はじめに このアドビデベロッパーセンターを見ている方は、PCでのFlash開発は慣れていると思いますが、「携帯Flashは制限が多くて作りにくい」というイメージを持っているのではないでしょうか? 本連載では、そうした方々に向けて、日本での携帯Flashコンテンツ開発について解説していきます。第1回目は、ざっくりとしたFlash Lite制作ガイドラインを記していきたいと思います。 日本では勝手が違う Flash Lite開発環境 「Flash Lite」とはモバイル用のFlash Playerのことで、これまでにバージョン1~3がリリースされています。Flash Liteの各バージョンは、PC向けFlash Playerのバージョンと比較すると、以下の関係となります。ただし、該当するFlash Playerバージョンの全機能をサポートしているわけではありません。 Flash Lite
でした。フルブラウザを使う人はごく一部だったので、フルブラウザ前提でサイトを作るわけにもいきませんからね。 でも、iモードブラウザ2.0は、ブラウザとしての機能はiPhoneやアンドロイドと同等になり、表現力やユーザビリティをかなり高められるようになっていますよね。いや、FLVを利用できる分だけ、iPhoneよりも高い表現力をもつといえるかもしれません。 また、これまでドコモではできなかった、 外部CSSを使ってデザインしたりクッキーを使って会員ユーザーのセッションを管理したり携帯アクセス解析でもリファラーを調べたりといったことも、他のキャリアと同様にできるようになり、開発者の負担が減って良いことばかり。この変化には、エヴァケータイよりも興奮しませんか? でも良いことばかりとは……ただし、iモードブラウザが高機能になって良いことばかりだとは言えないのも事実。 iモードブラウザ2.0を搭載し
NTTドコモが5月19日に発表した2009年夏モデルの目玉はAndroid携帯だが、もうひとつの目玉が「iモードブラウザ2.0」だ(関連記事)。480×640ピクセルのVGA表示やクッキー、リファラー、Ajaxに対応し、“フルブラウザー”並の機能が追加されたのだ。 iモード2.0というケータイの進化に合わせて、リッチなケータイコンテンツが続々登場するはずだが、肝心のCMS(Contet Management System)が対応しないことには表示領域の大きさやAjaxを活かしたコンテンツを作りにくい。ユビキタスエンターテインメント(UEI)が5月22日発表した「ZEKE(ジーク) CMS 4.0」は、JavaScriptやマイニュースなど、iモード2.0にいち早く完全対応したCMSだ。 iモード2.0では、最大ページサイズが100KBから500KBに拡張され、従来よりも5倍も広大なケータイ
携帯オンリーユーザであろうと、PCと携帯を使い分けている両用ユーザであろうと、携帯サイトを利用している状況下では多くのユーザは急いでサイトを利用していると言えます。 例えば携帯オンリーユーザは、早いスクロール・手入力が習慣化しているため、駆け抜けるようにサイトを利用します。 また、両用ユーザがわざわざ携帯サイトを利用している状況は、家に帰ってPCサイトを開くまで待てないほど急がなければならない事情や心情があることを物語っています。 以上のことから、どれだけ急いでいても確実にアクションを起こせるサイトこそ成果の出せる携帯サイトであると言えるでしょう。 よって今回は、急いでいるユーザにアクションを起こしてもらうためにはどこにアクションボタンを配置すべきかについてご説明します。 あなたがとても急いでいる状況でこのページを開いたら、どこにアクションボタンが配置されていて欲しいでしょうか。 例1は問
こんにちは、『プチペット』を担当している吉沢です。 最近のモバイルサイトはキャリア間や機種に依存する問題が少なくなり、表現の制約も少なくなってグラフィカルに魅せることできるようになってきましたね。 グラフィカルに魅せることができるようになった分、HTMLソースも複雑になり、デザイナーやマックアッパーにコーディングを依頼する機会が増えてきていると思います。 状況は会社によって様々だと思いますが、今回は、効率よくデバックを行って完成度を高めたい、ちょっとした作業はディレクター側で行いたいというときに、PCサイトの作成でもおなじみのツールを含めた、モバイルならではのツールの使い方をご紹介したいと思います。 【1】FireMobileSimulator PCでモバイルの画面を表示することができるので、電波状況や通信速度を気にしなくてもよく、レイアウトのチェックから、機能面のデバックをスピーディに行
オンライフモバイルの開発で役立った情報源やライブラリのまとめ 2009-03-23 本日、株式会社ヨセミテにて提供中のみんなの闘病サイト オンライフのモバイル版がオープンしました。 日本初、携帯電話から闘病情報の共有ができる『オンライフ モバイル』を提供開始 (プレスリリース) 僕自身、ログインやフォーム送信などの機能を備えたモバイルサイトの本格的な開発は初めてだったので、多くの情報源やライブラリに助けられました。その中でも特に役立ったものを紹介します。 目次 モダンなモバイル開発のススメ (PHP編) ゆどうふ氏による最近のモバイル開発事情と利用ライブラリのまとめ。ライブラリはPHPですが事情説明は共通ですので、PHPな人もそうでない人もぜひ。 モダンなモバイル開発のススメ :: handsOut.jp PHP×携帯サイト デベロッパーズバイブル PHP×携帯サイト デベロッパーズバイブ
Unicodeが携帯電話の絵文字を収録へ 絵文字ってなに?そう聞かれても多くの人は、ああ、それはと答えられるはず。そう言えばちょっと前に『メールのハートマークにだまされるな! 8割の女性は「恋人以外にも使う」』(RBB NAVI)なんていうニュースもありました。携帯電話の個人普及率が9割を上回る(平成20年内閣府消費動向調査)この国において、絵文字はごくありふれたものになっている現実があります。 2008年の11月27日、Googleが携帯電話で使われる絵文字を国際的な文字コード規格、Unicodeに収録しようというプロジェクト進行中であることを発表しました。では、このニュースは何を意味するのでしょう。そして私たちに何をもたらすのでしょう。今回から3回に分けて考えてみようと思います。 まず歴史を振り返ってみましょう。じつは絵文字を使ったのは携帯電話が最初というわけでありません。先行するもの
サイト全体のナビゲーションコーナー間での移動ナビゲーションアクセスキーの使い方はじめに――モバイルサイト構築前のルール作り1. 対応端末とマークアップ言語について3キャリア共通のモバイルサイトを構築する場合、サイトのマークアップ言語を大きく分けると、第二世代端末はHTML(CHTMLなど)、第三世代端末はXHTMLに分けられます。 モバイルサイトを構築するときには、世代別のマークアップ言語を把握したうえで、サイトの目的やターゲットとするユーザーによって、HTMLかXHTMLのどちらかを採用します。また、第二世代、第三世代の両方に対応する場合は、HTMLとXHTMLそれぞれで記述したサイトを用意し、アクセスしてきた携帯端末(ユーザーエージェント)に応じて振り分けるシステムを利用することが一般的です。では、具体的にどういった場合にHTMLとXHTMLを選択すればいいのか、いくつか紹介しましょう
αSEO トップ > SEO FAQ > Google FAQ > Googleモバイルの検索結果に、PCサイトが表示されることがあります。このPCサイトをクリックされた時に、携帯ブラウザ向けに変換したサイトではなく、モバイル用サイトに誘導する方法はありますか? SEO FAQ Googleモバイルの検索結果に、PCサイトが表示されることがあります。このPCサイトをクリックされた時に、携帯ブラウザ向けに変換したサイトではなく、モバイル用サイトに誘導する方法はありますか? 2009年2月16日にGoogleより正式にリリースがあったように、GoogleモバイルではPCサイトとモバイルサイトを混在して表示されるようになりました。 http://googlejapan.blogspot.com/2009/02/google-pc-1.html この時に、PCサイトはGoogle Wireless
ケータイ大規模サービスの開発・運用に関する資料のまとめ Tweet 2009/2/18 水曜日 matsui Posted in 記事紹介・リンク | 5 Comments » 先月末に「満足せる豚。眠たげなポチ。大規模サービスの運用事例まとめ」という大変素晴らしいブログエントリーがあり、ブックマークしていたのですが、なかなか時間を作れずに目を通せずにいました。 本日読んでみると、とてもためになる情報が多かったため、まとめのまとめという形ですが、資料の中からケータイ関係の事例を抽出して、簡単にコメントをつけてみました。 まず、大元の記事はこちらです。 → 満足せる豚。眠たげなポチ。 大規模サービスの運用事例まとめ [blog.hacklife.net] → 満足せる豚。眠たげなポチ。 「大規模サービスの運用事例まとめ」に補記 [blog.hacklife.net] → livedoor 開
「Movable Type」はブログ作成ツールとして幅広く使われていますが、標準では携帯電話用のサイトを作る機能がありません。この点を補完するソフトとしてよく使われているのが「MT4i」です。今回は、このMT4iを使って、Movable Typeで作ったブログを携帯電話へ対応させる方法を紹介します。 Movable Typeのブログ(左の画面)を、MT4iで変換表示した携帯電話向けページの例が右(画面はPC用のブラウザーで表示している)。テキストベースのシンプルなデザインとなり、レイアウトも携帯電話の画面に最適化される MT4iをインストールしてみよう MT4iは、太鉄氏が開発している携帯電話向け変換ツールです。Movable Typeと同じサーバーにMT4iをインストールすると、Movable Typeで運用しているブログを携帯電話から閲覧したり、記事やコメントを投稿できるようになります
GT Nitro: Car Game Drag Raceは、典型的なカーゲームではありません。これはスピード、パワー、スキル全開のカーレースゲームです。ブレーキは忘れて、これはドラッグレース、ベイビー!古典的なクラシックから未来的なビーストまで、最もクールで速い車とカーレースできます。スティックシフトをマスターし、ニトロを賢く使って競争を打ち破る必要があります。このカーレースゲームはそのリアルな物理学と素晴らしいグラフィックスであなたの心を爆発させます。これまでプレイしたことのないようなものです。 GT Nitroは、リフレックスとタイミングを試すカーレースゲームです。正しい瞬間にギアをシフトし、ガスを思い切り踏む必要があります。また、大物たちと競いつつ、車のチューニングとアップグレードも行わなければなりません。世界中で最高のドライバーと車とカーレースに挑むことになり、ドラッグレースの王冠
上記はキャリアが対応を発表している文字エンコードであり、機種によっては公式に発表している文字エンコード以外にも対応している場合もあります。上記の表から、携帯サイトで共通に使える文字エンコードは「Shift_JIS」であることがわかります。このことから携帯サイトでは基本的に「Shift_JIS」を使って画面の入出力を行うことになります。ちなみにSoftBankの3GC型などの端末では、「Shift_JIS、EUC-JP、ISO-2022、UTF-8」のそれぞれに対応していますが、「EUC-JP、ISO-2022」はキャリアのゲートウェイを通過するときに「Shift_JIS」に自動的に変換されてきます。そのため出力はできますが取り扱いはShift_JISとなるため、SoftBankのみの携帯サイトの場合はShift_JISかUTF-8に絞って対応するとよいでしょう。 絵文字を考慮に入れた文
端末特性に応じたユーザビリティの考え方最も身近で、どこでも気軽に使えるインターネット端末となった携帯電話。端末の急速な普及とハイスペック化にともない、携帯電話向けインターネットサービスによるマーケティングが各企業で本格的に取り組まれるようになっています。PC向けWebサイトと同様、携帯向けWebサイト(以降“モバイルサイト”)の構築においても当然、ユーザビリティの高いサイトを構築することが各企業のビジネスによい影響をもたらすことは必然です。 しかし、モバイルサイトでは、これまで各企業が構築・運用してきたPC向けWebサイトと比べると、画面サイズや1ページで表示できるページ容量制限、キャリアごとの違いなど、モバイルならではの制約があります。それらを踏まえたうえで、どうすればモバイルサイトでユーザーにメッセージを正確に伝えることができ、ストレスなく利用できるユーザビリティの優れたサイトを実現で
さっそく、読者の方から、「iモードブラウザ」が「2.0」になりましたが、 携帯サイト市場としてすぐに対応は必要ですか? というご質問を頂いたので、今更ではありますが僕なりの見解をお伝えしますね。 結論から言うと 「もちろん動向をウォッチしていくことは必要だが、焦ってすぐに対応する必要はない」 と思います。 iモードブラウザ2.0がドコモ新機種(昨年の夏モデル)に搭載されたとき、 技術系のブログではいち早く過去のブラウザバージョンとの違いを比較した情報を伝えていましたが、 私はその情報はもちろん作り手として知る必要はあると思うんですけど、 おそらく皆さんが思っているのは、そうではなくて、 じゃぁすぐに対応すべきかっていうことだと思うんです。 確かに携帯サイト業界のトレンドや動向は変化が早いと言われますが、 XHTML+CSSベースで携帯サイトが作れるようになった今でも、 核となる制作ノウハウ
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