RSSを近視眼的に「ただのブログの更新情報取得ツール」として捕らえると世界が狭くなる。 「ほぼ統一されたデータのやりとりフォーマット」が確立され、機械対機械の間でコンテンツのデータが流通する仕組みだと思えば夢は広がる。 同様にOpenIDを、「新しいサービスができたときに簡単にログインできる仕組み」程度の捕らえ方をすると、あまりしっくりいかない。 「複数サービス間の信頼関係を簡単に結ぶ仕組み」と考えると夢が広がる。 現状としては、OpenIDのプロバイダがOKを出したユーザーはOKだと言うことを無条件で受け入れるようになると言っても、その認証をどこまで信頼できるか?は別問題なので、OpenIDがあるからと言って、何から何まで使えるようにさせるわけにはいかない。 結局、それなりに責任が伴うサービスとしては二段構えの対応にならざるを得なく、「お試し利用としてのOpenID対応」というフェーズと
Yahoo!JAPANがOpenIDを導入する件については別途「Yahoo!IDをOpenIDにすると我が安物買いがばれかねない件について」というエントリーを書き、さらに追記している。正直にいえば、ぼくはまるっきりOpenIDについて理解していなかったといっていい。恥ずかしい限りだし、上述のエントリを途中まで、もしくはタイトルのみを読んだ人にはぼくの誤解がそのまま伝わった可能性がありもうしわけない限り。わかっている人からすればそれこそ噴飯ものだったと思うのだが、はてなブックマークのコメントを見る限りではぼくの誤解を正してくれる人はいなかった。同様に誤解されているのかもしれないし、あるいはOpenIDの導入以前にYahoo!IDの情報の紐付けがちょっと怖いという点の方が問題だとしていいということなのか。 とまあ役に立たない反省はさておき、気になったのでOpenIDを解説したWebページをいく
2007/04/23 3月15日、米国の全国紙USA Todayの「Tech」セクションの紙面をOpenIDに関する記事が飾った。その記事では、さまざまなインターネットサービスが利用されるようになる中、増加の一方をたどる「IDとパスワード」を記憶する義務からユーザーを解放する新しい技術としてOpenIDが紹介されている。 OpenIDは、URLをIDとして利用する認証プロトコルである。ユーザーはOpenID認証サーバが提供するIDをコンシューマ(OpenIDによる認証に対応したサービスプロバイダのこと)でのログインに利用することができる。コンシューマはOpenIDをもとに認証サーバを発見し、自身で認証する代わりにサーバへ認証を依頼する。ユーザー認証はすべて認証サーバ上で行われるので、ユーザーはOpenIDを1つだけ覚えておけば複数のサービス(コンシューマ)へログインできるようになる。つまり
OpenID入門――その導入で何が変わって何が変わらないのか:Focus on Technology(1/4 ページ) ここ数カ月で注目を集めつつある話題の1つに、OpenIDというオープン系の分散型デジタル認証システムがある。本稿では、最も基本的なレベルから、OpenIDでは行えないことまで網羅したOpenID入門をお届けする。 ここ数カ月で注目を集めつつある話題の1つに、OpenIDというオープン系の分散型デジタル認証システムがある。日々のシステム管理における頭痛の種としては、シングルサインオンなどの機構が知られているが、OpenIDとはそうした問題を解消するためのソリューションであって、個人情報の保護、信頼性の確保、スパムの対策、メッセージの真偽確認などの問題についてはまったくのノータッチである。またOpenIDにおけるサインオンのプロセスが複数のステージに分かれているのも事実である
アイデンティティ管理の基礎と応用 情報システムにおけるアイデンティティ情報とは、利用者を特定するための認証情報、利用者に与えられた認可権限の情報、そして利用者の属性情報の三種類から構成されます。このアイデンティティ情報の管理についての基礎と応用を本連載ではご紹介します。 第13回:SPML とは何か? - Sun のソリューションにおける SPML の実装 今回はアイデンティティ管理においてキーとなる標準規格、SPML(Service Provisioning Markup Language)についてご説明します。まずSPMLの概要、そしてSPMLに対するサンの取り組み、最後に SPML を活用するためのツールをご紹介します。
INTERNET Watchに「Yahoo! JAPANが近日中に「OpenID」採用」という記事。TechCrunchに「ヤフーがOpenID対応を発表、本プロジェクトの大勝利」の記事が出てから1週間足らずと実に迅速。しかし、これみんなうれしいのだろうか? ぼくは絶対使いたくないのだが。 記事にはこうある。 Yahoo! JAPANでOpenIDが利用できるようになると、OpenIDを採用しているすべてのWebサイトでYahoo! JAPAN IDを使ってログインすることが可能となる。ヤフーでは「オープン化」戦略を掲げているが、外部サイトでもYahoo! JAPAN IDを利用できるようにするOpenID採用も、その一環となる。 Yahoo! JAPANが近日中に「OpenID」採用 - INTERNET Watch Yahoo!IDは微妙にセンシティブだと思っていて、あまり公開したくな
本日、livedoorなどの外部のアカウントを用いて、はてなスターの☆をつけられるようになりました。これは、OpenIDという認証システムを用いてはてなサービス以外のユーザーアカウントではてなスターが利用できるようになる仕組みです。 たとえばlivedoor blogではてなスターが設置されている場合に、はてなのアカウントを持っていないユーザーでも、livedoorアカウントで☆をつけることができます。 今回対応を行った外部サービス(OpenIDプロバイダ)は、以下のとおりです。 livedoor LiveJournal TypeKey Vox OpenIDについて詳しくははてなでOpenIDを、OpenIDでログインして☆を付けた時の挙動などはスターのヘルプをご覧ください。 はてなでは、今後も対応外部サービスを増やすとともに、皆さんの利用状況を見ながら、外部アカウントで利用可能なはてなサ
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