コヴィー博士は「7つの習慣」の中で、主体性を持つということを「人間として自分の人生に対して自ら選択し、自ら責任をとるということ」と定義しています。 「責任」という英単語のスペルは“responsibility”です。これは、“response(反応)”と“ability(能力)”が合わさったもの。つまり「責任」とは「自分の反応を選択する能力」のことであり、まさにコヴィー博士が定義する「主体性」と同じものだといえるでしょう。 多くの人を魅了し、数多くのベストセラーを出しているデール・カーネギー氏は、次のような言葉を残しています。 幸福に外部の条件は関係ない。心の持ち方に依存するのだ。 ――デール・カーネギー(『人を動かす』より) これは、主体性ということをよく表している言葉です。自分の人生の幸福は外部ではなく、自分自身の中の問題だということです。 同様に、コヴィー博士も「自分の身に何が起こる
![「7つの習慣」のベースとなる「第一の習慣」って?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d09de6cc1f762c5ff59c339d23115e64dafe4f98/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbizid%2Farticles%2F0907%2F07%2Fts_habit1.jpg)