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ブックマーク / note.com/econ101_ (19)

  • ノア・スミス「この20年で日本はどう変わったか」(2026年4月1日)|経済学101

    この独特な国についてつらつら考えてみるとひょっとしてこの何年かで初めてかもしれない.先日,X で間違いなく興味深いことが起きた.X で日語ツイートが英語に自動翻訳されて,英語圏ユーザーのおすすめに表示されはじめたんだ.他国に比べて,日の人たちの X 利用率はずっと高い.その理由の大半は,X では名を明かさずに投稿できるおかげで素性を知られないまま私的な生活について公開で発言できることにある.たいていの人は私生活でこのプラットフォームを利用しているので,もっぱら政治論議に利用されている英語圏の X に比べて,日語の X はずっと毒性が低い. だから,〔日語ツイートの〕正気と健全性が流れ込んできて英語圏の X ユーザーが歓喜したのも,ムリはなかった.風変わりな日のネット文化のいろんな楽しみに喜んだのは,言うまでもない.ぼくの予想では,このハネムーン期は短期しか続かず,やがて英語圏の

    ノア・スミス「この20年で日本はどう変わったか」(2026年4月1日)|経済学101
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    YoshiCiv 2026/04/20
  • ノア・スミス「ぼくらは第三次世界大戦の前哨戦を見ている?」(2026年3月11日)|経済学101

    Photo by Dōmei Tsushin via Wikimedia Commonsそれぞれの同盟関係は強まりつつあるし,兵器は配置されつつある 上に載せた写真は,1939年におきた「ノモンハンの戦い」(ノモンハン事件)の一コマだ.この戦いは4ヶ月続いた.実のところ,これは1935年に宣戦布告なしで事実上はじまった大日帝国とソビエト連邦の戦争のなかの大きな局面でしかない.開始から4年後の1939年に,第二次世界大戦がはじまる.この戦いの勝者はソ連だった.戦車をよりよく用いたその勝利は,のちにおとずれた第二次世界大戦の帰結を予示していた. この事例にありありと現れているのは,こんなことだ――公式には第二次世界大戦はドイツのポーランド侵攻で始まったけれど,最終的な大戦の勃発を予示していた紛争や,やがて世界大戦と合流していった紛争は,それより数年前,1930年代中盤にはじまっていた.第二次

    ノア・スミス「ぼくらは第三次世界大戦の前哨戦を見ている?」(2026年3月11日)|経済学101
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    YoshiCiv 2026/03/24
  • ノア・スミス「誰も語っていないAIバブル崩壊の第三シナリオ」(2025年12月9日)|経済学101

    Art by Nano Banana ProAI がモノになるとしても,そして,すごく急速に採用がすすんだとしても,利益はうまないかもしれない 実は,AIバブルとその崩壊の可能性についてはすでにたくさん記事を書いてきた.8月には,データーセンターの資金調達をプライベートクレジットで行うと,いざバブルが崩壊したときに金融危機につながりかねないおそれがあるんじゃないかと論じた.続いて,収益性についての記事を書いて,AI 業界はみんなの予想よりもずっと競争が激しいかもしれないという考えを投げかけてみた.10月には,AIアメリカ経済を下支えしている状況について書いた. それでもさらに記事を書こうかなって思い立ったのは,ほぼすべての AI バブルに関する論議で,決定的に重要なシナリオが取り上げられずにいるのを目にしているからだ. 一連の記事を書いてから,「いまの AI はバブルだ,もうじき弾ける

    ノア・スミス「誰も語っていないAIバブル崩壊の第三シナリオ」(2025年12月9日)|経済学101
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    YoshiCiv 2026/03/10
  • ノア・スミス「多極化した世界の姿が少しはっきりしてきた」(2026年3月1日)|経済学101

    Image via Kareem Rifai新しいイラン戦争について考えたことを少々さらに AI について記事を書いて公開するつもりだったんだけど,そこにアメリカとイスラエルによるイラン攻撃が起きた.なので,今回はそっちを取り上げようか. 昨年6月,イスラエルはイランに対して一連の攻撃を実施し,大した抵抗も受けなかった.トランプは短い間ながらこれに加わってイランの核施設に2回ほど空爆を行った.その後,ホワイトハウスはこんな声明を意気揚々と出した――「イランの核施設は壊滅した――そんなことはないという主張はフェイクニュースだ.」 これは明らかに事実とちがっていた.かくして,あれから8ヶ月後のいま,トランプは壊滅したはずのイラン核施設を一掃するという名目でさらなる攻撃を命じている. 6月のときはイラン攻撃について記事を書かないことにした.なぜって,単純に,そんなに重要そうに思えなかったからだ.

    ノア・スミス「多極化した世界の姿が少しはっきりしてきた」(2026年3月1日)|経済学101
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    YoshiCiv 2026/03/04
  • ノア・スミス「AI がちょっぴり期待外れになるかどうかにアメリカの未来はかかってるのかも」(2025年10月12日)|経済学101

    Photo by Siddhant Kumar on Unsplashアメリカ経済の支柱がひとつ倒れたら,トランプ政権は大コケするだろういま大勢の人たちの脳裏でざわついている問題といえば,これだ:「なんでアメリカ経済は持ちこたえてるんだろう?」 トランプ関税で製造業は大打撃を受けているし,雇用統計の数字もふるわないし,消費者感情は2008年からの大不況レベルにまで落ちている: こういう警戒信号がともっているのに,ギリギリ経済の瓦解に見えなくもない事態すら起きていない.失業率はちょっとだけ上がったけれど,まだまだ極めて低いし,働き盛りの人たちの雇用率は史上最高水準近くにとどまっている(労働市場の健康状態を見るときにぼくが重宝してる数字が雇用率だ).ニューヨーク連銀の GDPナウキャストでは,GDP 成長率の目下 2% をわずかに上回って推移している一方で,アトランタ連銀のナウキャストはそれよ

    ノア・スミス「AI がちょっぴり期待外れになるかどうかにアメリカの未来はかかってるのかも」(2025年10月12日)|経済学101
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    YoshiCiv 2025/11/02
  • ノア・スミス「高学歴専門職階級はアメリカの現実から遊離してる」(2024年11月10日)|経済学101

    「俺が,現実離れ?」 「いや,現実離れしてんのは,大学院も出てない連中の方だろ」 トランプ勝利から得られる教訓その三先週の共和党大勝利選挙から民主党が学ぶべき教訓について書いてきた.一目では,アイデンティティ政治ではヒスパニック系有権者に訴求できていない件をとりあげ〔日語記事〕,二目では,民主党が雇用ばかりを気にしすぎてインフレへの注意がおろそかだったことを語った〔日語記事〕.そして三つ目は,アメリカの階級についての教訓だ.高学歴専門職階級は,他の同胞たちから遊離しつつある.価値観・信念・情報の取り方で,彼らは他の人たちから距離が開きつつある. ほんの数年前まで確実視されていた人口統計的な傾向の多くが,今回の選挙ではひっくり返った.トランプ派,ヒスパニック系有権者たちを共和党支持に大きく転換させたようだし,大都市圏は他の地域よりもいっそう強く共和党支持に傾いた.でも,今回の選挙でも

    ノア・スミス「高学歴専門職階級はアメリカの現実から遊離してる」(2024年11月10日)|経済学101
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    YoshiCiv 2025/10/25
  • ノア・スミス「移民への反発と反動が日本にも現れた」(2025年7月22日)|経済学101

    Photo by Mottinn via Wikimedia Commonsいずれこうなるのは避けられなかった「あんなところやこんなところで日は他の先進国に先駆けている」なんて話をみんなよくする.昔だったら,その手の話題はテクノロジーだった.もっと最近だと,たいてい,セックスしない若者とかの社会の動向が語られる.ただ,ぼくが日に暮らしていたときには,日アメリカの後追いをしてるところに気がつくことがよくあった.ファッション音楽文化では,なにかの流行がアメリカで最高潮を迎えてから5年から10年くらいあとになって日で人気になるように見えた.[n.1] 「アメリカを再び偉大に」(MAGA) やヨーロッパの「ドイツのための選択肢」党 (AfD) の特色である外国人嫌いで陰謀論を好み自国生まれ優先のポピュリズムは,長らく日の主流政治には基的に見られなかった.2012年から2020年ま

    ノア・スミス「移民への反発と反動が日本にも現れた」(2025年7月22日)|経済学101
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    YoshiCiv 2025/07/24
  • ノア・スミス「関税:アメリカのさらなる自滅行為」(2025年4月3日)|経済学101

    アダム・スミスが言ったように,「よほど多くの愚行を続けねば一国は破滅しない」高校時代の歴史の先生は,風変わりな人だった.いまでも,こんなやりとりを覚えてる――「歴史上の人物って,たまにバカなことをするじゃないですか.あれはなんでですか?」とぼくが訊ねると,彼はニヤリとして逆に質問してきた.「なんで犬は自分のキンタマを舐めたりすると思う?」 とっさにいい答えが思いつかなくてまごついてると,先生は片っぽの眉をクイッとつり上げてこう言った.「できるからやるんだよ.」 いまいち腑に落ちない答えだったけれど,21世紀になってからというもの,アメリカはまさしくバカなことを「できるからやっている」ように思えることが多い. 「なんでイラク戦争なんてはじめちゃったの?」 「コロナウイルスのワクチン接種を拒否する人があんなにも大勢いたのはどうして?」 「どうして西海岸各地の都市が無秩序に陥るに任せてしまったの

    ノア・スミス「関税:アメリカのさらなる自滅行為」(2025年4月3日)|経済学101
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    YoshiCiv 2025/04/06
  • ノア・スミス「日本が移民を受け入れるようになった理由」(2024年12月31日)|経済学101

    Screen cap from a video by Noah Smith, Yoyogi Park, 2023そして,キミの国もきっとそうするだろう理由日論に関するノアの第一法則「アメリカでなにかの論議がしばらく続くと,そのうち誰かが自説の論拠に日を持ち出してくる」 日論に関するノアの第二法則「そういう論拠の8割は間違っている」 どちらの法則も,高技能移民の受け入れをめぐる最近の論戦で大いに発動してる.テック系右派は,(正しく)こう指摘した――「技能のある移民の流入は,アメリカがハイテク産業で競争優位を維持するのに欠かせない.」 他方,移民排斥論をとる右派のなかには,こんな主張を試みる人たちもいた――「インドからの移民流入を禁止してもアメリカはいまと変わらずうまくやっていける.STEM系従業員の訓練にもっとリソースを振り向ければいい.」 これが馬鹿げた言い分なのが明らかになると(ア

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    YoshiCiv 2025/03/29
  • ノア・スミス「イーロン・マスクを無能と侮るのは危険すぎる」(2025年2月23日)|経済学101

    Vaiz Ha, CC BY 2.0, via Wikimedia Commonsこんな男を侮ったら我が身を危うくしてしまうもっと長文の記事を書いてて,かれこれ2日もかかってる.そこで,合間に別の話をしよう.このところ見かけたバカげた発言のひとつに,こんなのがあった: セス・エイブラムソン: イーロン・マスクの伝記作家として言うと,彼の IQ は 100から 110 の間だと見ている.もっと IQ が高いという証拠は,彼の半生にはまったく見つからない. 「数字の打ち間違いかな」と思う人がいたらいけないので,繰り返しておきたい. マスクの半生には,IQ110 以上を示す証拠はゼロだ. もちろん,この発言はまちがってる.伝記作家のウォルター・アイザクソンによれば,イーロンは1980年代に二度目の SAT 受験で 1,400点をとってる.SAT スコアは IQ と高い相関を示す.見つかるかぎりの

    ノア・スミス「イーロン・マスクを無能と侮るのは危険すぎる」(2025年2月23日)|経済学101
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    YoshiCiv 2025/03/03
  • ノア・スミス「アメリカは指導者たちによって売り払われようとしている:メッテルニヒ=リンドバーグか,逆キッシンジャーか」(2025年2月21日)|経済学101

    ノア・スミス「アメリカは指導者たちによって売り払われようとしている:メッテルニヒ=リンドバーグか,逆キッシンジャーか」(2025年2月21日) 「中国ロシアと右派大同盟を結集できる」とトランプとイーロンが思ってるなら,その先に待ってるのはまた別の厄介ごとだ.By Jan Jacobsen, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commonsちょっと想像してみよう.中国ロシア連合に対してアメリカが大規模戦争に負けたら,どうなるだろう.勝利した中露連合は,降伏条件として,いったいアメリカにどんなことを強制するだろう? ぼくには確かなことはわからないけれど,第一次世界大戦の講和条件から考えてみると,アメリカ側が譲歩を強いられる項目は,こんな具合になるかもしれない: 撤退:中国ロシアの覇権に抵抗を試みている国々への支援を一方的に取りやめるのをアメリカは強いられるだろう.さ

    ノア・スミス「アメリカは指導者たちによって売り払われようとしている:メッテルニヒ=リンドバーグか,逆キッシンジャーか」(2025年2月21日)|経済学101
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    YoshiCiv 2025/02/27
    ノアスミスでさえ希望的観測に縋るほど世界が不安定ならハテブのブクマカには何もわからん。
  • ノア・スミス「日本・韓国・ポーランドはいますぐ核武装すべきだ」(2025年2月19日)|経済学101

    Photo by Indian Ministry of Defence, via Wikimedia Commons(喫緊の内容を加えて再掲) 再掲の前置き1994年,ウクライナは核兵器を放棄した.アメリカロシアウクライナの国境と主権を尊重するという約束との引き換えだった. 2022年に,ロシアはその合意をたがえて,不当にウクライナ国境に侵攻して領土の一部を要求した.2025年に,アメリカ大統領ドナルド・トランプロシア首脳部と会談を行った.報道によれば,ウクライナ戦争を始めたと虚偽にもとづいて同国を非難し,ロシアによるウクライナ領土の征服を容認する「和平合意」を提案したという. これを,北朝鮮の経験と対比してみよう.2006年に,北朝鮮は初の核兵器実験を行った.いま,同国は約50の核兵器を保有していると見られている.北朝鮮貧困に喘ぎ,敵対的な大国たちと信用しがたい同盟国たちに囲ま

    ノア・スミス「日本・韓国・ポーランドはいますぐ核武装すべきだ」(2025年2月19日)|経済学101
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    YoshiCiv 2025/02/21
  • ノア・スミス「この大統領選から学べること:アイデンティティ政治は機能していない」(2024年11月7日)|経済学101

    Source: Googleトランプ勝利からえられる教訓その一まあ,ご存じの通り,ぼくが好むような結果にはならなかった. 前々からあけすけに語っていたように,「トランプアメリカにとってロクでもない選択肢だ」とぼくは考えているけれど,アメリカ人がこういう選択を下したのは否定しようもない.目下,トランプは,激戦州(スイングステート)すべてを勝ち取る見込みだ.全米のあらゆる郡で,2020年の実績を上回る結果を見せている.一般投票でも過半数を獲得すると見られている――共和党にとって,2004年から実に20年ぶりのことだ.いまだにぼくは選挙人団という制度が気に入らないけれど,2016年のように,今回の結果を選挙人団制度のせいにするわけにはいかない.それどころか,トランプの勝利はもっと全般的な共和党支持への地滑りによるところがある――共和党は上院を掌握したし,すでに過半数だった下院でもさらに議席を増

    ノア・スミス「この大統領選から学べること:アイデンティティ政治は機能していない」(2024年11月7日)|経済学101
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    YoshiCiv 2024/11/09
    “民主制では,「組織的な抵抗ではなく説得によって自分たちは勝利できる」と二大政党の双方が信じている必要がある.”日本の野党は信じてなさそう。
  • ジョセフ・ヒース「ジョン・ロールズと西洋マルクス主義の死」(2024年8月25日)|経済学101

    その昔,まだ私が学部生だった冷戦末期に,政治哲学で最高に熱い事態が起きていた.それは,英語圏でのマルクス主義の力強い再興だ.その仕事の大半は,「分析マルクス主義」という旗の下で進められていた(別名「たわごと無用のマルクス主義」ともいう).その発端となったのは,ジェラルド・コーエン『カール・マルクスの歴史理論:その擁護』の出版だ(あと,同書出版後にコーエンがオックスフォード社会政治哲学のチェリ講座教授に就任したこと).一方,ドイツでは,ユルゲン・ハーバマースの素晴らしく小さくまとまった『後期資主義における正統化の問題』が出て〔1975年〕,マルクスによる資制のさまざまな危機の分析を現代のシステム理論の言語に翻案して新たな息吹を吹き込む期待が高まった.若い急進主義者にとっては,実に熱い時代だった.誇張抜きに,こう言ってもいい――当時,政治哲学に携わっていたきわめて聡明でとりわけ重要だった人

    ジョセフ・ヒース「ジョン・ロールズと西洋マルクス主義の死」(2024年8月25日)|経済学101
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    YoshiCiv 2024/08/27
  • ノア・スミス「働く女性たちの物語にノーベル経済学賞」(2023年10月12日)|経済学101

    クラウディア・ゴールディンはいかにしていろんな糸をひとつに紡ぎ合わせたかBy Editing1088 - Own work, CC BY-SA 4.02023年のノーベル経済学賞は,クラウディア・ゴールディンにおくられた.労働市場で女性に生じた変化に関する研究が受賞理由だ.彼女が受賞してすごくびっくり,ということはない.経済学者たちのあいだでは,ゴールディンは実証経済学で進んだ「信頼性革命」(“credibility revolution”) の主要な先駆者の一人と広く認められているからだ. ノーベル経済学賞(お好みなら「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」と呼んでもいい)についてぜひ理解しておいた方がいいのは,これが典型的に研究手法の賞だってことだ.化学や医学みたいに特定の発見を称えるのではなく,ノーベル経済学賞では,いろんな発見をするための新しい方法を開発した研究者

    ノア・スミス「働く女性たちの物語にノーベル経済学賞」(2023年10月12日)|経済学101
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    YoshiCiv 2023/10/13
  • ノア・スミス「西洋の左翼は混乱してる」(2023年10月10日)|経済学101

    Photo by Stuart Meissner無辜の市民の虐殺をうれしげに支持するのは,残忍としか言えないじきに経済ネタのブログ活動に戻るよ.約束する.そのときは,まずクラウディア・ゴールディンのノーベル経済学賞から取り上げよう〔追記:こちら〕.ただ,まずは,イスラエル-ハマス戦争についてもうひとつ,書いておかないといけないことがある. 冒頭の画像は,アメリカ民主社会主義党のニューヨーク市支部がパレスチナの大義を支持して行った集会の様子だ.この集会が行われたのは10月8日,1,000人以上のハマスの武装集団がイスラエルを攻撃した翌日のことだ.これだけじゃなく,全米各地のアメリカ民主社会主義党の支部も同様の集会を開いたし,あちこちの大学のキャンパスでも集会は開かれた.報道によると,写真に写ってる女性は,イスラエル支持の反・抗議派の人たちに鉤十字を見せつけたそうだ. まだこの件をあまり読んで

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    YoshiCiv 2023/10/12
  • ノア・スミス「東京は新しいパリだ」(2023年7月17日)|経済学101

    Photo by Astemir Almov on Unsplash「しあわせに暮らせる場所は,この世に2つだけ.我が家と,パリだ.」――アーネスト・ヘミングウェイ 地上で最高の都市はどこだろう? 「ニューヨーク市」って答える人がいても,笑い飛ばしたりはしない.いまなお名目上は世界最大の経済大国で金融ハブの役回りをしているニューヨーク市は,他のどこの都市でもかなわないほどの経済力を有しているし,地球上の名もなき数百万もの人々にとって,いまでもあそこは夢の都市だ.「上海」って答えが返ってきたら,ぼくとしては懐疑的になってちょっと口を「へ」の字に曲げてしまうかもしれない.とはいえ,富と権力の中心としていずれ中国が先進諸国を圧倒する定めにあると思ってる人にとっては,上海はなるほど論理的な選択だろうね. でも,実のところ,最高の都市といったら東京だ. かくいうぼくは,またまた東京にいくべく支度を調

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    YoshiCiv 2023/08/16
  • ラジブ・カーン「なぜインテリは皆で“ウォーク(感情的文化左派化)”するのか、あるいは“保守”にならない理由」(2020年9月30日)|経済学101

    ラジブ・カーン「なぜインテリは皆で“ウォーク(感情的文化左派化)”するのか、あるいは“保守”にならない理由」(2020年9月30日) (ウォークしていない)進歩派の友人に、「インテリには、左派/進歩派が多くて、保守派が圧倒的に少ないのはなぜなんだい?」と聞かれた。私は大まかに2つの理由があると思っている。この2つは相互作用している。 まず1つ目の理由。IQが高い人は、抽象的思考、体系構築、合理的思考に馴染んていることである。左派、リベラリズム(自由主義)、リバタリアニズムといった思考形態は、合理性の体系化を端緒にしているので、IQの高い人は、そこからすぐになんらかの示唆を得ることができる。史的唯物論、ロールズ的政治哲学、新古典派経済学、自然権思想等を挙げられるだろう。保守主義は、統一的で普遍的な合理的思想体系を提示しないので、〔インテリからすれば〕選択肢は、不明瞭、ハッキリ確立されたものと

    ラジブ・カーン「なぜインテリは皆で“ウォーク(感情的文化左派化)”するのか、あるいは“保守”にならない理由」(2020年9月30日)|経済学101
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    YoshiCiv 2023/05/22
    “「集団には知恵が埋め込まれている」とし、集団の規範に従うという、保守派によって評価されている現象””この新しい狂信者たちは、「もしかしたら自身は間違えているかもしれない?」と自問自答を拒否している”
  • ノア・スミス「カーターとレーガンについてみんなが聞いてた話は間違いだらけだよ」(2023年2月21日)|経済学101

    70年代後半~80年代前半のあんな話こんな話を反駁する元大統領ジミー・カーターがホスピスに入って緩和ケアを受けはじめ,遠からず亡くなると予想されている.そこで今日公開する予定だった記事を急遽変更して,カーター(とレーガン)について2021年に書いた記事を再掲する.カーターはぼくが生まれる前に大統領だった人物だけど,「彼が大統領だった時期がいかにひどくて,レーガンによって国の方向がどう修正されたか」っていうすごく明快な物語を聞かさながら,ぼくは育った.で,大人になってからわかったのが,その物語が現実とかけ離れてるってことだった.というか,1970年代の課題の多くは――高インフレ,強すぎる規制,ソビエト連邦の復活といった課題は――カーターによって解決の端緒が開かれている.その一方で,レーガンがとったアプローチは,Uターンというよりもそれまでの継続という性格が強い.この記事を読んで70年代~80

    ノア・スミス「カーターとレーガンについてみんなが聞いてた話は間違いだらけだよ」(2023年2月21日)|経済学101
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    YoshiCiv 2023/03/22
    “「アメリカの政策は,ぼくらが思っているほどにはイデオロギーや大統領個人の性格に左右されてはいない”
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