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hayabusaに関するYaSuYuKiのブックマーク (255)

  • 「はやぶさ2」再突入カプセル、日本に到着

    オーストラリアでのカプセルコンテナ積み込み(Credit: JAXA)2020年12月8日、小惑星探査機「はやぶさ2」の再突入カプセルが日に帰りました。 12月6日に地球帰還を果たしたカプセルは同日(日時間、以下同じ)に回収され、現地でガス分析を行った後梱包され、チャーター機で7日22時30分にウーメラ空港を出発、8日7時9分に羽田空港に着陸しました。 運んだ機体はダッソー社のファルコン7X。「はやぶさ2」が「はやぶさ」という名前の航空機で戻ってきたのですが、津田プロジェクトマネージャによればこの一致は「たまたま」とのことでした。朝焼けの中の着陸でした。 羽田空港に着陸する「はやぶさ2」カプセル輸送機。着陸直前、朝焼けに染まるカプセル輸送機■直ちに「里帰り」サンプルを収めたコンテナは空港内でただちにトラックに積み替えられ、「故郷」である神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所(ISAS

    「はやぶさ2」再突入カプセル、日本に到着
  • 「はやぶさ2」カプセル分離成功! 着陸までの流れ

    JAXAは、2020年12月5日10時30分から「はやぶさ2」再突入カプセル分離運用を行いました。カプセルは14時30分に正常に分離され、現在地球に向かって落下しています。 分離を喜ぶ(Credit: JAXA)12月6日2時28分27秒に大気圏再突入、同日3時前にはオーストラリア・南オーストラリア州のウーメラ立入制限区域内に降り立つ予定です。夜明けを待って回収されたカプセルは、現地でガスの初期分析を行った後に特別機で日に輸送され、早ければ12月8日に「帰国」します。 帰国後はただちに神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に運び込まれ、開封の準備が始まります。 今日の運用の流れ10時 臼田宇宙空間観測所のアンテナでチェック開始 11時6分 探査機の状態確認が終わり、カプセル分離運用を開始 11時45分 最初のシーケンスが行われる 13時 分離姿勢一歩手前に姿勢変更 14時20分 最終G

    「はやぶさ2」カプセル分離成功! 着陸までの流れ
  • 「はやぶさ2」本体、新目標への軌道変更完了

    カプセル分離を終えた小惑星探査機「はやぶさ2」は2020年12月5日14時56分から、地球圏離脱に向け姿勢変更を始めました。 15時30分に地球衝突軌道離脱のための第1回噴射(TCM-5a)を実施しました。 軌道確認の後、16時00分に第2回(TCM-5b)、16時30分に第3回(TCM-5c)の噴射を行いました。 この結果、「はやぶさ2」は地球に衝突する軌道から、地球をかすめて飛び去る軌道に遷移しました。この瞬間、管制室では拍手、握手など喜び合う運用メンバーの姿が見られました。 TCM-5cの成功宣言後、喜びに沸く管制室(Credit: JAXA)管制室のメンバーで記念撮影(Credit: JAXA)新たな目標は小惑星「1998KY26」、到着は2031年頃の見込みです。 この後、探査機体は地球上空をかすめ飛びながら、地球やそこに再突入していくカプセルの光の撮影、南極の夜光雲、月の観測

    「はやぶさ2」本体、新目標への軌道変更完了
  • 「はやぶさ2」地球帰還を目前にした歴代プロマネの思い

    soraeでは、これまでに12月5日14時30分に実施された『「はやぶさ2」カプセル分離成功! 着陸までの流れ』、同日15時30分から開始した「精密軌道制御運用」の成功に関する『「はやぶさ2」体、新目標への軌道変更完了』を報じてきました。 まもなく「はやぶさ2」のカプセルが地上に帰還します。そこで時系列のおさらいやカプセル回収に関して、「はやぶさ2」の次のミッション、そして「歴代プロジェクトマネージャ」の地球帰還を目前にした心境をお届けします。 時系列のおさらいリエントリ運用開始からの運用を時系列順に整理しておきます。(以下、全て日標準時) 10:30 リエントリ運用開始 11:15 カプセル電源内部へ切り換え 12:59 カプセル分離準備姿勢へ 14:13 カプセル分離姿勢へ 14:30 カプセル分離→TCM5姿勢へ 15:30 TCM5a 16:00 TCM5b 16:30 TCM

    「はやぶさ2」地球帰還を目前にした歴代プロマネの思い
  • 「はやぶさ2」カプセル帰還、オーストラリア上空に火球輝く

    2020年12月6日2時29分、オーストラリア上空において「はやぶさ2」再突入カプセルが大気圏に再突入し、火球が観測されました。 プレスセンターで流れたカプセル帰還の映像(Credit: JAXA)喜ぶ管制室(Credit; JAXA)2014年12月3日の打ち上げ以来、6年越しの帰還です。また、初代「はやぶさ」10年越しに実現した、2度目の小惑星サンプルリターンです。カプセルは無事に着地したとみられ、3時7分ごろに着地点の推定が終わったところです。(続報、カプセルは5時前に発見されました。) この後の流れこの後は推定結果に基づきヘリコプターが飛んで予想地点付近を撮影、持って帰って位置特定をし、夜明けを待って回収班が着陸地点に向かいます。 最も早いスケジュールの場合、カプセルは6日中に回収・洗浄・ガス簡易分析を終え、7日にオーストラリアを出発、8日に日に帰ってくることになります。 日

    「はやぶさ2」カプセル帰還、オーストラリア上空に火球輝く
  • 「はやぶさ2」カプセル全て発見、主要部分回収終了

    12月6日未明に地球帰還を果たした「はやぶさ2」の再突入カプセルですが、早速の捜索の結果、全てのパーツが見つかりました。 カプセルの構成カプセル各部分。初代「はやぶさ」のものだが、今回も形式は大きく変わっていない(Credit: 金木利憲)画像のようにカプセルは「全面ヒートシールド」「インスツルメントモジュール(パラシュート付き)」「背面ヒートシールド」の3パーツから構成されています。大気圏再突入時がこれらが一体となっており、高度10km付近でパラシュートを展開する際に分離し、それぞれ別の場所に落下します。 カプセル全体像(Credit: JAXA)3パーツのうち最も重要なのはインスツルメントモジュールで、この中央部に小惑星リュウグウのサンプルが納められたサンプルコンテナがセットされています。ここは必ず見つけたい部分なので、ビーコンや目立つ色のパラシュートなど発見しやすくするさまざまな仕掛

    「はやぶさ2」カプセル全て発見、主要部分回収終了
  • 国立天文台のすばる望遠鏡が帰還間近の「はやぶさ2」を捉えた!

    国立天文台は11月25日(ハワイ現地時間)、国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」が、12月6日に地球へ帰還するJAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」を撮影することに成功したと発表しました。 すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「HSC」によって撮影された「はやぶさ2」(中央の光点)(Credit: 国立天文台)こちらの画像で中央に小さな点として写っているのが、現地時間11月20日にすばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム(HSC)」によって撮影された「はやぶさ2」です。はやぶさ2の動きに合わせながら撮影された3分間露出の画像5枚から作成されているため、背景の星は細長く伸びた点線として写っています。 また、次の連続画像はすばる望遠鏡が撮影した5枚の画像をアニメーション表示したもので、「はやぶさ2」は中央付近を左上から右下に向かって移動しているか

    国立天文台のすばる望遠鏡が帰還間近の「はやぶさ2」を捉えた!
  • はやぶさ2、カプセル回収に向け準備進む

    2020年11月16日、JAXAは「はやぶさ2」の最新情報について発表しました。今回の内容は、化学エンジンによる精密軌道制御の第2回(TCM-2)の結果、帰還カプセル回収班の現状、カプセル回収後の作業計画についてでした。 TCM-2とカプセル回収班の現状TCM-2は11月12日に実施され、予定通りの軌道修正ができました。これにより、地球への最接近高度を約310kmから290kmに落とし、より地表に近づく軌道となりました。 カプセル回収班は、先発隊が11月1日にオーストラリア入国、16日に回収拠点となる南オーストラリア州のウーメラに向かいます。隊(後発隊)は11月9日に入国、現在先発隊と同じくアデレードで検疫隔離を行っています。オーストラリアは現在外国人の入国を原則認めていないため、特別の許可を得ての入国になります。現時点で新型コロナウイルス発症者はいないとのことです。回収班はこの後、回収

    はやぶさ2、カプセル回収に向け準備進む
  • 長野県に新設されたJAXAのアンテナが「はやぶさ2」への送信に成功!

    美笹新宇宙探査用地上局の54mパラボラアンテナ(Credit: JAXA)JAXA(宇宙航空研究開発機構)は10月6日、運用開始に向けて準備が進められている長野県佐久市の新しい地上局「美笹(みささ)深宇宙探査用地上局」(以下「美笹局」)において、小惑星探査機「はやぶさ2」への指令信号の送信に成功したことを発表しました。 美笹局で運用される54mパラボラアンテナは2019年に完成し、運用開始に向けた準備が進められています。2019年12月には「はやぶさ2」から送信されたX帯(8GHz帯)の電波を、2020年4月にはKa帯(32GHz帯)の電波を受信することに成功しており、残るは送信機能の確認のみとなっていました。 美笹局から「はやぶさ2」への指令信号の送信は2020年10月5日19時30分~22時30分にかけて、X帯(7GHz帯)の電波を使って実施されました。今回の送信成功により、美笹局の開

    長野県に新設されたJAXAのアンテナが「はやぶさ2」への送信に成功!
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2020/10/09
    順調なようだ。コロナウイルスで予定が吹っ飛んだのだが、春にでも行ってみるか
  • リュウグウ表面に別タイプの小惑星の岩石が存在。はやぶさ2の観測で判明

    はやぶさ2によって撮影された小惑星リュウグウの表面に散在する明るい色合いの岩石(矢印)を示した図(Credit: 2020 Tatsumi et al.)東京大学の巽瑛理氏らの研究グループは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」が観測とサンプル採取を行った小惑星「リュウグウ」の表面に存在する明るい色合いをした岩石を調べたところ、リュウグウの元になった天体(母天体)と衝突した小惑星に由来する可能性が高い岩石が見つかったとする研究成果を発表しました。 ■母天体を破壊した小惑星の破片が混ざった可能性が高いとみられるリュウグウは有機物を多く含むC型小惑星に分類されていて、母天体が破壊された際の破片が集まって形成されたとみられています。研究グループは、はやぶさ2の「光学航法カメラ(ONC)」と「近赤外分光計(NIRS3)」の観測データをもとに、全体的に暗い色合いをしたリュウグ

    リュウグウ表面に別タイプの小惑星の岩石が存在。はやぶさ2の観測で判明
  • はやぶさ2帰還記念『劇場版HAYABUSA2〜REBORN』11月27日に劇場公開

    2020年12月6日に地球に帰還する小惑星探査機「はやぶさ2」を記念して、『劇場版HAYABUSA2~REBORN』が11月27日(金)から公開されることが決定しました。 公式サイト:http://www.live-net.co.jp/hayabusa2reborn_g/ 『劇場版HAYABUSA2~REBORN』は、シリーズ3部作の完結編となる作品で、1作目の「HAYABUSA – BACK TO THE EARTH -」と2作目の「HAYABUSA2~REBORN」を組み合わせ再編集した作品で、2014年12月3日に小惑星リュウグウでの探査をするために打ち上げられた「はやぶさ2」が、地球を旅立ってからいくつもの困難を乗り越え、小惑星リュウグウにてサンプルを採取するまでを描きます。 また、公開された『劇場版HAYABUSA2~REBORN』のポスタービジュアルは、はやぶさ2が小惑星リュウ

    はやぶさ2帰還記念『劇場版HAYABUSA2〜REBORN』11月27日に劇場公開
  • はやぶさ2プロジェクトが応援メッセージを募集中。みんなの思いを伝えよう!

    はやぶさ2(左上)と大気圏に再突入するカプセル(下)のイメージ (Credit:JAXA)小惑星探査機「はやぶさ2」がオーストラリアのウーメラ立ち入り制限区域にカプセルを届ける12月6日まで、あと3か月を切りました。ミッションの最終局面を迎えたはやぶさ2プロジェクトは、改めて一般からの応援メッセージを募集しています。 メッセージの送信方法はWebフォーム経由かツイッター経由の2通り。WebフォームにはこちらのURL( http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/202009_message/ ※ページ下部のイラストが目印です)からアクセスが可能で、文字数は最大200文字まで。ツイッターを利用する場合はハッシュタグ「#はやぶさ2地球帰還」を付けて送信します。 Webフォームは文章のみ送信可能となっており、画像を添付したい場合はツイッターの利用が勧められています。は

    はやぶさ2プロジェクトが応援メッセージを募集中。みんなの思いを伝えよう!
  • はやぶさ2、地球帰還まで約100日。豪州政府から予定地の着陸許可が発行

    カプセルの大気圏再突入イメージ (Credit: JAXA)国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月19日、小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載されたカプセルの地球帰還の着陸想定地を管轄している豪州政府から着陸許可が発行されたことを発表しました。豪州政府の発行日は8月6日。 また、7月14日のJAXAの発表の際にsoraeでもお伝えした通り、カプセルの再突入予定日は2020年12月6日を予定しています。着陸予定地は、南オーストラリア州のウーメラ立入制限区域。ウーメラ立入制限区域とは、南オーストラリア州中部にある127,000平方kmの面積がある世界最大の地上軍実験・演習施設・航空宇宙施設で、初代「はやぶさ」のカプセルが着陸した場所でもあります。 各イベントの実施日時は7月14日現在未定(Credit: JAXA)関連:「はやぶさ2」2020年12月6日に地球帰還 JAXA発表 な

    はやぶさ2、地球帰還まで約100日。豪州政府から予定地の着陸許可が発行
  • 【解説】「はやぶさ2」拡張ミッションは、あらゆることが実験に

    JAXAは、2020年7月22日、小惑星探査機「はやぶさ2」の地球圏再離脱後の拡張ミッション計画について発表しました。 予算等が承認されれば、搭載機器や機体そのものの長期耐久試験などを行いながら、新たな小天体を目指して飛行を続けることになります。 目標となる天体は、「2001 AV43」「1998 KY26」の2つが最終候補となっており、秋頃までに科学的価値や実現可能性などを考慮して決定されます。いずれも数十mサイズのごく小さい天体で、10分程度という極めて速い自転速度で回転しています。このタイプの小惑星はまだ直接観測されておらず、無事に到達できれば人類初の成果になります。 2つの小惑星の概要 (Credit: JAXA)2段階の目的地選び目的地の絞り込みは、2段階で行われました。最初の条件は以下の4つです。 ①「はやぶさ2」の残りの推進剤で到達できること ②火星より太陽に近い軌道であるこ

    【解説】「はやぶさ2」拡張ミッションは、あらゆることが実験に
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2020/07/28
    拡張ミッションは、すでに減価償却がすべて終わった設備で行うので、資金的な効率が非常に良い(地上設備と人員の費用のみ)。うまく予算をつけてほしい
  • 「はやぶさ2」2020年12月6日に地球帰還 JAXA発表

    カプセルの大気圏再突入イメージ (Credit: JAXA)JAXAは2020年7月14日、小惑星探査機「はやぶさ2」の再突入カプセル地球帰還日が2020年12月6日(日時間/オーストラリア時間)になると発表しました。 着陸場所は、初代「はやぶさ」と同じくオーストラリア、南オーストラリア州のウーメラを予定しています。 ■現状と今後の予定各イベントの実施日時は7月14日現在未定(Credit: JAXA)「はやぶさ2」は、2019年11月13日に小惑星「リュウグウ」を出発し、地球への帰還軌道に入っています。2020年7月14日現在の地球からの距離は9200万km、リュウグウからの距離は404万km。打ち上げ以来の総飛行距離は49.2億kmで、残り3.2億kmで、順調に飛行中です。 5月12日以来イオンエンジンの加速運転が続いており、これは9月中旬まで続きます。10月以降は最終誘導フェーズと

    「はやぶさ2」2020年12月6日に地球帰還 JAXA発表
  • はやぶさ2が作った「人工クレーター」の大きさや深さが判明!

    小惑星探査機「はやぶさ2」の想像図(Credit: DLR)宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、小惑星「リュウグウ」において昨年2019年2月と7月にサンプル採取を実施し、現在は地球への帰路についています。2度目の採取ははやぶさ2によって人工的に形成されたクレーターの付近で行われたのですが、この人工クレーターの大きさや深さを分析した論文が、クレーター形成の瞬間から数分間の様子を捉えた画像とともにサイエンスの電子版に掲載されました。 ■形成されたクレーターの直径は14.5m、深さは1.7mはやぶさ2によって形成された人工クレーターの分析結果を示した図。クレーターの直径(赤い点線)は14.5m、最深部(ピット、緑の点線)の深さは1.7mとみられる(Credit: Arakawa et al.,Science 2020)荒川政彦氏(神戸大学)らの研究チームによって今回

    はやぶさ2が作った「人工クレーター」の大きさや深さが判明!
  • 「はやぶさ2」イオンエンジンすべて順調、カプセル到着は今年11月~12月

    2月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のはやぶさ2プロジェクトチームは記者説明会を開催。昨年2019年11月に小惑星「リュウグウ」を出発した小惑星探査機「はやぶさ2」について、帰還に欠かせないイオンエンジンを中心とした現状が語られました。 ■帰路の第1期運転を終えたイオンエンジンは4基すべてが順調小惑星探査機「はやぶさ2」の想像図(Credit: DLR)昨年11月13日にリュウグウを出発したはやぶさ2は、同年12月3日から地球帰還に向けた第1期イオンエンジン運転を開始しました。その後は今年2020年2月5日にイオンエンジンを一旦停止。軌道の精密測定を実施した上で、2月18日からは軌道の微修正を実行。記者説明会直前となる2月20日午前をもって、第1期イオンエンジン運転を完了しました。 希ガスの一種であるキセノン(Xe)をイオン化して噴射するイオンエンジンは、地球とリュウグウを往復する

    「はやぶさ2」イオンエンジンすべて順調、カプセル到着は今年11月~12月
  • 「はやぶさ2」帰還へ 1回目のエンジン噴射 無事終了 | NHKニュース

    の探査機「はやぶさ2」は、地球に帰還するための1回目のメインエンジンの噴射を無事に終えて、計画どおり飛行を続けているとJAXA=宇宙航空研究開発機構が公表しました。 JAXAは20日、記者会見を開き、メインエンジンであるイオンエンジンをおよそ880時間噴射し1回目の噴射が無事に終了したことを公表しました。 「はやぶさ2」は1秒間に24.35キロのスピードで、地球からおよそ2億3900万キロ離れた場所を計画どおり飛行しているということです。 「はやぶさ2」は、ことし5月から2度目となるイオンエンジンの噴射を行い、「リュウグウ」の岩石の破片が入ったとみられるカプセルを、ことし11月から12月にかけて分離してオーストラリアの砂漠に落下させる計画です。 また「はやぶさ2」は、その後、新たな探査を行うことが検討されていて、JAXAはことし夏ごろまでに具体的な計画を決めたいとしています。 JAXA

    「はやぶさ2」帰還へ 1回目のエンジン噴射 無事終了 | NHKニュース
  • はやぶさ2のキーパーソンが語るミッションの舞台裏。日本科学未来館でトークセッション開催へ

    科学未来館は、トークセッション『小惑星探査機「はやぶさ2」地球へ帰還中! ~プロジェクトを率いるキーパーソンと、クールに熱く語り合う』を2020年2月23日(日)に開催します。 はやぶさ2のミッションを統括するプロジェクトマネージャの津田雄一氏が、会場からの質問を受けたり、はやぶさ2の数々の成果はもちろん、ミッション中の管制室の様子や研究者・技術者の思い、さらに今後の小惑星探査について語られます。 はやぶさ2は2018年6月に小惑星「リュウグウ」に到着後、1年5か月の滞在の間に、リュウグウ表面への2回のタッチダウン、人工クレーターの生成など、7つの世界初となる成果を上げました。昨年11月にリュウグウを離れ、今年11~12月に地球にサンプルを届けるべく帰路航行中です。「はやぶさ」が訪れた小惑星「イトカワ」とは異なるタイプの小惑星リュウグウの表面および地下から採取したサンプルには、太陽系誕

    はやぶさ2のキーパーソンが語るミッションの舞台裏。日本科学未来館でトークセッション開催へ
  • はやぶさ2、リュウグウから出発。地球まで約1年の旅へ

    JAXAは2019年11月13日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから出発したのを確認したと発表しました。 2014年に打ち上げられた「はやぶさ2」は2018年6月からリュウグウの探査を開始し、サンプルの回収や探査機の放出など、さまざまなミッションに取り組んできました。 そして11月13日、はやぶさ2は化学推進系スラスタを噴射し、軌道制御の運用を実施。そして秒速9.2センチメートルでリュウグウからの離脱を開始しました。 今回のミッションについて津田雄一プロジェクトマネージャーは、「貴重なお土産と、時を忘れるほど夢中なひとときをくれたリュウグウをついに出発します。あなたのおかげで地球人はよい歳をとることができました。『はやぶさ2』はこれより進路一路地球を目指します。ありがとう乙姫様、また逢う日まで」とコメントを寄せています。 はやぶさ2はすでにすべての科学観測ミッションを終えてお

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