TOP > コラム > Jクラブの課題は「個の育成」だけにあらず。フットパスが問題視した「属人的な指導」と「指導者の育成計画」とは? 04.13.2017 2015年からスタートした日本サッカーの育成面についての改善を進めるためにJFA/Jリーグ協働プログラム(JJP)が開始された。その一環として設けられたのが、『フットパス』だ。1つのクラブの「育成」を多角的に評価、数値化していく仕組みで、ドイツ・ブンデスリーガにて広く採用されたことから有名になった育成評価システムである。 前編では、このシステムの概要について解説したが、後編ではフットパスを通して具体的にどのような課題が指摘されたのか詳しく解説したい。(文・川端 暁彦) <<Jクラブのアカデミーを世界基準で査定すると? 育成評価システム「フットパス」が指摘した"日本的"組織の問題 ■フットパスが強く戒める「属人的な指導」 前編の記事でも触