作業マシンが変わるたびに毎回同じものを作ってる気がするので、メモしておく。 我々はすべてのドキュメントをプレーンテキストで、つまりMarkdownで書きたいが、人は必ずしもそうではない。 折り合いをつけるためには、読めないからWordで書いてくれと言われてしまう前に、いい感じのアウトプットを出さねばならない。 ここでは html ファイルへのコンバートを考える。 md → html の変換は Pandoc を使えば簡単だが、毎回コマンド一発で使えるようにしておくにはちょっと準備が必要。 環境 Windows 10 Home Pandoc をインストールしておく CSSの用意 いい感じのスタイルで出力するには、いい感じのCSSが必要。 ここでは GitHub スタイルのCSSを利用することにする。 以前は ↓こちら Github Markdown CSS - for Markdown Edi
C言語の符号付き整数の足し算、引き算、掛け算は「2^nを法とするモジュラー演算である」と説明されることがありますが、これは間違いです。正しい説明は、「C言語の符号付き整数のオーバーフローは未定義動作である」となります。 この違いが観測できる例を2つ紹介します。 まず、単項マイナスについて。以下のプログラムを考えます: #include <limits.h> #include <stdbool.h> #include <stdio.h> bool f(int x) { return x == -x; } int main() { printf("%s\n", f(INT_MIN) ? "true" : "false"); } int 型の単項マイナスが2^nを法とするモジュラー計算で行われるのであれば、f が true を返す x は 0 と INT_MIN の2つのはずです。ですが、実際に
の使い方をご紹介するという内容になっています。 Stable Diffusion系のモデルを使って美少女イラスト等を生成している方であれば、キャラクターの手や指がグチャグチャになってしまう問題に悩むことが多いと思います。この問題に関しては今まで多くの解決策が模索されていましたが今一つ決定打と呼べる案がありませんでした。 しかしそんな中で「ControlNet」と呼ばれる新技術が登場し、これを活用して手や指の問題をある程度解決する方法が考案されました。そして先日にはこの方法をStable Diffusion web UIで簡単に使える無料の拡張機能が登場したので、ぜひ情報を共有しておこうと思った次第です。 ここではその拡張機能「Depth map library and poser」について、インストール方法や使い方を解説していきますね。 ※2023/04/17追記: 最新のControlN
結論 まだMastodon以下の機能実現状況なので、SNS目的で参加するのはNostr以上に勧めしません。 API叩いて遊べる人や、自分で問題解決できる人向け ※現在、基本機能も完成していないためクローズドβ中です。 公式サーバーの作成には、既存ユーザーに発行される招待コードが必要です(2週間に付き1個) 有志の非公式サーバーもそちら用の招待コードが必要になりました。 まだまだ仕様も未完成!!!破壊的変更も色々起きるぞ! ※コードを買ってまで参加するものではないと思います。開発やフィードバックに協力できる人のみ参加すべき。 はじめに Twitterの動乱に巻き込まれ、移住先にMisskeyやMastodonなど選ばれつつある今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。 つい先日、BlueSkyのクローズドベータが開始されました。 BlueSkyは、Nostr同様Twitter創設者のジャッ
はじめましての人ははじめまして。そうでないひとはお久しぶりです。猫ロキP(@deflis/id:deflis55)です。 昨年、増田で メモアプリの知見を貸してほしい というのを見て、いろんなメモアプリをとっかえひっかえしてたのを思い出したりしてなんですが、そこでObsidianというのが最近良いらしいと言うのを見つけたので使い始めてみました。*1 メモアプリ遍歴(印象が古いので飛ばしてもOK) いいところ モバイルやLinuxも含めたクロスプラットフォーム モバイルアプリの使い勝手がよい 悪いところ まとめ 本日の一冊のコーナー! メモアプリ遍歴(印象が古いので飛ばしてもOK) だいたいちゃんとデータが蓄積できていたのはこのあたりのソリューションです。 それぞれいいところ悪いところあったんですが、どれも長続きしませんでした。 OneNote Pros 完成形って言えるぐらいに完成度が高い
2016年にMastodonってのが出た。なんでも自由にサーバを建てられるから巨大資本に言論統制されないらしい。ちょうど真新しさに飢えていた人々はさっそくこれに群がった。かくいう僕もその一人だ。学生が建てたサーバがパンクして企業が支援を申し出たり、政治家がお忍びでアカウントを作ったりなんかして、しばらくお祭り騒ぎになった。 しかし分散型SNSが負の側面を露呈せしめるのは割と早かった。自由にサーバを建てられると言っても結局、ほとんどのユーザは人がたくさんいる場所、安定していそうな場所に行きたがる。やがてインフラコストに耐えられなくなった運営者は次々とサーバを手放し、安住の地から放逐されたユーザたちはそそくさと古巣に戻っていった。第一次Mastodonブームの終焉である。以降、Twitterがなにかやらかすたびに分散型SNSは潮の満ち引きを繰り返してきた。 現在、度重なる譲渡の末に国内二強サー
はじめに 簡単なタスク管理機能と、タイマレジスタによる割り込み管理機能を持つ簡易なリアルタイムOSをRustで自作しました。 Aruduino Unoボードに搭載されるATmega328Pマイコン上で動かすことを想定していますが、https://github.com/Rahix/avr-hal でサポートされているAVRマイコンであれば、ほぼ同様の実装ができそうです。 本記事では環境構築については割愛し、実装の詳細について解説を行いたいと思います。 リアルタイムOSの設計 今回作成したリアルタイムOSは、技術書店13でサークル出展した書籍、cistLT Bookで作成したOS(https://github.com/yud0uhu/ChocottoOS)を、Rustで再実装したものになります。 書籍同様、ITRON4.0仕様に準拠するための五項目をOSの機能要件として定めました。 (a) タ
はいさい!オースティンやいびーん! 概要 今日の記事は、リファクタリングについてお話しします。 特に、エンジニアがなぜリファクタリングをしないのかについて触れたいです。なぜできないか、というべきでしょうか。 そして最後に、リファクタリングの文化を根付かせるためにどのような対策を取ればいいかの話題でまとめます。 背景 筆者が複数の日系企業で働いてきましたが、健全なリファクタリング文化を育んでいる会社は一社も出会っておりません。 リファクタリングをしないせいで身の回りの動きがどんどん取れなくなっていく、つまり開発の効率が悪化する一方で徐々にコードベースがわからなくなってくるという悪循環をいくつかのプロジェクトで見てきました。 なぜリファクタリングを敬遠するのか、どんな課題があるのか、ずっと疑問に思っています。 リファクタリングとは リファクタリングは、ソースコードを見直して再編することです。つ
※タイトルの元ネタは以下の作品です。 はじめに この記事は、公開鍵暗号の全体感を正しく理解するためのものです。数学的な部分や具体的なアルゴリズムは説明しません。気になる方は最後に紹介するオススメ書籍をご覧ください。 少し長いですが、図が多いだけで文字数はそこまで多くありません。また、専門的な言葉はなるべく使わないようにしています。 ただしSSHやTLSといった通信プロトコルの名称が登場します。知らない方は、通信内容の暗号化や通信相手の認証(本人確認)をするためのプロトコルだと理解して読み進めてください。 公開鍵暗号の前に:暗号技術とは 公開鍵暗号は暗号技術の一部です。暗号と聞くと、以下のようなものを想像するかもしれません。 これは情報の機密性を守るための「暗号化」という技術ですが、実は「暗号技術」と言った場合にはもっと広い意味を持ちます。まずはこれを受けて入れてください。 念のため補足して
はじめに build own xってなに?という方がいらっしゃると思います。 下記ページにあるような自作~みたいなやつのことを指しています。 自作OSとかDBとかとにかく様々な種類があるんですが、僕がやってみて良かったなぁと感じたものだけ紹介します。(一部やってないけど良さそうなのも紹介します。) 難易度を星5を最高として書いていきます。 言語は日本語 or 英語です。 コンパイラ writing interpreter in go 形態:本 言語: 日本語、英語 コンパイラ系なら一番初めにおすすめなのは間違いなくこれ。 日本語版では「Go言語でつくるインタプリタ」という題で出版されています。 外部に依存するライブラリを一切使わないのが特徴でスクラッチで書きます。 語り口調も平易でわかりやすく、コンパイラ?インタープリタ?という方にもおすすめ。 Monkeyという言語を実装するのですが、既
最小要件ではIntel製の一部第12世代Alder Lakeおよび第13世代Raptor Lake CPUを搭載するCore i9/i7/i5ノートPCである事が記載されていますが、AMD Ryzen 9 7950X+X670E付属のWiFi6を搭載した環境でも不具合なく使えています。 恐らくCPUに関しては要件は無く、WiFi6とBluetooth5.2以上に対応しているハードウェアが搭載されていればIntel Unisonは問題なく使えるものと見られています。 AndroidまたはiOSデバイスでIntel Unisonアプリをセットアップする方法 Android/iOSデバイスでIntel Unisonアプリを設定して使用するのは簡単です。以下の手順を実行してください。 Windows 11デバイスで、MicrosoftストアからIntel Unisonアプリをインストールし、And
2023年4月20日紙版発売 2023年4月20日電子版発売 橋本大也 著 四六判/288ページ 定価1,760円(本体1,600円+税10%) ISBN 978-4-297-13352-8 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Gihyo Digital Publishing Amazon Kindle ブックライブ 楽天kobo honto 本書のサポートページサンプルファイルのダウンロードや正誤表など この本の概要 英語がまともに使えなかった状態から,原著で数百冊を読破,会話もペラペラ,英検1級に合格――その秘密とは? 「いつかは英語で本が読めるようになるぞ!」と思いつつ,10度以上挫折してきた著者が,40代半から使える英語を身につけた非常識な学習方法を集大成。 “脳内留学”で頭から,生活から日本語を追い出す 大量に読めば話せるようにもなる
1月にクラウドファンディングサイトのCAMPFIREで大きな注目を集めるプロジェクトの募集が始まりました。「MSX0 Stack」と呼ばれる8ビットMSXパソコンを蘇らせ、IoT用のコンピュータとして利用できるようにするというものです。 オリジナルのMSXが発表されたから40年が経過しています。なぜ、この規格の生みの親でもある西和彦氏は、今のタイミングでMSXを復活させようとしているのでしょうか。 西氏への取材を通じて伝わってきたのは、このMSX0は単純な過去のハードの懐古的な復活を目的しているのではなく、MSXという扱いやすいハードを通じてのIoTパソコンへと拡張していくことへの並々ならぬ意欲です。 新型のMSXは、現在クラウドファンディングが実施されているMSX0のほかに、今後の発売が予定されている「MSX3」と「MSX turbo」が予定されています。今回の前編では、まずMSX0につ
こんにちは!逆瀬川 ( https://twitter.com/gyakuse ) です。 今日はメールの自動返信作成をMake(ツール連携サービス)を使ってやってみたいと思います。 ※MakeとはZapierやIFTTTと同じIPaaS系のサービスです。 参考 概要 Gmailに来た新着メールをMakeとChatGPT APIを使い返信文章候補を作成します。 そもそもできそうかの確認 OpenAIのChatGPT API Playgroundを使って、これができるか確認してみます。 なお、text-davinci-003はChatGPT API(gpt-3.5 turbo)の10倍の価格なので、今回は用いません 追記: 脳死で書いてたのであれですが、MakeはまだChatGPT APIに対応していないのでtext-davinci-003を使います。 以下のようなプロンプトを実行しました
「Open RAN」で火花を散らすドコモと楽天 成り立ちは違うが“共演”もあり得る?:石野純也のMobile Eye(1/3 ページ) 2月27日から3月2日(現地時間)にかけて開催されたMWC Barcelonaで、ドコモと楽天が激しい火花を散らした。と言っても、国内通信の料金やサービスの話ではない。舞台は、両社が注力するOpen RAN(O-RAN)だ。 楽天は、2021年に完全子会社化した米アルティオスターや2020年に買収した米イノアイの技術をまとめる形で、2021年に楽天シンフォニーを発足。もともとはO-RANや完全仮想化技術を輸出していく事業ブランドだったが、2022年には法人化を行い、海外拠点も拡充している。 これを追いかける立場に立っているのが、ドコモだ。同社は、MWCに合わせてO-RANを推進するためのブランド「OREX」を発足。同社の支援先が5社になったことも明かしてい
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