アスーステック・コンピューター(ASUSTeK Computer、以下ASUS)が今年1月に国内で発売した5万円を切る「Eee PC 4G-X」を皮切りに安くて小さい「ミニノート」が盛り上がりを見せている。パソコン世界最大手のヒューレット・パッカード(以下、HP)、マザーボードやパーツベンダーとして有名なエムエスアイコンピューター(MSI)、エイサーなど、海外メーカーが相次ぎ参入し、日本国内でパソコンの新しいジャンルとして定着しつつある。デルやレノボといった大手メーカーも参入を公表しており、さらに盛り上がりを見せてくれそうだ。 本特集は、現在、販売している6機種をピックアップして徹底比較していきたい。価格もスペックも似ているミニノートだが、よく比べるとそれぞれ個性がある。自分の使い方に合う1台を選ぼう。 (文/湯浅英夫)