河村官房長官は4日午後4時過ぎ、首相官邸で記者団に、北朝鮮が「人工衛星」と主張している弾道ミサイル発射について、「通告は午前11時から午後4時までだから、(4日の)これ以降の発射はほとんどないだろう」との見通しを語った。 今後の対応については、「日本の国土に(ミサイルや破片が)落下することは極めて少ないと思っている。(国民は)平常の生活をしてほしい。政府は万全の態勢を崩さないでいく」と強調した。 4日正午過ぎに政府が発射の誤報を流したことに関しては、「国民の皆さんにご心配をおかけしたことは、率直におわびしたい」と陳謝した。「防衛省が(発射と)判断し、我々に報告してきた。(首相官邸の判断は介在)していない」とも語り、防衛省のミスが原因との見方を示した。 ◇ 河村長官発言の詳報はこちら。