日経トレンディ11月号に長野県白馬村「ホテル五龍館」の記事が掲載されていた。 老朽化した施設、落ちる一方の客足という状況から、奇跡の自立回復を遂げた観光ホテルだ。 状況が厳しくなってくると、旅行代理店への依存度が高まり、客室の回転率は多少回復するものの、高マージンを持っていかれ利益率がガタガタになる。 もしくは、設備の若返りや目玉施設を増築してキャッシュが底をつく。 または、その両方。 無理な起死回生はやはり成功率が低いのが現実。 しかし、「五龍館」はそのどちらの選択肢も取らなかった。 代理店依存はジリ貧を招くといち早く自力集客に徹し、直接予約率80%、リピート率50%を達成。 設備増改築もほとんどしていないという。 詳しくは本誌を確認して欲しいのだが、ポイントは「分かりやすいサービスのパッケージ化とその提案」にあると読み取れた。 同誌の記事によると、五龍館の夏休みの人気プランのひとつは「
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