ほうれん草や、レタスなどの葉もの野菜は、スーパーの陳列棚に長い時間置いていると、栄養が損なわれるような気がしますが、実はまったく逆で、栄養価は上がるのだそうです。 テキサス州の植物生理学者Dr. Gene Lester は、葉もの野菜に多く含まれる栄養素ビタミンA、B、Cなどは、光合成によって生成されるものだと分かっていましたが、スーパーで照明に照らされ続けている野菜も、光合成を続けるのかどうかは疑問に思っていました。 そこで、スーパーによくある葉もの野菜のパックを2つ買ってきて、1つはプラスチックパックに入れたまま約3度の温度に保ち、照明を常に当て続けるという、スーパーと同じ環境に置きました。もう1つは、他の条件は同じで、照明は当てずに、暗い環境に置きました。9日間放置した結果、照明を当て続けた野菜の方がビタミン含有量が多かったそうです。 もちろん、プラスチックパックの中の野菜は幾分しな