タグ

ブックマーク / frsyuki.hatenablog.com (12)

  • Embulkでやりたいことリスト(2015年7月版) - Blog by Sadayuki Furuhashi

    バルクロード機能 1つの設定ファイルで複数ジョブを実行する Running multiple jobs using one config file · Issue #167 · embulk/embulk · GitHub 例えば users.csv と histories.csv の2つのファイルを、それぞれPostgreSQLにある users と histories の2つのテーブル にロードしたいというようなユースケースに対応する機能。 設定ファイルの構文はissueに書いてあるように、default: に書き並べた設定に対して、jobs: に書いた設定をマージしたものを実際の設定ファイルとして実行していく方法で良さそう。しかし、fliters: は配列なので、default: に書かれた filters: に jobs: に書かれた filters: をどうマージするか、あまり良

    Embulkでやりたいことリスト(2015年7月版) - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • Re: 論理削除はなぜ「筋が悪い」か - Blog by Sadayuki Furuhashi

    Kazuhoさんの論理削除はなぜ「筋が悪い」かを読んで。 UPDATEが発生しないテーブルならば、削除フラグを使った実装手法でも現在の状態と更新ログを別々に表現でき、結果として効率と過去の情報を参照できるメリットを簡潔に両立できるのではないか、という話。 大前提として全く同意なのだけども、今あるテーブルにdeleted_atを足すだけで、過去のレコードを復旧可能なようにしたい>< みたいに思っちゃった僕のような人間が実際に取るべき実装手法は何か、あるいは、それを想定して今やっておくべきテーブル設計はどういうものか!?というのが最後の疑問。 まずUPDATEがなければ、immutableなマスタ、更新ログ、「現時点のビュー」の3テーブルは、例えば次のようになる(PostgreSQLの場合): -- immutableなマスタ。 create table records ( id serial

    Re: 論理削除はなぜ「筋が悪い」か - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • 並列データ転送ツール『Embulk』リリース! - Blog by Sadayuki Furuhashi

    こんにちは。古橋です。 先日の*1 データ転送ミドルウェア勉強会で、新しいオープンソースツール Embulk をリリースしました。 Embulk, an open-source plugin-based parallel bulk data loader from Sadayuki Furuhashi Embulk は、リアルタイムなログ収集では常識となった fluentd のバッチ版のようなツールで、ファイルやデータベースからデータを吸い出し、別のストレージやデータベースにロードするためのコンパクトなツールです。 fluentd と同様にプラグイン型のアーキテクチャを採用 しているため、RubyJavaで簡単なコードを書くことで、様々なファイルフォーマットやストレージに対応することができます。一方で fluentd とは異なり、高速性やトランザクション制御、スキーマを使ったデータのバリ

    並列データ転送ツール『Embulk』リリース! - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • 続・リトライと冪等性のデザインパターン - リトライはいつ成功するか - Blog by Sadayuki Furuhashi

    三度の飯よりエラー処理。古橋です。 大変好評をいただいた序章リトライと冪等性のデザインパターンの続編です。 前回はほぼ前置きでしたが、今回は冪等でない操作を冪等にする具体的なテクニックもまとめていきます。 パターン2:エラーを区別してDELETEを冪等にする リソースに常に一意なIDが振られていれば、Deleteを冪等にするのは難しくない。そもそも同じリソースを2度削除することはできない。 一つ注意するべきなのは、削除されたリソースのIDが再利用されるケースでは、Deleteの冪等性は保証されない。例えば、kill -KILL <pid> コマンドはDelete系のAPIと考えられるが、pidは再利用されるので、何度も繰り返すと意図しないプロセスを殺してしまう可能性がある。 一般にIDの生成は非常に難しい問題だが、Deleteに関してのみ言えば再利用されなければいいので、単調増加する整数(

    続・リトライと冪等性のデザインパターン - リトライはいつ成功するか - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • リトライと冪等性のデザインパターン - Blog by Sadayuki Furuhashi

    リトライを肴に一晩酒が飲める古橋です。 大規模なデータに触れることが日常茶飯事になっている今日この頃。この分野のおもしろいところは、いつまで経っても終わらないプログラムを簡単に作れてしまうことかもしれません。エラー処理、リトライそして冪等性*1の3つを抑えていないプログラムは、小規模なデータなら問題ないが、データ量が多くなると使い物にならなくなる可能性が大です。 大規模データをバッチ処理するケース以外でも、リトライは一般にプログラムの信頼性に関わる重要な問題です。 そんなわけで、リトライに関わるいくつかのデザインパターンを、連載でまとめておこうと思います*2。 では、第1回は背景から: なぜリトライが必要なのか プログラムは色々な理由で失敗する。例えば、 A) 通信先のプログラムが高負荷すぎて応答できなかった B) メモリを消費しすぎてメモリ確保に失敗した。またはOOM KIllerに殺さ

    リトライと冪等性のデザインパターン - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • デシリアライズ速度の比較 ByteBuffer vs DirectBuffer vs Unsafe vs C - Blog by Sadayuki Furuhashi

    OpenJDK や Hotspot VM には sun.misc.Unsafe という内部APIがあり*1、これを使うと ByteBuffer.getInt や ByteBuffer.getLong よりも高速にバイト列から整数値をデコードできるという。これを駆使することで、Cで実装された拡張ライブラリに匹敵する速度を出せるらしい。 それが当なら、データ圧縮やハッシュ関数、シリアライザ/デシリアライザなどの実装を高速化できる。例えば、lz4 や xxhash のJava実装が Unsafe API を使用している*2:jpountz/lz4-java Prestoも、中間データのシリアライズ/デシリアライズにはすべて Unsafe API を使っている*3。 そこで、実際にベンチマークしてみた。 ベンチマーク内容 10MBのランダムなバイト列を生成する 先頭から1バイト読み出す その1バ

    デシリアライズ速度の比較 ByteBuffer vs DirectBuffer vs Unsafe vs C - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • 並列イベント駆動I/Oフレームワーク「mpio」リリース - Blog by Sadayuki Furuhashi

    分散KVS kumofs のコードは、全体で約2万行です*1。 そのうち、ネットワークI/Oやプロトコルに関するコードは約1万行*2で、全体の約半分を占めています。 ロジックは残りの半分*3だけで実装されています。 この実例から分かりますが、kumofsのような分散アプリケーションを開発するにはI/O周りの実装が大変で、とてつもなく大きな障壁になっています。*4 さらに今日では、性能を稼ぐためにマルチスレッド化が必須です。また、多数のクライアントを少ないリソースで効率よく相手にするには、非同期・イベント駆動型のアーキテクチャも必要になります。さらに、究極的な性能を達成すべく GC を利用しない C++ においては、実装のみならず設計も大変です。 これに加えてソケットAPIの難解な挙動に対処にしなければならないため、C言語やC++によるネットワークプログラミングは、vimの使いこなしなどと同

    並列イベント駆動I/Oフレームワーク「mpio」リリース - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • Captty - ターミナル録画ツール - Blog by Sadayuki Furuhashi

    ターミナルを録画するツールにはttyrecがありますが、Partty!.orgではCapttyというツールを開発しました。Capttyはttyrecと比べて、データを圧縮する、ウィンドウサイズを保存するという利点があります。 CUIの操作画面は、普通の動画と比べればサイズは小さいですが、塵も積もれば山となり、長時間使っていると結構な大きさのデータ量になります。特に画面をスクロールしたり、vimやscreenなどを使って画面を分割して操作していたりすると、サイズがどんどん増えます。 しかしデータのほとんどがテキストなので、エントロピーが小さく、かなり圧縮が効きます。普通にdeflateで圧縮するだけで、ざっと10%くらいになります(90%減!)(もちろんデータによって違いますが) というわけで、Capttyはデータを圧縮して保存します。保存するファイルのデータ形式自体が圧縮を考慮して設計して

    Captty - ターミナル録画ツール - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • 「分散システムのためのメッセージ表現手法に関する研究」 - 筑波大学大学院を卒業しました - Blog by Sadayuki Furuhashi

    このたび筑波大学大学院を卒業し、修士号を取得しました。卒業にあっては当に多くの方々にご助力いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。 現在は起業して、12月からアメリカに在住しています。新たな価値を生み出すべく "下から上まで" システムの設計と開発に携わっており、エキサイティングな毎日を送っています。 修論シーズンに日にいなかったので、修士論文はメールで送って提出し、卒業式にも出席していないというありさまなので、当に卒業できたのかどうか実感がないのですが、友人によれば「学位記はあった」らしいので、きっと大丈夫でしょう。(写真はカリフォルニア州マウンテンビューにて) さて、せっかく時間を割いて書いたので、修士論文を公開することにしました。 分散システムのためのメッセージ表現手法に関する研究と題して、バイナリ形式のシリアライズ形式である MessagePa

    「分散システムのためのメッセージ表現手法に関する研究」 - 筑波大学大学院を卒業しました - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • vimしか使えない - Blog by Sadayuki Furuhashi

    vimを使おう - ウノウラボ vimerとしては、こういう記事を見つけてしまうと黙っていられないわけです。vimerと言っても、私はhjklがどうしても慣れずに矢印キーを使ってしまう軟弱vimerですが。 そんなわけで、私もちょっとしたvimのtipsを紹介したいと思います。 私が使っているvimのバージョンはvim 7.0なので、vim 6.xでは動かない機能があるかもしれません(特に補完のあたり)。そう言う場合は、vim 7.0をコンパイルして入れましょう。(そのときはvimshellのパッチを是非…vimshellはvim>7.0-0には当たらないので注意) バックアップファイルの保存先 まずは地味なところから。 vimでファイルを編集すると、そのファイルと同じディレクトリに「~」が末尾に付いたバックアップファイルと、同じように「.swp」が付いたファイルが作られますが、これがなか

    vimしか使えない - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • イベントログ収集ツール fluent リリース! - Blog by Sadayuki Furuhashi

    こんにちは。Treasure Data の古橋です^^; 先日の Treasure Data, Inc. 壮行会 で、イベントログ収集ツール fluent をリリースしました! Fluent event collector fluent は syslogd のようなツールで、イベントログの転送や集約をするためのコンパクトなツールです。 ただ syslogd とは異なり、ログメッセージに テキストではなく JSON オブジェクト を使います。また プラグインアーキテクチャ を採用しており、ログの入力元や出力先を簡単に追加できます。 Twitterでも話題沸騰中です:イベントログ収集ツール #fluent 周りの最近の話題 背景 「ログの解析」は、Webサービスの品質向上のために非常に重要です。Apacheのアクセスログだけに限らず、アプリケーションからユーザの性別や年齢などの詳しい情報を集め

    イベントログ収集ツール fluent リリース! - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • MessagePack for PHP@Webホスティング - Blog by Sadayuki Furuhashi

    先日 phpのserializeを使うより高速でサイズもコンパクトに仕上げる「MessagePack」とPHP拡張 でも紹介されている MessagePack for PHP ですが、Webホスティングサービスにも標準で組み込まれ始めているようです: Joe’sウェブホスティング、高速シリアライズライブラリ「MessagePack」のPHP拡張モジュールを全共用サーバーに提供開始 MessagePackはオープンソースで開発が進んでいるプロジェクトです。そして各言語版はそれぞれの言語のエキスパートによって実装されるという形態になっています(自然にそうなったのですが^^;)。 PHP版はadvectさんによる実装です。 実はPHP版には以前に別の実装があり、advectさんから新しい実装が送られてきたときは 2,3回くらい提案された実装を全部リジェクトした という経緯があるのですが(笑)、最

    MessagePack for PHP@Webホスティング - Blog by Sadayuki Furuhashi
  • 1