東京・表参道にて 各大学において後期がはじまりました。 大学で講義を行う場合、単に講義を行うだけでなく、休講の通知などの業務連絡、レポートの提出受付、障害者を持つ学生への対応など、多くの細かな仕事があります。オフィスアワー中の対応であったり、学生、教員、関係者の為に構築されたポータルサイトを介してコミュニケーションすることで対応しているだろうと思います。その中でわたしが感じてきた課題をいくつか挙げましょう。 (コメントの整理について) 講義においては、終了後にコメントペーパー(リアクションペーパー)を記入してもらい、回収することで成績評価の一部とすることが一般的です。しかし、これらは紙でできており、講義の後期になるほど蓄積されていく傾向があります。その管理は教員が一括で行わなければなりません。とりわけ受講者が多い講義については誰がどんなコメントをしてくれているのかという総合的な管理が難しく
