子供の頃から犬やら猫やらの本を、HowToものを含め読み漁った覚えがあるが、そういった本には犬や猫や動物と仲良くなるためには、「決して自分から(人間の方から)近寄っていってはいけない。相手が近寄ってきてくれるまで待つ。自分を押しつけない」といった方法が指南されていたように記憶している。今でこそ、それが正解だと解ってはいるが、当時はそれを読んで、動物の方から近寄ってきてくれるのを待つなんて100年待ってもそばに来てくれないのではないかと悲嘆に暮れた(笑)記憶も付随して残っている。 だから、子供の頃は指南の方法を全然実行できていなかったはずだが、それにもかかわらず、子供の頃には、近所の野良犬や野良猫に遊んでもらった記憶はある。どこそこに行けば大抵会える小汚い雉虎のでっかい雌猫とか、近所の公園で鬼ごっこで遊んでくれた(一方的に追いかけた訳でも追いかけられた訳でもなく、ちゃんと鬼ごっこになっていた