JR北海道が10月にサービスを開始したICカード乗車券「Kitaca(キタカ)」が、予想を上回る売れ行きのため在庫が少なくなり、同社は26日、当面の間、定期券以外の販売を中止すると発表した。 定期券を除く2009年春までの目標販売枚数は2万6000枚だったが、既に約4万5000枚を販売。エゾモモンガの図柄などが好評で、土産として買い求める道外からの観光客も多かったという。 販売再開の時期は未定で、カードへのチャージ(入金)や定期券の販売は引き続き行う。 キタカは札幌圏の55駅で利用可能。09年春からはJR東日本のSuica(スイカ)と相互利用できるようになるほか、電子マネー機能も加わる。