イギリスで蒸気機関車が実用化されてからまもなく200年。鉄道発祥の国で、日本語の名前を冠した高速列車が5月15日、 営業運転を開始した。 列車の名前は「AZUMA(あずま)」。ブリテン島の東側を南北に結ぶ東海岸本線を、極東の国・日本から導入した車両が走ることから名づけられた。 日本が誇る新幹線車両の技術が認められ、イギリスの大動脈を走ることになった「あずま」。いかにして導入が決まり、営業運転までこぎ着けたのか。改めてその経緯を追ってみることにしよう。 鉄道発祥の国に「恩返し」 営業運転開始に先立ち、運行会社のLNER(ロンドン・ノース・イースタン鉄道)は車両を製造した日立製作所の関係者や国内外のメディア関係者らをお披露目列車に招待した。 日立の川畑淳一笠戸事業所長は「これまで日本は鉄道発祥の地であるイギリスから技術を学んできた。車両をイギリスへ納めるのは恩返し」と述べ、「あずま」が日本とイ
公共交通機関といえば普通、電車かバス。そんな常識を覆すかのように、まさかの「ネッシー」がGoogleマップに登場しています。ネッシーに乗れば湖を渡れるぞ! しかも速い! Googleマップの検索結果。ネッシー(Loch Ness monster)だと!? Googleマップで、スコットランドのネス湖近くに位置するアーカード城からフォート・オーガスタスまでの移動を検索すると、バスでおよそ31分という結果に。しかし地図をよく見ると、湖を横切るルートが表示されているではありませんか。その案内によると、どうやらネッシー(Loch Ness monster)に乗れば22分で到着できるそうです。時短だ、やったー! ぐるっと一回転しているのはネッシーが迷ったからなのか とはいえ、ネッシーに乗るためには、まずネッシーそのものを探さなくてはならず……これはかなり難易度高いので、それならバスに乗った方が早いか
スコットランドの魅力を、旅、酒、食、映画といった多様な切り口から紹介するシリーズの第3回。アイラ島の象徴であるウイスキー蒸留所と、幻想的かつ神秘的なケルト遺跡を訪ねる。 (前回からの続き) アイオナ島を後にして、アイラ島に向かう。この島には複数のウイスキー蒸留所がある。ここで生産されたモルトウイスキーは通称「アイラモルト」と呼ばれ、世界的にも有名だ。アイラ島の旅ではお酒に加えて、幻想的な湖上の遺跡と、スコットランドでも特に見事と言われるケルトの十字架がお目当てである。 早朝のフェリーにクルマごと乗り込む。上陸したアイラ島はしとしとと雨模様だったが、島の中ほどに荒野が拡がるこの島には、こんな曇天がよく似合う。 実は、雨やこの気候こそがウイスキーを育む。今回の旅では複数のウイスキー蒸留所を訪問したのだが、どの蒸留所でも、スタッフの方々が笑顔で「今日はよい天気ね」と言っていた。 そう、この島では
Pro-union supporters react as Scottish independence referendum results come in at a Better Together event in Glasgow on September 19, 2014. The question for voters at Scotland's more than 5,000 polling stations is 'Should Scotland be an independent country?' and they are asked to mark either 'Yes' or 'No'. The result is expected in the early hours of Friday. AFP PHOTO/ANDY BUCHANAN (Photo credit s
ここに注目です。 イギリスからの独立の是非を問うスコットランドの住民投票が、あす18日に行われます。イギリス分裂につながりかねない住民投票の背景や影響について百瀬解説委員です。 Q:なぜ今独立が問題になるのでしょうか? Q:独立した場合、本当に国としてやって行けるのでしょうか? 反対派は、独立へのシナリオが楽観的すぎて必ず行き詰ると警告。しかし独立推進派は、北海油田の収入で経済的自立は十分可能だし、イギリスから分離してもEUに加盟すれば、政治的安定も心配はないと反論。推進派にとっては、EUという国家を超えた仕組みの存在が、暴力や過激な行動に走らずに独立運動を進める強力な支えになっているようだ。 Q:独立の賛否は拮抗しているようですね? 世論調査をみると、反対派が一時は20ポイント近くリードしていたが、賛成派が猛烈に追い上げ、ご覧のように正反対の予測結果が出るほどの混戦状態だ。接戦に
単身スコットランドに渡り、万年筆とノートだけで、ウイスキーづくりの技術を習得したと賞賛された竹鶴政孝氏。竹鶴氏がスコットランド留学時に記したノート、通称「竹鶴ノート」は、今もウイスキーづくりに携わる人々にとって大切な指南書だといわれる。ノートは長い間所在不明だったが、竹鶴氏が最初に所属していた大阪の老舗洋酒製造会社「摂津酒造」の上司である岩井喜一郎氏の関係者が保存していたことが分かり、ニッカウヰスキーに寄贈された。今回は、その内容に迫っていく。 竹鶴ノートに10年前に出合い、現代語訳を手がけているのが、1998年にハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人として選ばれた、ウイスキー評論家の土屋守氏だ。土屋氏は「このノートには竹鶴氏の人柄も、当時のスコットランドの様子も、そして現代に通用するビジネス成功へのヒントまでもが詰まっている」と話す。そんな魅力あふれる竹
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