手塚治虫が描いた戦争をいま読み直す「飲まず食わずで、こんがり焼けた赤ん坊の手を…」そして30年前に警告していたこと 戦後72年目の夏となる今年。 特定秘密保護法、安保法制、そして、共謀罪と、何度も日本国憲法を蹂躙し、先の戦争で刻まれたはずの反省を無きものとしてきた安倍政権だが、森友・加計疑惑など数々の横暴により支持率は低迷し小手先の内閣改造でも回復の兆しはない。 安倍首相の宿願である憲法改正、とくにその第9条に手をつけることも、この状況となれば難しくなってきたようにも思われるが、それでも彼はまだ諦めていないらしく、7月23日に出席したイベントでも、改めて党内での議論を促したのに加え、「各党はただ反対するのではなく、案を持ち寄ってほしい」(7月23日付WEB版毎日新聞より)とも発言。野党の対案をも促したという。 安倍首相や、安倍応援団たるネトウヨたちが馬鹿の一つ覚えのようにしばしば持ち出す、