最近、自分が怪しいマーケターだということを忘れそうなのでたまにはマーケティングについて語ろう。いや、ちょっと待てよ。語らないからこその怪しいマーケターなんじゃないのか? 余は如何にして怪しいマーケターになりしか? もういいから書くなら勝手に書けよ。 そもそもぼくがマーケティングを意識しはじめたのは、ドン・ペパーズ+マーサ・ロジャース「ONE to ONEマーケティング―顧客リレーションシップ戦略」(ベルシステム24・訳、ダイヤモンド社)をたまたま刊行直後に読んだあたりからだから、駆け出しみたいなものだ(十数年経ってまだ駆け出しかよ……)。 その後、インターネットを利用して特定のセグメントにメッセージをプッシュするサービスに関わり、小さなダイレクトマーケティングエージェンシーで紙やFAX、そしてWebサイトとメールをつかったダイレクトマーケティングに関わり、その後はほぼWebサイトを中心にし
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