オープンAIのチャットボット「ChatGPT(チャットGPT)」に類似したサービスの投入計画が順調に進んでいることを明らかにした。百度の株価は7日の香港市場で一時15%余り上昇した。 同社の発表によると、チャットボットの名前は「文心一言」で、英語では「アーニーボット」。内部テストを完了して来月には投入できるという。当初はアーニーを検索サービスに組み込む計画。利用者はチャットGPTと同様にアーニーと対話して検索することができる。 百度は数年にわたり人工知能(AI)の研究に数十億ドルを投じ、大規模な機械学習モデルであるアーニーに何年もデータを使って学ばせた。