Love FM 経営難 西鉄に事業譲渡検討 天神情報 九州に発信 2010年6月5日 06:15 カテゴリー:経済 九州 > 福岡 北部九州などで多言語放送を行うラジオ局「九州国際エフエム」(Love FM、福岡市・天神)が経営難に陥り、西日本鉄道(福岡市)が放送事業の譲渡を受ける方向で検討していることが4日、分かった。西鉄は、グループに福岡市中央区が放送エリアの地域ラジオ局「天神エフエム」を所有。事業を引き受けることで、西鉄の商業施設が集まる天神の情報を広域に発信する。 Love FMは1997年、放送開始。福岡市と福岡県、西日本シティ銀行などの地場大手企業が資本金約5億円を出資。現在放送エリアは福岡県全域と佐賀、長崎、熊本、大分、山口県の一部で日本語、英語、中国語、韓国語など10カ国語の番組を放送している。 広告収入が伸び悩み、2010年3月期決算(単体)の売上高は、2億9200万円