prototype.js 1.6.0 RC で、カスタムイベントが使えるようになったり、ネイティブの forEach が使われるようになったり、簡単に DOM エレメントを構築できるようになったり、 isNumber で数値型かチェックできるようになったり、すばらしいバージョンアップであることは間違いないのですが、 prototype.js のソースを見てもわかるとおり、パフォーマンス云々よりも JavaScript 的にスマートな書き方・より単純で意味の取りやすい書き方が優先されており(もちろんこれは正しい方向)、あまり熟知せずにこれらの関数を乱用してしまうとアプリケーションのパフォーマンスに甚大な被害を与えてしまうことがあります。今回は prototype.js を使うにあたって(パフォーマンス的に)注意すべき点を紹介したいと思います。なお参考にする prototype.js のバージ