ソニー銀行が富士通と開発しているパブリッククラウド上で動作する勘定系システムについて、2025年5月の全面稼働を予定していることが2024年5月16日分かった。同システムを巡っては、開発が難航し、稼働時期を延期していた経緯がある。 勘定系システムの更改に向けて、2024年7月以降、計5回にわたってオンラインサービスを停止する。停止期間中は、ATMや各種アプリ、インターネットバンキング、Webサイトの閲覧など原則として全てのサービスが利用できなくなる。 ソニー銀行の次期勘定系システムは、動作プラットフォームに米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)のパブリッククラウド、業務アプリケーションに富士通と開発中の「FUJITSU Banking as a Service(FBaaS)」を採用する想定だ。現時点で、AWSのクラウド上で勘定系システムを全面稼働させ
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