若狭の豊かな海の幸をふんだんに使った海鮮丼や、100年超の歴史を持つソースかつ丼など名物丼をどんどんPRしようと、福井県が、地元料理店などと手を組んだ町おこし企画「福丼県プロジェクト」が29日、始まった。 発足式で西川一誠知事は「福井はコシヒカリ発祥の地。丼に不可欠なおいしい米がある」と話し、看板に書かれた「福井県」の「井」の字の真ん中に自ら点を打った。 プロジェクトでは、県内のおすすめの店48軒と、周辺の観光地を紹介するガイドブックを作成し、観光を促進。丼愛好家が開催を予定しているイベント「ワール丼カップ」の福井誘致に向けて活動する。 プロジェクト実行委員長の野坂昌之さんは「来春には北陸新幹線が金沢まで開通するので県外からのお客さんもどーんとお迎えします」と話した。