デジタルラジオの番組が2007年4月に一新された。デジタルラジオ推進協会(DRP)は,4月からの地上デジタルラジオのチャンネル編成と番組編成を3月27日に発表。実用化試験放送を,既存の8chから4月2日以降は9chへ増加させ,番組の充実を図る。今回は新しくなったデジタルラジオのチャンネル編成の概要を紹介する。 多チャンネルで本格的放送が始まった4月新編成 デジタルラジオは,DRPが免許人となり2003年10月から東京と大阪で実用化試験放送を行ってきた。2006年12月にKDDI(au)がデジタルラジオ対応携帯電話(W44S)を発売するのにあわせ,TOKYO FMが本格的放送を開始した。この4月には,チャンネルの増加と各局の番組刷新により,メディアとしての魅力を高める試みが本格化している。 デジタルラジオは,VHF帯のテレビチャンネル内で空きチャンネルとなっている7chを使用し,デジタル音声
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