オーストラリアでのカプセルコンテナ積み込み(Credit: JAXA)2020年12月8日、小惑星探査機「はやぶさ2」の再突入カプセルが日本に帰りました。 12月6日に地球帰還を果たしたカプセルは同日(日本時間、以下同じ)に回収され、現地でガス分析を行った後梱包され、チャーター機で7日22時30分にウーメラ空港を出発、8日7時9分に羽田空港に着陸しました。 運んだ機体はダッソー社のファルコン7X。「はやぶさ2」が「はやぶさ」という名前の航空機で戻ってきたのですが、津田プロジェクトマネージャによればこの一致は「たまたま」とのことでした。朝焼けの中の着陸でした。 羽田空港に着陸する「はやぶさ2」カプセル輸送機。着陸直前、朝焼けに染まるカプセル輸送機■直ちに「里帰り」サンプルを収めたコンテナは空港内でただちにトラックに積み替えられ、「故郷」である神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所(ISAS