彩図社より『謎解き超科学』が発売されました。詳細な目次と担当者はASIOS公式ブログの該当記事をご覧ください。 内容はASIOS既刊「謎解き」シリーズと同じく「伝説」と「真相」パートで構成されています。ASIOS名義ですが、外部から菊池聡さん(オカルトニセ科学に詳しい認知心理学者)、黒川ゆきさん(日本一のホメオタ)、小波秀雄さん(ニセ科学に詳しい物理化学者)、道良寧子さん(ねこ管理栄養士)と、ニセ科学に懐疑的な人の間では有名な方々が執筆に参加されています。 私は「電磁波による健康被害」「磁気治療器の効果」「デトックス」「水からの伝言」「EM菌」「あとがき」を担当しました。 ASIOSがニセ科学批判?? さてASIOSといえば、超常現象を懐疑的に調べる団体で、今までの「謎解き」シリーズは全て超常現象がらみの話でした。そんなASIOSがなぜ?と考える方もいるでしょうか。しかし、超常現象の中には
紅白歌合戦でMISIAさんがナミブ砂漠から中継で素晴らしい歌声を届けてくださりましたね。 自分もYOUTUBEで拝見したのですが、歌声も映像もクリアで驚きました。 素人が砂漠で撮影するとこうなるのでなおさらびつくりです。 しかもアフリカのチビっ子たちを大人しくさせていたのがスゴイです。 写真一枚撮るのにも一苦労なのに。 「今年、6月、横浜でアフリカ開発会議が開催され、MISIAさんがオフィシャルサポーターを務めます」と紹介されたのですが、この会議は日本とアフリカ諸国との友好関係を深める最も大きなアフリカ関係の会議です。 TICAD V http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/tc5/index.html http://www.ticad.net/africa/ 私事で恐縮ですが、 バッタ本もアフリカ開発会議(TICAD V)のオフィシャルサポート本にな
前回に引き続き、もうダマ4章を読み解いていきます。今回は何かと話題になっている欠如モデルにも言及します。 ・・・これまでの遣り取り・・・ もうダマされない為の読書術講義(?):その1 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111016/1318728079 もうダマされない為の読書術講義(?):その2 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111023/1319367371 もうダマされない為の読書術講義(?):その3 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111107/1320660719 もうダマされない為の読書術講義(?):その4 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111217/1324125369 もうダマされない為の読書術講義(?):その5 http://d.hatena.
『もうダマされないための「科学」講義』書評シリーズ三回目です。今回は2章について、黒猫亭、みつどん、どらねこの3人が激論(?)を闘わせます。 ・・・これまでの遣り取り・・・ もうダマされない為の読書術講義(?):その1 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111016/1318728079 もうダマされない為の読書術講義(?):その2 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111023/1319367371 ■2章の前に みつどん:では、河岸を変えて...と。先日はドイツビール飲み過ぎて予算が枯渇したので、チェーン店で申し訳無いけど。 どらねこ:どんちゃん*1がよければいいですよ。 黒猫亭:オレは何処でも良いですよ。 どらねこ:本題が片付くまで飲むのはダメですよ。 みつどん:そうですね。さて、デザートは―――(っ!!) どらねこ:モフ?
前振りだけで終わってしまった前回の続きです。 もうダマされない為の読書術講義(?):その1 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20111016/1318728079 みつどん:さて、軽くおやつも食べたし事だし、本題に入りましょうか。 どらねこ:一応、第1章から順繰りに言及していきたいな、と思ってますけどそれでいいですか。 黒猫亭:オレは構いませんよ。 みつどん:ええ、異論はないです。 どらねこ:聞いた話によると、どらねこは菊池教団の番頭格らしいので、第1章に好意的な言及をすると『信者乙』とか謂われそうだから少し控えめにしますね。 みつどん:いつのまに。こんど入信*1させてくださいね。 黒猫亭:冗談はともかく、著者ごとに贔屓があるような印象を持たれるのは宜しくないね。相手が菊池誠だろうが誰だろうが、悪いところは指摘しつつ良いところも挙げて、有用な読み方を提案していき
このエントリは座談会の形式で以下の本についての書評をシリーズ物としてアップしていくものです。どうぞ宜しくお願いします。 光文社新書:『もうダマされないための「科学」講義』菊池誠 松永和紀 伊勢田哲治 平川秀幸 飯田泰之+SYNODOS/編 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334036447 ■もうダマの感想まだなの? う〜ん、『もうダマを読んだ感想を書きます!書きます!』と随所で発言してきたけれど、どんな感じで書こうかしら?ハードル上げ過ぎてしまったなぁ。 ??:何を悩んでいるんです、どらねこさん。 どらねこ:あっ、みつどんさん*1、東京へ来る度に遊んでくれて有り難うございます。いやぁ、斯く斯く然々なんですよ。 みつどん:なるほどー、実は僕も『もうダマ』手に入れたんですよ、先日やっと読み終えたばかりで。 どらねこ:どんな感想持ちました
・9/16に発刊予定です。 Amazonの掲載ページ 執筆者は 菊池 誠 (著), 松永 和紀 (著), 伊勢田 哲治 (著), 平川 秀幸 (著), 片瀬 久美子 (著), 飯田 泰之 (編集), SYNODOS (編集) 豪華メンバーの中に加えて頂き、恐縮しております。 私が書いたものは「放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち」です。 αシノドスに寄稿したものを加筆修正しました。 この中にはシノドス・ジャーナルに掲載された「あやしい放射能対策」も含まれています。 ※急遽、特別付録として掲載が決定したので、表紙には名前が入ってませんが、帯に名前を入れて下さいました。(なので、帯は捨てないで下さいね 笑)
◎「教育としての科学史・科学哲学議論」 http://togetter.com/li/3251 『専門家の人達にお願いです。一般人が「物を知らない」ことを嘆くのはわかりますが、「まず、こういうのを読むといいよ」というのを教えてくれると、一般人もとても助かると思います。一般人の私は、そういう取っ掛かりさえない状態に置かれています。』 ○私が『科学哲学』について知りたい動機→ まとめへの反響を追加。「反証可能性などの基礎的な事項」への賛同(と思われるRT)が多い http://togetter.com/li/106303 ※当面は「公開」と致します(編集権は私のみとします)。 ♪コメント欄への記入、どうぞお願いします。もしくは、@飛ばしていただけたらどんどん追加します。 続きを読む
本書では、人間ならば到底生きていけないような過酷な環境から、日常のすぐ近くで生息している意外と身近な生きものまで、驚きの方法で生き抜く不思議な生きものたちを全部で69に分けて紹介しています。 各項目はひとつの生きものにつき、解説とイラストがそれぞれ1ページずつのセット。見開きになっているのでコンパクトで大変読みやすいです。紹介される生きものもバラエティに富んでいて飽きることがありません。 本書を読んでいると、UMAでなくともこんなにすごい生きものたちが現実の世界にはたくさんいるじゃないか、というロマンを感じさせてくれます。なにしろすべて実在なんです。どんな環境であっても思いもよらぬ解決法で生き抜く生物たちのたくましさと、その多様性には目を見張るばかりです。好奇心の強い方は特に楽しめるでしょう。イラストつきなので小学校高学年以上のお子さんでも楽しんで読めると思います。 それと本書はあと
エイプリルフールエントリがそこそこ好評を博した陰で、ひっそりとFoodScienceのサービスが終了してしまいました。「FoodScience」サービス終了のお知らせ 平素は、「FoodScience」をご利用いただき、誠にありがとうございます。 食の機能と安全を考える専門Webサイトとしてご利用いただいておりました「FoodScience」は、2010年3月31日をもってサービスを終了いたしました。これまでのご愛顧に心より御礼申し上げます。 さて、先日のエントリでこのことについて書いた際、私はある提案を行いました。それは、これまでのコラムを書籍化してはどうかというものでした。その件について、FoodScienceへメールを送ったところ、本日返事が届きました。 これまでFoodScienceをお読みいただき、ありがとうございました。このたびのFoodScienceの突然の休刊に際しては
■代替医療のトリック(サイモン・シン著, エツァート・エルンスト著, 青木薫訳)。原題はTrick or Treatment?。著者の一人のサイモン・シンは、サイエンスライターとしてトップクラスであり、暗号解読やフェルマーの最終定理といった著作がある。「代替医療のトリック」も含め、いずれも青木薫による翻訳である。私は、サイモン・シン+青木薫という組み合わせの本は自動的に買うことに決めている。もう一人の著者のエツァート・エルンストは、プロフィールによれば、「代替医療分野における世界初の大学教授」であるとのこと。「著者論文多数」ともあるが、Pubmedで調べてみるとその通りであった。たとえば、「"Ernst E"[Author] and homeopathy」では73件が引っ掛かった。これからは、良く知らない代替医療について調べたいときには「"Ernst E"[Author] and 」を付け
今年も終わりが近づいてまいりました。ここ数年間は毎年毎年、食関係の悪いニュースには事欠かず、来年こそは平穏な年になってほしいと願う今日このごろです。さて、「日ごろの忙しさを忘れ、年末年始ぐらいはゆっくり読書でも…」という方に、食関連のお勧め書籍を紹介いたします。このページによく訪れてくださるような方々にはいまさら感のあるものばかりですが、ご参考にしていただけると幸いです。なお、内容紹介については全てamazonの各書籍のページの内容紹介から引用しています。 食を取り巻く環境や消費行動全体の問題点を理解するために、あまり聞きなれない「フードファディズム」というものについて理解を深めるために。 フードファディズム―メディアに惑わされない食生活 フードファディズム―メディアに惑わされない食生活 (シリーズCura)作者: 高橋久仁子出版社/メーカー: 中央法規出版発売日: 2007/10メディア
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